きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

父に友達

2009-07-14 | 父の記録と母の思い出
父の面会も毎週行っている。

ブログに書かないのは、それがあまりに毎回はんこを押したように同じ内容だからで改めて書くほどのものではないからである。

今回は新しい進展?があった。

いつものように父の隣に座って、「kekeは幾つだ?」「将来何になりたいのか?」「勉強は好きなのか?」とkekeネタを繰り返していると、あるおばあさんが寄って来て、「この人いい人ね」と父の事を言うのである。

は?と思って話をまた聞くと、「この人がとてもいい人なので、いつも一緒にいるんですよ」、と言う。「それから、歌を何でも知っていて、思い出せなくなるとこの人に教えてもらってるの。すっごくいい人。」と言う。

「おじいちゃん、友達ができてよかったね!」と言うと、父もまんざらでもなくエヘヘという感じである。
そして私は大変嬉しく思い、「ではでは、こちらに来て3人でお話しましょう」と言ってみたが、その彼女は遠慮して他のソファーに座ってしまったようだ。
 
このおばあさんは、ここに来てから初めてお会いするおばあさんだと思う。
他の患者さんは、口をボンヤリあけてボォーっとしてたり、夢遊病者のようにフラフラさまよっていたり、食事を食べさせてもらうも飲み込めずに口の脇からもれてたり・・・・そんな人ばかりの中で、このおばあさんは「何故ここに?」と言うぐらい、普通のおばあさんである。

そして、父と意思疎通をしていただけるのは、とてもうれしいことだ。。。
これが今回の新たな出来事である。
あとは相変わらず、kekeのニートネタとかで父をウケさせた。

「ニートって何だ?」
「仕事をしないで家でゴロゴロしている人だよ。」
「甘えた奴だな。今度オレがガツンと言ってやろうか。」
「そうだね。」
「sakeはここまでどうやって来たんだ?」
「車だよ。」
「kekeに送ってもらったのか?」
「・・・・・(ーー;)」
「今度みんなで会おう。」
「・・・・そうだね。」

みんなかぁ・・・・・。

でも、この認知症棟にkekeが来るかなぁ。。。。(ーー;)


ビックリして、すぐ帰りたがるだろうなぁ。。。。(ーー;)


二度と行かない、って言うかもなぁ。。。(ーー;)

とりあえず、今度声はかけてみるけど。

使えない奴は捨てて

2009-07-14 | 母子家庭だから思うこと
それからの話題は、元夫。
また週末電話するとかほざいたくせに、予想通り電話のデの字もない。
こっちからまた電話掛けてやった。
 
最初から無言である。
やっと出た言葉は「まだ払えない」。
仕事は見つけてるのか?と訊くと探しているらしい。
 
「私は今の仕事がダメになったら、介護職でも考えようと思っている」と言った。
だって、自分がどんどん年取って労働者としては価値が下がっていくから、この後も同じ条件で働けるって考えるのに無理があるよ、と言った。

「だってそうでしょ?アナタだって、古い女房は捨てて新しいのを選んだじゃん。それと同じだよ。企業だって使えない奴は捨てて使える奴を雇うんでしょ。だから拾ってくれる所で働くしかないんだよ。」
「kekeはね、お金が一番大切なんだって。私がそう教えたんだ。人間は裏切るけど金は裏切らない。それから学歴とかね。私はそういう変わらないものをkekeに持たせたいって思ったの。」

私は言える時に少しでも当時の思いをぶちまけてやる作戦だ。
元夫は黙って聞いていた。

「自分が困った時は払えない、それで今度は私が困った時はどうなのよ?養育費はハタチまでだったよね。でもkekeは少なくても22まで大学に通う予定なの。そこまで払う気があるの?」
すると元夫は「払える状況なら払う」と答えた。
そして、払える状況だったらだけどね、と再確認した。

私は「それなら私も待つよ」と言った。
とにかく頑張って仕事探してくれ、と言った。
 
たった一つの携帯番号でしかつながってない、薄っぺらい絆。
解約されれば、どうしようもない。

それでも22まで払うと口頭では約束した。
何の証拠も無いけれど、ここに書いておこう。
逃げたら逃げたで「子供から逃げまくる男」と言うレッテルを貼ってやるだけだ。
kekeさえ社会人になれば、あとは死のうが病気になろうが事故でクラッシュしようが、私の勝ちだ、ザマーミロ。

それにしてもあの凹みよう。。
妻子からも見捨てられたか、見捨てられる寸前かもしれないなぁ。

自分がしたことだから、同じことをされてもしょうがないだろうなぁ。
せいぜい頑張って稼いで、払っておくれ。