吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

ある大物司会者の降板 その2

2013年11月16日 07時02分29秒 | インポート

  しかし芸能界に生きているわけである。顔が売れていて得をしたことは今までたくさんあるだろう。しかし逆に顔が売れていれば己が損をすることもたくさんあったはずである。これは有名税として表裏一体なのである。たとえば今までどんなにたくさんのいい仕事や業績を残した政治家であっても、たった一つのスキャンダルで失脚するのである。その人の業績を評価して「まあこの有能な人は社会に貢献して、これからも必要なひとだからいいじゃないですか」と自分は思うのだが、世の中一般の判断は業績での加点よりもスキャンダルの減点を重くとらえるのが常である。したがって芸能界で顔を売るこの大物司会者も、息子の犯罪とは言えこのスキャンダルで失脚するであろう道筋は見えているのである。まあこの人が番組を降板しても、これが世の中にとってどのような打撃があるのかないのかわからないので自分としてはどちらであろうとかまわないのだが。<o:p></o:p>