家の近くの見通しの悪い四つ角を歩いていたら、自転車同士の衝突事故を目撃した。かたや中年女性、もう片方は高齢女性であった。どちらも見通しの悪い交差点に徐行しないで進入し、出会いがしらの衝突である。よくまあ二人とも見通しの悪い交差点にためらいもなく突入できるもんだなとその「勇気」にゾッとした。もんどりをうって両者は転倒したが、すぐに起き上がり怪我はないようである。見通しの悪い交差点に進入する場合は徐行するか、一旦停止をして安全確認をするのが常識である。したがってこれはどちらも悪く自業自得である。ところが高齢女性が口火をきった。「あ~ぁ、いたたた、ったく、もう・・・なんてひどい運転するんだろーねー」と中年女性を睨んだ。すると中年女性は「何言ってんの? あんたが悪いんじゃない!」ときり返した。