kekeは私と話をするのがイヤだと言うので、ほとんど会話がない。
「今日の夕飯何?」
kekeが私に話しかけるのはこの言葉だけである。
「これから考えるトコ。」と答える。
そして、会話は終わる。
「秀クンは何が楽しくて生きてるの?」と尋ねてみると、秀クンはそんなの何もないよ、と言う。
「なんかね、子供にもシカトされて、生き甲斐がないの」と言うと、秀クンは「そんなの無いよ、寝るのが一番楽しみだよ、休みすら無いんだから。」と言う。
今まで疑問だった246から青山通りの途中の(地図上では緑色の)首都高みたいなのは高速なのか、それとも下に一般道路も走っているのかを問うてみる。「下には普通の道も走っているよ。」と言うので、下の道から青山通りに抜けることを画策する。
nanuさんが「今日はすげえ、ドラマが3本ある。こんなのは珍しい」と話していたので、「はぁ」と相槌を打ちながら、「最近、TVを見てないので世の中についてってません。」と言った。
それじゃアンタ一体何してるの?とnanuさんが言うので、「私はえーと、料理をしてご飯を食べて、お風呂に入って、あとは地図を見てます。」と答えると、地図ぅ??と言って、「あーヴァーチャルでどっかに行ってるのか。」と言う。
「そうです。今の話題は246から青山通りに抜けるまでの間の道が緑色なのですが、これは高速オンリーなのか、高速と普通道路の2本立てなのか、と言うことです。さっき秀クンに訊いて解決しましたが。nanuさんは生きがいがありますか?」
「生きがい?」
「そうです、生き甲斐がないんです。子供からはシカトされ、TVも1人で観てもつまらないんです。」
「オレは1人で逆に観たいけどなぁ、DVDとか。」
「バラエティとか1人で観てて淋しくなりませんか?1人じゃ笑えないんです。」
「そか?(アンタの)キャラはマンガの吹き出しでTVと会話してそうだけど?」
「それは誰かと一緒だから吹き出しになってるだけです!1人じゃ笑えません。」
「オレは1人で普通に笑ってるぞ?突っ込みも入れてるし。」
と言うと、秀クンも「オレも普通に1人で笑ってるよ。」と言う。
「私、子供からも無視され生き甲斐がないんです。だから246なんです。」
「さっきから、ニーヨンロクって何?」
「国道246号のことです。青山、表参道、渋谷・・憧れなんです。」
「都会に行きたいのか?」
「そう、都会とか、あとは埠頭系です。ベイブリッジとか大黒ふ頭とか。」
「まぁいいんじゃないの?パチンコで財産使い果たすオバサンみたいなのもいるからなぁ。。。。」
「子供って、育てても虚しいですね。」と言うと、「それを言っちゃよぉ」とnanuさんは言う。
でも、私は分かってる。
20何年か前の自分もそうだったってこと。
親がうざくて大嫌いで家から出て行きたくて仕方なかったこと。
そうじゃなければ、何も始まらないってこと。
また週末予約した。
予定通り、青山通りを通過してみよう。
渋谷の辺り。。。ちゃんと通れるかな。。。ドキドキ。。。。
「今日の夕飯何?」
kekeが私に話しかけるのはこの言葉だけである。
「これから考えるトコ。」と答える。
そして、会話は終わる。
「秀クンは何が楽しくて生きてるの?」と尋ねてみると、秀クンはそんなの何もないよ、と言う。
「なんかね、子供にもシカトされて、生き甲斐がないの」と言うと、秀クンは「そんなの無いよ、寝るのが一番楽しみだよ、休みすら無いんだから。」と言う。
今まで疑問だった246から青山通りの途中の(地図上では緑色の)首都高みたいなのは高速なのか、それとも下に一般道路も走っているのかを問うてみる。「下には普通の道も走っているよ。」と言うので、下の道から青山通りに抜けることを画策する。
nanuさんが「今日はすげえ、ドラマが3本ある。こんなのは珍しい」と話していたので、「はぁ」と相槌を打ちながら、「最近、TVを見てないので世の中についてってません。」と言った。
それじゃアンタ一体何してるの?とnanuさんが言うので、「私はえーと、料理をしてご飯を食べて、お風呂に入って、あとは地図を見てます。」と答えると、地図ぅ??と言って、「あーヴァーチャルでどっかに行ってるのか。」と言う。
「そうです。今の話題は246から青山通りに抜けるまでの間の道が緑色なのですが、これは高速オンリーなのか、高速と普通道路の2本立てなのか、と言うことです。さっき秀クンに訊いて解決しましたが。nanuさんは生きがいがありますか?」
「生きがい?」
「そうです、生き甲斐がないんです。子供からはシカトされ、TVも1人で観てもつまらないんです。」
「オレは1人で逆に観たいけどなぁ、DVDとか。」
「バラエティとか1人で観てて淋しくなりませんか?1人じゃ笑えないんです。」
「そか?(アンタの)キャラはマンガの吹き出しでTVと会話してそうだけど?」
「それは誰かと一緒だから吹き出しになってるだけです!1人じゃ笑えません。」
「オレは1人で普通に笑ってるぞ?突っ込みも入れてるし。」
と言うと、秀クンも「オレも普通に1人で笑ってるよ。」と言う。
「私、子供からも無視され生き甲斐がないんです。だから246なんです。」
「さっきから、ニーヨンロクって何?」
「国道246号のことです。青山、表参道、渋谷・・憧れなんです。」
「都会に行きたいのか?」
「そう、都会とか、あとは埠頭系です。ベイブリッジとか大黒ふ頭とか。」
「まぁいいんじゃないの?パチンコで財産使い果たすオバサンみたいなのもいるからなぁ。。。。」
「子供って、育てても虚しいですね。」と言うと、「それを言っちゃよぉ」とnanuさんは言う。
でも、私は分かってる。
20何年か前の自分もそうだったってこと。
親がうざくて大嫌いで家から出て行きたくて仕方なかったこと。
そうじゃなければ、何も始まらないってこと。
また週末予約した。
予定通り、青山通りを通過してみよう。
渋谷の辺り。。。ちゃんと通れるかな。。。ドキドキ。。。。