あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

赤ベコ公園

2009-02-14 23:06:36 | プチドライブ・地域の事
赤ベコとは会津の代表的な民芸玩具で
蒲生氏郷が殖産振興のために招いた技術者から伝わったのが始まりらしい。
また、柳津虚空蔵尊圓蔵寺を建立する時、難工事で困っていたところ
どこからともなく赤い牛があらわれ工事を助け無事完成させたという伝説もある。

平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛とされ
赤い色は厄よけにもなり、赤ベコを持っていた子供は
災難から逃れられるとも言われている。



市内から少し外れた、大きな工場の近くにこじんまりとした公園がある。
名前は赤ベコ公園といい、芝生を植えられ木で作ったベンチがあり
大小の赤ベコがあちこちに据えられ
ひとつは滑り台だったり、ひとつは小さなベンチだったり
または、ゆらゆら動く乗り物のような赤べこがいくつか…。


門には赤ベコ公園とのネーム。


公園の周りのフェンスにも赤ベコの模様。


何となく心癒されるような木のベンチ


赤ベコの滑り台…わき腹から入って…


出口はやっぱりお尻方面なんだね~(笑)


水飲み場までが赤ベコタイプだったし。


赤ベコのお子様用のベンチ? 乗り物かな…。


ゆらゆら~っと揺れる赤ベコだけど、微妙に赤ベコっぽくないみたい。

特に民家が密集しているわけでもなく
近くの大きな工場の社員がお昼休みに集う場所でもなさそうで
その場所だけがポッカリと別空間を感じさせる。

私が訪れた時も、暖かいポカポカ陽気にも関わらず
そこで遊ぶ子供の姿は見つけられずに
ただ降り注ぐ日差しの中で赤べこの遊具だけが少し寂しそうに
ポツンと誰か来るのを待っている様子に見受けられた。

いつからあったのか…以前 何度も通った事があるはずの道なのに
目を引く事もなく、気づかずじまいだったのが不思議な気がする。



ちょっと可愛い滑稽な顔立ちの赤ベコの遊具たち。
よちよち歩きの赤ちゃんだって、転んでも大丈夫なように芝生が敷きつめられて
もう少し暖かくなったら、我が家の孫太郎と遊びに来ようと思った…赤ベコ公園



という事で、庭の片隅に咲き始めたヒメオドリコソウをUP♪



 


コメント (51)
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