梅雨はまだ粘っている。
図書館へ行き、借りたい本を検索した。
二冊あったのだが、その二冊とも貸し出し中だという。
両方ともちょっと特殊な本で、そんなにリクエストがあろうとは思えない。
それも二冊揃ってないとは、こんなことは初めてだ。
私の趣向が一般的になってしまったのだろう。
母の病院へ回る。
比較的高い病室から見る梅雨空は重々しくも威嚇的ですらある。
室内の白っぽさとの対比でなおさら威圧的に垂れている感がある。

帰途寄り道をして、最近見つけた蓮根畑(6月26日付の日記参照)に開花の模様を見に行く。
あった。一本、ひょんと目立つように立派なつぼみが突っ立っている。
先がほんのり色づいて開花が近いことを思わせる。
蓮の花が開くとき、ポンという音がするというが本当だろうか?
とりあえずこのつぼみをカメラに収めて帰ろうとした。

そのときである、何か目の端にピンク色のものがよぎった。
もう一度振り向いてその辺りをじっくり眺めてみた。
なんということだ、すでにしっかり開いた花があったのだ。
しかしそれは、大きな葉陰に隠れるように咲いていて、ある角度からでないと見えないのだ。
なんという意地の悪い・・・。
この花をちゃんと撮そうとすると、蓮根畑のなかに入っていって、邪魔な葉を除けて撮るほかはない。
そのためには、腰までのゴム長が要る。

その辺を右往左往して、一番よく花が見えるアングルを見つける。
それが上の写真である。
よく見えないところにあると余計見たくなるから不思議だ。
何もここから教訓を引き出そうとするわけではない。
いずれにしても花は、私に見せようとして咲くわけではないから、仕方あるまい。
図書館へ行き、借りたい本を検索した。
二冊あったのだが、その二冊とも貸し出し中だという。
両方ともちょっと特殊な本で、そんなにリクエストがあろうとは思えない。
それも二冊揃ってないとは、こんなことは初めてだ。
私の趣向が一般的になってしまったのだろう。
母の病院へ回る。
比較的高い病室から見る梅雨空は重々しくも威嚇的ですらある。
室内の白っぽさとの対比でなおさら威圧的に垂れている感がある。

帰途寄り道をして、最近見つけた蓮根畑(6月26日付の日記参照)に開花の模様を見に行く。
あった。一本、ひょんと目立つように立派なつぼみが突っ立っている。
先がほんのり色づいて開花が近いことを思わせる。
蓮の花が開くとき、ポンという音がするというが本当だろうか?
とりあえずこのつぼみをカメラに収めて帰ろうとした。

そのときである、何か目の端にピンク色のものがよぎった。
もう一度振り向いてその辺りをじっくり眺めてみた。
なんということだ、すでにしっかり開いた花があったのだ。
しかしそれは、大きな葉陰に隠れるように咲いていて、ある角度からでないと見えないのだ。
なんという意地の悪い・・・。
この花をちゃんと撮そうとすると、蓮根畑のなかに入っていって、邪魔な葉を除けて撮るほかはない。
そのためには、腰までのゴム長が要る。

その辺を右往左往して、一番よく花が見えるアングルを見つける。
それが上の写真である。
よく見えないところにあると余計見たくなるから不思議だ。
何もここから教訓を引き出そうとするわけではない。
いずれにしても花は、私に見せようとして咲くわけではないから、仕方あるまい。