


















































「元禄文学の授業で私たちは、たとえば西鶴の『好色五人女』全編を通読した。芭蕉の『奥の細道』も読んだし、近松の『国姓爺合戦』の一部も読んだ」…ヒェーッ!
これ、日本の大学の文学部の話じゃなくて、アメリカ人青年のドナルド・キーン君が受けたアメリカの大学の授業ですよ。
まあ、『源氏物語』を研究して、『徒然草』を翻訳した人だからなあ。
「ドナルド・キーン自伝」中公文庫を読んでいます。
福井県への出張があって、電車で読むつもりで用意した本。しかし、面白いので、滋賀県内を電車でウロウロしている間に読んでしまいそうです。
この本、翻訳者がいない。ドナルド・キーン御本人の見事な日本語です。しかも、かなり格調高い。旧仮名遣いで書くことも多かったそうで、「出版社が断りもなく勝手に現代仮名遣いに直してしまった」と嘆いている。すごい学者なのだなあ。日本人オジサン、たじろぐ。
著者が大津市の芭蕉ゆかりの義仲寺を訪ねた時の写真がありました。私も大学生の時代、遠い岡山市から義仲寺に行きました。偉大なドナルド・キーン先生との唯一の共通項。
夏、生徒たちが受講中に居眠りをしてしまう。だらしないのじゃなくて、そりゃまあ学校へ行って、その後は部活動をやって、それからの勉強ですからね。
しかし、それをなんとか頑張ってもらいたいので…。
ドラッグ・ストアの店員さんに相談したら、「いい薬がありますよ」と。「眠気がすっきりして、身体のダルサもなくなる」ということだそうで、うむむ、これは一歩間違えたらヨロシクナイ物質なのではないか。
ここは「顔を洗って来い!」、「外に出て深呼吸して、ついでにラジオ体操もしてきなさーい」というのがいいのじゃないか。
さてさて全国研修大会。
先発隊は今日、福井市まで行きます。河合塾マナビスの現場担当者の交流会は本日。遠くからのお客様は既に新幹線で走っておられる時間です。ご苦労様です。ありがとうございます。
私は単独別動隊で福井県へ。明日からの全国研修大会で、事前に到着されるお客様をお迎え&御案内です。まさに「いよいよ!」です。
昨日は栗東教室へ。ハイテク映像担当の真壁先生の作業を見に行きました。真壁先生、すごいことができるのです。現代の映像加工技術はすごいし、それを駆使する真壁先生の技術もすごい。放送局を作れます。
その後は守山教室へ。山塚先生が高校生と面談中。テスト前で、高校生多数。声が売り切れになるほど面談を積み重ねているそうです。アシスタントの女子大生が、AKBか乃木坂かという印象。男子高校生が次々に質問していた。握手会かー!うむ。その行動、深く理解できます。
写真は「青葉キャンペーン」へと進むおうみ進学プラザ。琵琶湖畔にひるがえる青葉の旗。
膳所の本社では、研修大会へ追い込み作業。資料の箱詰めと発送、各種の部会の進行手順を打ち合わせるなどなど。
事務センター・竹中さんが持っているのは、研修大会の発表で「はい、時間切れでーす。チーン♪」とお知らせするベル。本来は「チーン♪」と鳴ったら、「はい、ご注文、おうかがいします」という道具らしいが、研修大会では発表するフレッシュ先生たちへ。非常ベルではなくて、非情のベル。研修大会で発表する先生たちへ。時間の調整も指導技術のうちですからね。がんばってくださーい。「チーン♪」