昨日、ミーに数学を教えた後で雑談を始めた。
ミーのブラスバンド部は今度演奏会をするそうである。
「みんな参加するの?」
「うん、不良の先輩は来ないかもしれないけど。・・髪の毛が黄色で時々茶色になったりするんだよね。」
それで思い出した。^^
「そう言えばね、おばちゃんの中学2年の時の親友は、3年生になったら急に金髪になっちゃったの。」
「え!そうなの!」
「でも、すごく仲良くてねぇ・・おばちゃんはすごく真面目でガリ勉で分厚いメガネを掛けている感じだったの。お友達は金髪で・・・廊下であったりすると、『sake~(^O^)/』『chikoちゃん~(^o^)丿』って呼び合う仲だったのよ。」
そう。
私にはchikoチャンと言う初めての親友・・・ができた
・・・のが、中2だったのだ。
chikoちゃんはやっぱり母子家庭で、お兄ちゃんがいた。
お兄ちゃんは昔で言うツッパリ・・つまり不良だった。
お兄ちゃんのお友達もたぶん不良仲間だった。
私の母はchikoちゃんと付き合うのに反対するのだが、気が合う友達には変わりなかった。
学校ではいつも一緒で、帰りも一緒だった。
家に遊びに行けば、お兄ちゃんにもお会いするのだが、私は普通に「chikoちゃんのお兄ちゃん」でしかなかった。
ごく普通に遊びに行き、マンガを読んだりしていたのだと思う。
chikoちゃんとは毎日交換日記もした。
たしか、chikoちゃんは好きな人だか彼氏だか、いたのだと思う。
キスをしたと書いてあった。
私は「へぇ~」とトリビアの泉のようにつぶやいた。
元々が天然ボケしているので、そう言う人もいるのだなぁ、と暢気にとらえていた。
それだけだった。
たぶん、彼女が「sakeちゃんたらダサイわね」と言う上から目線があったら、こう言う付き合い方にはなってないと思う。
彼女はあまり勉強ができる子ではなかったけれど、私はそれを「だから何」とも思わないように。
chikoちゃんは、ちょっと進んでる子。
私は勉強はできる子。
二人はなかよし。
いつでもいっしょ。
3年生なってクラスが別れてから、chikoちゃんは突然金髪になってしまった。
先生からあまりよく思われなくなっていた。
ある日、何かでchikoちゃんがうちの教室に入ってきた。
周りが一瞬ひいた。
そこで私は「chikoちゃん~(^o^)丿」と言うと、chikoちゃんも「sake~(^O^)/」と言う。
それでも私たちは変わらないのだ。
いや、たぶんもともと、何も変わっていないのではないかと思う。
変わっているのは見た目だけなのだ。
chikoちゃんがその後どういう進路を取ったのか私はよく知らない。
おたがいに住む世界が変わってしまったのは、紛れもない事実だった。
卒業してまもなく近くの駅でバッタリ偶然会った。
やっぱりその時も「chikoちゃん~(^o^)丿」「sake~(^O^)/」と言いあった。
根本的には何も変わってはいない。
たぶん、今でも偶然どこかで会ったら・・・・・。
「・・・・・そう。それがおばちゃんの中学2年の友達なの。ミーちゃんも今度はブラスバンド部に後輩が入ってくるんだね。」
と言うと、ミーはちょっと嬉しそうだった。
中学2年か。。。
いい時期だ。^^
ミーのブラスバンド部は今度演奏会をするそうである。
「みんな参加するの?」
「うん、不良の先輩は来ないかもしれないけど。・・髪の毛が黄色で時々茶色になったりするんだよね。」
それで思い出した。^^
「そう言えばね、おばちゃんの中学2年の時の親友は、3年生になったら急に金髪になっちゃったの。」
「え!そうなの!」
「でも、すごく仲良くてねぇ・・おばちゃんはすごく真面目でガリ勉で分厚いメガネを掛けている感じだったの。お友達は金髪で・・・廊下であったりすると、『sake~(^O^)/』『chikoちゃん~(^o^)丿』って呼び合う仲だったのよ。」
そう。
私にはchikoチャンと言う初めての親友・・・ができた
・・・のが、中2だったのだ。
chikoちゃんはやっぱり母子家庭で、お兄ちゃんがいた。
お兄ちゃんは昔で言うツッパリ・・つまり不良だった。
お兄ちゃんのお友達もたぶん不良仲間だった。
私の母はchikoちゃんと付き合うのに反対するのだが、気が合う友達には変わりなかった。
学校ではいつも一緒で、帰りも一緒だった。
家に遊びに行けば、お兄ちゃんにもお会いするのだが、私は普通に「chikoちゃんのお兄ちゃん」でしかなかった。
ごく普通に遊びに行き、マンガを読んだりしていたのだと思う。
chikoちゃんとは毎日交換日記もした。
たしか、chikoちゃんは好きな人だか彼氏だか、いたのだと思う。
キスをしたと書いてあった。
私は「へぇ~」とトリビアの泉のようにつぶやいた。
元々が天然ボケしているので、そう言う人もいるのだなぁ、と暢気にとらえていた。
それだけだった。
たぶん、彼女が「sakeちゃんたらダサイわね」と言う上から目線があったら、こう言う付き合い方にはなってないと思う。
彼女はあまり勉強ができる子ではなかったけれど、私はそれを「だから何」とも思わないように。
chikoちゃんは、ちょっと進んでる子。
私は勉強はできる子。
二人はなかよし。
いつでもいっしょ。
3年生なってクラスが別れてから、chikoちゃんは突然金髪になってしまった。
先生からあまりよく思われなくなっていた。
ある日、何かでchikoちゃんがうちの教室に入ってきた。
周りが一瞬ひいた。
そこで私は「chikoちゃん~(^o^)丿」と言うと、chikoちゃんも「sake~(^O^)/」と言う。
それでも私たちは変わらないのだ。
いや、たぶんもともと、何も変わっていないのではないかと思う。
変わっているのは見た目だけなのだ。
chikoちゃんがその後どういう進路を取ったのか私はよく知らない。
おたがいに住む世界が変わってしまったのは、紛れもない事実だった。
卒業してまもなく近くの駅でバッタリ偶然会った。
やっぱりその時も「chikoちゃん~(^o^)丿」「sake~(^O^)/」と言いあった。
根本的には何も変わってはいない。
たぶん、今でも偶然どこかで会ったら・・・・・。
「・・・・・そう。それがおばちゃんの中学2年の友達なの。ミーちゃんも今度はブラスバンド部に後輩が入ってくるんだね。」
と言うと、ミーはちょっと嬉しそうだった。
中学2年か。。。
いい時期だ。^^