医師であっても生殺与奪の権限はないのであるが、時にその権限をもてたら・・と思うことはよくあるのである。
しかし我々は神ではない、ましてや仏でもない。ただの人間なのである。
我々は時に世の中から神に近い存在(「神の手」などと小馬鹿にされたような表現)で祭り上げられたり、あるいはその逆に金の亡者として揶揄されたりもする。世の中からの評価はとにかく都合よく扱われるのである。
でも医療の現場は現実的である。泥水を啜るような思いを何度もした。そして疑問に思ってしまうこともたくさんある。その一つには、世の中の障害者に対する思いとか接し方などである。
つまり彼らに対しやってはいけないこと、彼らに対し思ってはいけないことなどが、現場で彼らと触れ合っていないであろうと思われる人たちによって捻り出され、そしてそれが世の中のスタンダードにされてしまっているのではないかと卑屈にも思ってしまうことである。
しかし我々は神ではない、ましてや仏でもない。ただの人間なのである。
我々は時に世の中から神に近い存在(「神の手」などと小馬鹿にされたような表現)で祭り上げられたり、あるいはその逆に金の亡者として揶揄されたりもする。世の中からの評価はとにかく都合よく扱われるのである。
でも医療の現場は現実的である。泥水を啜るような思いを何度もした。そして疑問に思ってしまうこともたくさんある。その一つには、世の中の障害者に対する思いとか接し方などである。
つまり彼らに対しやってはいけないこと、彼らに対し思ってはいけないことなどが、現場で彼らと触れ合っていないであろうと思われる人たちによって捻り出され、そしてそれが世の中のスタンダードにされてしまっているのではないかと卑屈にも思ってしまうことである。