さて11月になってしまった。先月で長寿健診は終わりである。特に10月の下旬は長寿健診の期限が迫ったためバタバタと駆け込み受診者の方が多かった。そしてインフルエンザワクチン接種者の方も徐々に増えてきており10月後半はめまぐるしかった。・・・といいつつ定期的に通院されている、いわゆる健康保険での受診者数は今までとまったく変っていない。ということはほとんど保険収入は増えていないにもかかわらずやたらと忙しかったことになる。もちろん「病気の治療」だけではなく「病気の予防」も重要なのでワクチン接種や健診業務も必要である。これら業務は区から一手に医師会が請け負っている。つくづく医師会という存在は地域に貢献しているのだなあと実感している。大学勤務時代にはこんなことはまったく考えもしなかったことである。