きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

鬼に金棒

2009-11-25 | 車の練習
朝、事務所に入る前に、部長の車が駐車するのを見た。

窓を開けて「おはようございます~(^^ゞ」と言うと、sakeさんの運転見たよ、と言う。

部長「もっとスピードを出した方がいいよ。」
sake「私って^^;やっぱりスピード遅いですか?」
部長「周りの流れに合わせて走った方がいいよ。」
sake「え?◎◎・・私って流れに合ってない・・・ですか?」

部長←ここで絶句。

他人に言われて初めて知った。
私ってそんなに運転が遅かったとは。

たしかに追い抜かれてばかりだったが、それは追い抜く方が気が短いのかとばかり思っていた。
考えてみれば、私はもうかれこれ20年以上、助手席に乗ることさえめったに無いのだ。
ペーパードライバー講習でも自分が運転してみせるだけだし、普通の運転とはどういうものだか知らないまま、運転席に腰掛けているのである。

くっつくのが怖いから、前の車とうんと離して走りたいので、その分スピードは遅くなるのである。だんだん前の車に近づくのが怖いので、前の車より早く走ることはないし、遅くなっても困らない。

今まで自転車で30分の道のりを、40分掛けて車で走っている(もちろんその間渋滞もあるのだが)のである。

私は過去、私の運転を知る男たちの言葉を思い出してみた。

「あなたの運転は前にはぶつからないが、後ろからぶつけられる。」(教習所の教官)
「もう勘弁してくれよ。」(秀クンにsakeさんの運転で駅まで行ったら?と言われて答えた社長のセリフ

・・・・(--;)そうか、自分はそれほど運転が下手だったのか。


しかし、私はそれを恥ずかしいと思うどころか、一台トロトロと走っている自分のモコを想像しているうちに、笑いがこみあげてきた。
前にも書いたが、こうして時々、私は変な所で笑いのツボにスイッチが入る。)

今まで自分の運転の下手さに気がつかなかった自分。
てっきり上手に普通に走っていると確信していた自分。
そして、いい気になって都内や第三京浜を走っていた自分。
なんて、こいつはおかしな奴なんだろう~!

あぁ、笑いがこみあげてきて、あばら骨が痛くなる。

これは技術面ではなく性格に因るものだから、治るかどうかあまり期待できないが、心の片隅に止めておいて、100%事故らない程度にゆっくり人に甘えながら、運転していこうと思う。(つまりは改める気持はあまり無いって言うことだ。)

誰に怒られようが迷惑しようが、私も一応国民の義務である税金は払っているし、法定速度ぐらいではなるべく走っているのだから。。。。


私(B型)にマイペースとは、鬼に金棒なのである。