このような小外科の患者さんは最近ボチボチ増えてきたようです。開業当初は数ヶ月に1~2人くらいでしたが、きっと口コミなんでしょう。この間も、大きな炎症性アテロームの患者さんが「噴火した」と来ました。みると火山のように隆起して赤く腫れたアテローム(粉瘤)のてっぺんから膿がドロドロと流れています。局所麻酔をしてから皮膚を切開し圧迫すると中から膿や粥状物が出てきました。再発しないように創腔内に張り付いついているカプセルもきちんと掻き出してから創腔内に消毒ガーゼをつめてとりあえず終了しました。麻酔しているとはいえ、とても患者さんに痛い思いをさせてしまいました。感染がひどいので傷口は縫合しないで開放のままにしています。このようになってからの治療開始では治りも遅いです。さて、傷口にガーゼをつめているので今後毎日のガーゼ交換が痛んだなぁ、これが・・・。