黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

スポーツの秋。甲子園への静かな一歩。

2007-09-24 18:29:43 | Weblog
滋賀県では高校野球の秋季大会の真っ最中。この大会で勝ち抜いたら近畿大会へ。その成績しだいでは「甲子園・春の選抜」への道が開けます。近畿地区は出場枠が多いから、他の地域よりも甲子園が近い。でも、昔々は大阪が2校とか兵庫が2校、和歌山が2校などで、滋賀県はなかなか。今の滋賀県はレベルが高いから、チャンスです。特待生問題で、もっと厳しいガイドラインができたら滋賀県の真面目で平凡な高校が甲子園に出場するチャンスは一層大きくなったはずなのに、高野連の規制は緩やか。ま、野球だけ極端に厳しいというのも不都合で、野球も「一芸」で「生徒の特性」でありますから、あの程度の基準で仕方ないか。「高校野球で大金をもうける不届きな大人の野球商売」が無くなればいいわけです。
今日は朝から彦根球場へ。3回戦で、第一試合は膳所高校-甲西高校。甲西高校は甲子園で大活躍して「そうか。滋賀県の野球もなかなか強いのだなあ」と全国的に有名になった。名監督のカムバックで注目されています。
彦根駅から彦根球場までテクテクと歩いていたら、膳所高校のチア・リーダーの女生徒御一行様と一緒になった。知っている生徒が数人。野球の応援に駆けつけるのだなあ。これが青春だ。
試合は5-0で膳所高校の勝ち。守りで好プレーがいくつんもありました。
次は彦根翔陽-守山北高校。「翔陽の方が強い」という前評判で、それならば守山北を応援。私、守山市民でもありますから。
高校野球というのはわからないもので、劣勢と予想された守山北が先取点を取って、追加点もあげて、そのまま勝ちました。
月曜日に授業が行われている石山教室へ。野田先生が生徒たちの作文に目を通しています。小学生の作文集「コンチェルト」の編集作業が間もなくスタート。文集だけ作ればいいわけではなくて、作文の力を引き上げ押し上げして、その結果をまとめる。中には「作文なんて書けませーん」という生徒もいますから、これからが大変です。が、これまでの苦労苦心で手応えは充分。今年も立派な「コンチェルト」を完成させましょうぞ。編集長は堅田教室の平松先生。よろしくお願いします。
来週、仙台市から交換研修のフレッシュな先生が2名来訪。受け入れ準備…つまり掃除ですけど、これに全力を。これは平松先生だけじゃなくて、おうみ塾の総力戦でありますよ。秋季掃除大会の開幕!
今日の写真は彦根球場。試合開始の緊張感。後方で青年たちを見守るのは築城400年の彦根城です。


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野田クマ先生が「ガオガオー!」と吠えて開幕!日曜特訓「R3DK」

2007-09-23 10:15:23 | Weblog
今日は日曜日。皇子山球場では高校野球の秋季大会が行われていて、今日の第一試合は守山高校-膳所高校。甲子園、春の選抜大会への戦いが始まっています。選抜は1県1校というわけにはいかない。でも、近畿地方は出場枠が多いし、滋賀県から2校という可能性もある。県内の野球部員諸君、頑張ってくださいよ。膳所高校は修学旅行。野球部員は修学旅行に行かずに試合。青春ですね。
膳所高の諸君は、修学旅行に行けなかったのは残念だけど、きっと女生徒たちが大評判のチョコ「白い恋人」を買ってきてくれますよ。
私、明日は彦根球場に行くつもりです。
おうみ塾では今日から日曜特訓のハイレベル・クラス「R3DK」が開幕。野田先生が北海道のヒグマのように吠え立ててスタートしました。色々な教室から生徒たちが集まってきたので、見知らぬ顔ぶれ。生徒たちは緊張しているようです。石山教室の生徒たちは普段の教室だけど、何しろドドッと知らない生徒が来て、ちょっと圧倒されているかもしれない。このビシッとした緊張感が勉強に向かうといいですね。私は理科と社会を担当します。
難関私学用のクラスだけ早めのスタートで、この後は次々と日曜特訓「Zクラス」や「Jクラス」がスタートします。学問の秋!
今日の写真は、日曜特訓で試合開始のサイレンの替わりに「ガルル。ガオガオー!」と吠えた野田クマ先生。首のマフラーがオシャレです。これ、おうみ塾オリジナル・スポーツタオルですよ。先週、そのタオルでI青年が自転車を…。

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今日は朝から会社説明会。さて、瀬田教室へ。

2007-09-22 13:16:38 | Weblog
昨日は野洲教室へ。チョコレートを主食とする寺嶌先生へ秋の旅行のお土産チョコレートを持っていきましたが、箱がグシャッとつぶれていた。中身は大丈夫だと思うけど…。大丈夫かなぁ。
塾の仕事の大変なところは、お腹が空いて「さあ、何か食べよう」と思った瞬間に電話がかかる、または生徒が来るということ。男の先生はカップ麺をすすっていようが、おにぎりにかじりついていようが平気でしょうが、女性の先生たちは困っています。まるで計ったように電話がかかったり、突然生徒が登場したり。で、モタモタしていると食べ損なうことがある。旗が減っては授業ができぬ。空腹では生徒たちのパワーに圧倒されてしまいます。特に小学生は強い。
そういう場合に重宝なのがチョコレートであるらしく、あちこちの教室で「主食はチョコレート」ということがおこっているのじゃないか。栄養的にはちょっと心配です。ニンジン入りチョコとかホウレン草チョコ、カルシウム補給用のメザシ入りチョコというようなものはないだろうか。少なくともおうみ塾は購入しますけど。
加野先生が風邪気味なのか発熱。酸化してるんでしょう、きっと。発熱反応のモデルケースだね。で、私が後半の授業のそのまた後半部分を代打で担当。中2数学の方程式とグラフの部分をバキバキと教えました。生徒諸君は「難しかった」と。そりゃ難しいわいな。そこをエイヤッと乗り越えるのが学問というものです。途中でダレーとしたので、落雷1発。これでシャキッとしました。シャキッとしても、やっぱり難しかったけど。
ぼんやりしている生徒が1名。「おっ?わからんのか」と接近してみたら、完ぺきに解けている。これでもう少し地道に勉強してくれたら、もっともっと伸びるのに。今は部活で疲れているし、まだ中2ですから、辛抱強く待ちましょう。
今日は、大学生諸君のための会社説明会が本社で午前10時半から。説明担当は私と高木先生と小幡先生。大学生は真面目に聞いてくれました。以前、こっちが話をしているのに、説明の間ずっと携帯電話をコチョコチョいじっている学生がいた。かなり夢中になっていたなあ。こういうのは即、アウト!ですよ。いくら何でも失礼だ。今日の大学生は熱心に聞いてくれました。
うちの場合、手際よくスマートに説明するというよりも、仕事の中身をよく知って欲しいと思っています。それで説明が長くなる。それにしても、今日の高木先生の説明は長かった。高木君、次回からは短くしましょう。小幡さんは、長くてもいいです。すぐ上の先輩だから、学生も緊張しないと思うし、きっと詳しい話が聞きたいだろう。
膳所から石山へ京阪電車で移動。小型音響装置で「ブラスバンド甲子園」の「海のトリトン」やら「うらら、うらら」などを聴きながら。たまたま膳所高校の野球部一行が乗り合わせた。明日あたり秋期大会の試合のはず。目指せ甲子園!それはそうと、じろじろ見られるなぁと思ったら、説明会のための名札をぶら下げたままの状態で電車に乗っていたのだった。あら、恥ずかしや。誰か注意してよ。
今、石山教室では野田先生が明日の日曜特訓の予習を。「うーん。えー。おっ」と独り言を言いつつ。ふふふ。私の方は予習が終わっております。
これから「かっとばせー」を聴きながら瀬田教室へ移動。名札、はずしました。
写真は生徒と談笑する田家先生。昨日は野洲教室で高校生と面談しておられました。この人もパワフルな応援団です。





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久保投手のように颯爽と…でもないか。守山教室で中1数学。

2007-09-21 14:22:29 | Weblog
「おうみ塾、選手の交代をお知らせします。ピッチャー加野君に替わり福井君。福井君」ということで、守山教室に登場。中1の数学を担当しました。
*今、CD「ブラスバンド甲子園」を聴きながらパソコンを打っていますから。頭の中では「サウスポー」が鳴り響いております。
加野先生、風邪気味らしい。前半の小学生の授業は何とかこなしてくれまして、私にバトンタッチ。「後は頼みます」「おう。任せておけ!」というシーン。まるで佐賀北高校の馬場から久保へのリレーのようでした。
で、数学。文字式の終盤から方程式へという部分でした。少しペースが遅れ気味だったので、ビュンビュン飛ばしました。が、生徒たちは何とか頑張ってついてきた。しんどかったと思いますけど。
授業の途中で「虫ー。先生、ムシー!」と男子が悲鳴。どんな虫かいな。モスラのような虫か?何のことはない、長さ1.2㎝ぐらいの、毛虫とも言えないような幼虫が男子生徒のシャツにモソモソと。ひょいとつまんで、外へ放してやりました。「うわぁー。手でつかんだー。信じられへーん」と大好評?でした。
現代の青少年は虫が苦手である。都会の子は、きれいな環境で大事に大事に飼育されているから、虫なんか身近なところで見ていない。私なんか田舎者だから、御飯の時には電球に虫がブンブン飛んでくる。御飯や汁にポトンと落ちて、それでもつまみ出して平然と食事を続けておりました。虫のカルシウムやタンパク質も摂取したのではなかろうか。御陰で元気です。
生徒諸君には「昔はなぁ、薪割りの時に出てくるカミキリムシの幼虫を火で炙って食べたのだよ。あれは美味しい」「えーっ!」
「アシナガバチの巣を取って、幼虫を食べましたよ」「ぎゃーっ!」
「アメリカ人はセミを食べます。チョコレートをまぶすと美味しいそうです」「きょえーっ!」
「韓国ではカイコのサナギ(たしかポンテギ)を炒めて食べます。私も食べましたよ」「キャーッ!」と。はて、何の授業だったかいなあ。
子どもたちが育てられる環境は、不衛生、不健康というのは問題があるにしても、極端に清潔なのは考えものですね。虫1匹でキャーキャー泣き騒ぐようでは、これからの人生の厳しい試練に耐えられないよ。
方程式は、今日のところは入門編。次週からは、また加野先生に鍛えてもらうべし。加野君、頼むよ。それと、虫も。
そうそう。甲子園といえば佐賀北高校の久保投手の談話。「努力しても結果が出ないと言う人がいるけど、努力しないと結果は出ない」
これは名セリフ。授業で言おうと思っているのに、なかなかチャンスがない。次の担当クラスでは絶対に言います。
日曜日からは「日曜特訓・難関私学受験クラスR3DK」がスタート。一昨日から予習をしています。「初回は気合いを入れてバシッと」と思って選んだ問題が、これが難しい。自分で選んで、自分で悪戦苦闘。でも、後には引けません。努力しないと結果は出ないから。
今日の写真は、おうみ塾の先生たちの釣りシリーズ。見事に大きな魚を釣り上げた加野先生。みんな金魚のような小魚ばかり釣っていた。船酔いも少々。加野先生が最後に釣り上げた魚が一番大きかった。船頭さんがお刺身にしてくれました。この青い魚はブダイだとか。これでも鯛?


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しつこくしつこく。ノートで透明半球を。

2007-09-20 15:44:40 | Weblog
膳所教室で中3理科。ノートで「天体」の透明半球をしつこくシツコクやりました。テキストの図もよくできている。けれども、テキストをポーッと見ていたのでは頭に入らない。脳味噌が手抜きをします。で、ノートに書かせると集中力アップ。今は文化祭、体育祭のシーズンで、生徒諸君の頭の中は文化とスポーツ。部活が終わってもまだまだ忙しいのです。そこでノート作業作戦にでまして、生徒諸君は少々ウンザリしているかもしれない。
「今日は欠席します」と連絡のあったAさんが、少し遅刻して登場。来てくれたのは嬉しいけど、無理して来たのじゃなかろうなあ。彼女は塾へ来た時期は遅かったけれども、スイスイと順調。何しろ授業を聞く態度が非常に真剣ですから。
秋になって3-Aのクラスの何人かがビューンと伸びてきた。毎年こうなります。
夏期講習会の成果ですネ、と言いたいところだけど、実際には夏期講習会はきっかけの一つにすぎない。生徒自身が「よっし。そろそろ頑張ってみよう」と本気を出したのです、これは。
黒板をノートに書き写す作業もピシピシと手際が良くなっている。
その一方では「おーい、まだかいな。早く書かないと消すぞー」と言われて、あわてて筆箱をガラガラとかき回している男子も数名。そろそろ9月も半分以上経過。よろしくお願いしますよ。
春先にはシャープペンシルの頭にぶらぶらとアクセサリーをぶら下げている生徒が多かった。かなり大きな物体やピカピカと美しい物体がぶら下がっているケースもありまして、私にはこれが気になる。本人も気が散るのじゃなかろうか。秋になって、ぶらぶら物体が減少。これも「本気」の証明じゃなかろうか。
今日の写真は瀬田教室の授業風景。櫛田先生が長い長い人間の歴史について語っています。この青年、実は歌がメッチャ上手い。鼎先生と二人で歌う狩人の「あずさ2号」は、鐘3つ。二人で力を合わせれば、宮本先生にも対抗できそうです。櫛田先生の担当クラスの生徒諸君は、御機嫌の良いときに「歌ってー」と頼んでみましょう。



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