黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

「前川先生、ダメでしょ。しっかりしてください!」、「あっ。ごめんな」というシーンですか。違いました。研修大会の準備、ほぼ完了。

2019-05-10 10:22:51 | Weblog

中3の授業。
居眠りをしている男子1名。気温が上がって、部活もハードになっていますからね。真面目な子で、「わっ!眠ってはいけないのに…」と、気持ちを引き締めては、再び居眠りをしそうになる。その葛藤、けなげです。
こういう場合、私、特に叱りません。授業の後半、復活して頑張りました。これはこれで偉い。
化学分野へ。オリジナル版テキストの巻末ドリルを使って、化学反応式の練習をブンブンやりました。
よっし。もう一歩行くぞお、とエタノールの燃焼も。これがちゃんと解けた生徒が数名いました。この調子です。
反省。修学旅行があって、大型連休もあって、久しぶりの授業で、私自身の気合が入り過ぎていたか。生徒諸君、お疲れ様でした。このまま夏まで走るよ。
明日から先生たちは河合塾マナビス現場担当者交流会、全国研修大会の2連発。
まずOSP48・チームM…マナビス組です…が福井市の藤島校へ。盛岡市と仙台市からパワフルな先生が来られるらしい。楽しみな展開。
官製研修とは違った角度で、高校生たちをどうサポートするのか、全国各地の先生たちの成果と失敗、工夫などをやりとりしてください。
そして日曜日から全国研修大会。
事務センターではOSP48・チームJ…事務セクションの星本さんと竹中さんです…が膨大な資料を箱詰めして、福井県へ発送。荷物が先に出発しました。先生たちも後から追いかけていきますよー。
【研修の注意】
1,なんとなくメモなど取りながら適当にしのいで、後で「いや、ベンキョーになりました」という研修ではダメです。わざわざ行く意味、来ていただく価値が無い。自分が何かを発見したり、悔しかったり、よっしと思う機会にしましょう。「おもてなし」は後回しで。
ずっと昔、自治体系統の研修にかかわったことがある。公務員氏が手慣れた様子で準備をしていて、開会よりも前に「参加者代表に最後に言っていただく感想」の原稿概要まで用意してあった。「この原稿のままでなくていいですけど、ご参考までに」と。うむむ。
担当公務員氏ご本人も「こんな研修、やってどうということもないですけど、一応は毎年やることになってまして。皆さん、ご苦労様ですね」ということでありました。
2,研修の一方では、教室での指導もあります。そこをしっかりと支えてくれている先生たちがいます。
以上。
写真は事務センター。研修大会の実行委員長・前川先生が
「これじゃダメじゃないですか!」、
「いや、ごめん」、
「前川先生、早くしてください!」、
「はい。すみません」
と叱られている…そうではありませんよ。3人で準備がグングン進む。そして、大量の物資が福井県へ送られて行きます。
私、中3の授業で重曹の実物見本を。「炭酸水素ナトリウムの分解」です。この重曹、平和堂のケーキ材料の売り場で1箱70円でした。
そして夏へと進む河合塾マナビス&中学生と小学生たち。暑くなり始めました。青葉の中、青春は汗の中で進む。

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