黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

膳所の本社に響く祭りの太鼓。

2019-05-03 19:16:46 | Weblog

憲法記念日なので少々持論を。こういう場合、学校の先生は不自由で、うっかり本音で語ると「戦争をするのか!」とか「人権を無視するのか」などと叱られる。私、自由な…無責任じゃないですよ…おじさん。
憲法論争を観察すると、そもそも憲法の位置づけが食い違っている。
護憲派は「憲法というのは校歌のようなものである」と。
たとえばおうみ進学プラザから近い場所にある膳所高校の校歌は
「滉瀁の湖 日に映えて 霊峰青し 比良比叡  遥けく高き 白雲に
聳えて立てる 学び舎は われらが永久の 故郷ぞ
遵義の桜 咲く庭に いざや鍛えむ わが力 石鹿城址 松籟の
響かふ窓に 書よみて ともに啓かむ わが智徳」
現代青少年には意味が通じなかったり、漢字が読めなかったりしますけど、古いからといって、これを変える必要はないですよね。
改憲派は憲法を校則だと見ている。
憲法は国という組織の生活のルールで、時代に合わせて変えていかないと不都合がおこる。
ここは技術的な検討をして、必要なところを変えていくべきだと思いますよ。
私は、やれ戦争だウンヌンよりも、日数規定が長すぎると。「60日以内に」など、この時代にそんなにユルユルできないだろう。
環境、プライバシー、障碍者や在留外国人、海外に居住している日本人などのことを何も規定していない。憲法ができた当時は、交通網もノロノロで、国際交流も少なかったですから。
そういう面では、ちゃんと変えていかないと、結局は「じゃあ憲法はありがたくマツリ上げておいて、実際のところは適当にやりましょうや」と。
ドイツの法哲学者が「柔らかすぎる憲法は軽んじられる。硬すぎる憲法は無視される」と書いていましたけど、日本国憲法、大丈夫か。普通の技術的な議論や検討はできないものだろうか。
NHK朝の連続ドラマ「なつぞら」が危険な展開。「大都会は朝ドラの墓場だ」と言われていますから…私の意見ですけど。
田舎で育っていく間はいいのです。そして、ヒロインが東京やら大阪やらに出ていくとドタンバタンしてメチャクチャになってしまう。安っぽい民放型のドラマになって、品のないことになります。
「あまちゃん」も、東京編はひどかった。大河ドラマの「いだてん」は、これは朝ドラじゃないですけど、東京で大沈没して壊滅せり。
さて「なつぞら」は、なつと母とが兄をさがしに新宿へ、そして浅草へ。十勝平野では爽やかな風の中の青春だったのに、なんか油ギトギトの怪しい方向へと転落しそう。
「どんとはれ」のヒロイン・比嘉愛未を引っ張り出したのに、役が悪いような気がしますけど、大丈夫か。
放送関係者には、田舎で撮影するのは面白くないのかも。自分が住んでいる大都会こそがホームだと勘違いしているのじゃなかろうか。
「なつよ。北海道へ帰って来い」です。実在のヒロインは東北大学に進学したはずですが、そこは創作していいから、北海道でお願いしたいです。
次。
アマゾンから追い討ちのように本がドサッと届きました。やっと読み切ったのに、また来た。自分で注文したわけですけど、多い。
本社に出勤。
今日は事務センターがフル稼働。ふだんの事務の業務とあわせて、5月12~13日の全国研修大会の準備が追い込みに。会議の手順、夕食会の進行などなど。
会場の受付の部分に為すべきことが多くて、意外に手間取りそう。がんばろう。
会場は福井県。北海道や九州からの参加者、無事にたどり着いていただけるのか、そこも心配です。
写真は膳所神社の春のお祭り。自動車をフルに活用しています。
事務センターで研修大会の打ち合わせをする前川実行委員長と星本幹事長。事務の仕事をブンブンとこなしていく竹中さん。
後段は、昨日のサイクリング&出勤で撮影した琵琶湖周辺。今日は足が痛いです。なお、私が出勤したときには事務センターは仕事中なので、警報ベルは鳴らなかったです。
たずねてみると、それぞれ「あっ。私も鳴らしてしまったことがあります」と。竹中さんだけは「まだです」とのこと。経験の共有は大事です。警報ベル、いずれお付き合いください。

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