きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

大雪の日に

2010-03-10 | 息子keke
昨日、kekeは帰りが遅かった。
はっきり時間は分からないけれど、午前様だったと思う。
11時ごろ「何時に帰って来るんだい?」とメールを送ったら、分からない、遅くなる、みたいな返事がすぐに帰ってきた。

今日は、それ以上は何も訊かなかった。
返事が来れば=元気でいるなら、どこに居ても、何をしてても大丈夫だって思えたから。

それで、前の晩やたら機嫌がよかったなぁ~なんて事を思い出したり、その前に彼女の話を珍しくした時も同じように楽しそうだったのを、思い出したりしてみた。

本当は私も約束があったんだけど、雪で流れてしまった。
天気予報は雨だったのに。
よく、こんな日にkekeは出かけたもんだ。

でも、遠くだったら、もう少し考えるよな。
雪で電車がどうなるかとか。
この前みたいに中学の友達の家で徹夜マージャンだったのかもしれない。
きっと、そんなところだろう。

私もこの頃、特にデートだったりしたら、親にどこに行ったのか訊かれるのが面倒だったっけ。
そんな事も思い出した。


どうして、子供はこんなに信頼できるんだろう?
携帯に返事が来れば、元気でいるなら、それだけで安心なんだろう?

これが、彼氏とか、旦那だとそうとは限らなくなるんだろう?

私はこのまま、kekeがどっかうんと遠くに離れていても見守っていけるのだろうか。


偶然、瀬戸内寂聴サンの恋愛経歴を読んだ。
恋多き女性のように聞いていたが、それは当時の時代だったからセンセーショナルなのかもしれない。

私は2度も離婚をして、その後もちょっとした事があったりしているけれど、子育て一本で男ナシの時代も10年以上もあったし、恋多き女性どころか、全然縁薄い方だと思っている。

ただ真っ正直にためらわずに結婚もするし、仮面夫婦なんて事はできないで離婚するから、何やらいろいろ遍歴みたいなものが、お尻に付いて回って来るだけなのだ。それと「尻軽」とは別物なのだが、同じように見る人もいるだろう。

そんな私なので、瀬戸内さんや、宇野千代さんみたいに、自分の体ごと体当たりでそう言う事にぶつかっていく人が好きなのである。こんな言い方は同列みたいで誠に失礼であることは分かっているが、要するにそう言う感じなのである。

私なんて、頭が悪い上に自虐的な所があるから、余計にそういう不運な色がついてしまうのかもしれない。もうそろそろ分かってる。
でもそう簡単に性格は変われないのである。
そんな不器用な自分が好きなのである。40年以上生きていると、そんな愚かさにも愛着がわくのである。

どんなに頭が良くても、無難な人生でも、笑いも涙も突き進み感もない人を「そんな人生だったら、どんなに穏やかか」と思いながらも、やっぱり羨ましいとは思ってないのだろう。


私は人から好かれも軽蔑もされるだろう。
もうそんな事はどうでもいいよ。

好きに生きて行くよ。