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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

kekeの作文

2007-01-09 | 母子家庭だから思うこと
やっぱり養育費は入ってなかった。

予想通りの展開とは言え、悔しいやら、悲しいやら。
しかし怒る元気がない。

今まで通り怒ったり、どやしたり、泣いてみたり、オネガイしてみたりする事はできる。
でも、そうすればするほど心が荒むのは自分である。
そうした所ですんなり入る訳がないんだから、その度にこうして悔しがったり悲しんだりするだけなんだ。

お腹がすいたモルモットだかネズミだかの動物が餌を食べようとする時に、電気ショックを浴びせる。すると、そのうちその動物は餌を食べなくなるらしい。
そして、やがては死んでしまうんだって。

そこに悪意があろうが、なかろうが関係無い。
やっている事はそう言う事なんだ。
携帯にだって、ちゃんと履歴が残ってるはずなのに。

私は昼休み、家に帰って天袋のうんと奥からkekeの小学校時代の作品集のダンボールを引っ張り出した。
そこに1年生の最後の作文(1ねんせいのアルバム【写真上】)がある。

そこには夏休みに家族3人で魚釣りをしたことと、久しぶりに【パパ】と遊んで楽しかったことと、お正月に家族3人で旅行に行ってとても楽しかったことが書いてある。(それ以外のことは何も書いてない)

これをkekeが書いていた時期、ヤツはさんざ罵倒して愛人と逃避行に行ったまま帰ってこなかった。
その時、kekeのランドセルに入っていたのがこれだった。
kekeはずっと仕事で【パパ】が帰ってこないのだと思っていたと思う。
たぶん、ヤツが帰ってきてたら、私はコレを見せてたはずだ。まだチャンスがあると思っていたから。
でも、ヤツは帰ってこなかった。だからコレを見てないのだ。

私はいつか、これを読ませてやりたいと思った。
自分が何をしたのか思い知れ!と思ってた。
今日、真っ先にこれを探したのは、私はやっぱり何も忘れてはいなかったんだ。

でも、もうそれさえ何の意味も無いんだろう。
どうする事もできないんだ。


私は何もできないけれど、彼らが今、どんなに大変な思いをして暮らしていたとしても認めない。