今日は晴れた。空が明るい。
6時半に目が覚めて、通勤前に洗車をするか!と思って、やめた。
会社の泥ジャリ駐車場にはまだ水たまりがあちこちにあるだろうから。
私の今でもピカピカのモコは、あの駐車場の水たまりに入るたびにタイヤ廻りに跳ねが上がる。
それでも遠くから見ると、キラキラ輝いていて、私はその度に満足する。
K女史からメールが届いた。
お子さんが生まれたそうだ。
私がkekeを産んだ時は、周りの友達は誰も出産どころか、結婚すらしていなかったから、育児マニュアル本みたいなものしか知らなかった。
あんなに夜泣きが続くとは思わなかったし、あんなに束縛されるものだとも知らなかった。
誰かが先に子育てをしていて、愚痴の一つでも聞いていたら、もっと覚悟みたいなものがあったに違いない。分かるように言えばモー娘の辻ちゃんがいきなり子育て始めたようなものだったと思う。(実際に彼女もお母さんなのだが)
しかも、あの子は私の腕の中では泣きやまないのに、父だの母だの元旦那だのに抱かれると泣きやんでスクスク寝るようなタイプだった。
二重に参った。
それから、やっと夜泣きが治まって、ご飯も普通のものが食べれるようになって、かわいい盛りで喜んでいたら、喘息が始まった。
今から考えればかなり大袈裟だけど、天国から一転して地獄になったような気分だった。気分はそういう感じだった。それまでは牛乳とお茶しか飲ませない厳しい方針だったのに、冷蔵庫にはズラッとジュースが並んだ。
そう言う時に少しでも水分を飲ませないと、痰で息ができなくなってしまうからだった。
そんな事をつらつら思い出しながら、K女史はどんな子育てをするのだろう?
でも、彼女は私の10コ下だから、それなりに育児に関してもいろんな知識や経験を見聞きしているだろうから、私のような上から下への大騒ぎみたいな子育てにはなるまい。
彼女と私が全く異質で、「私が黒なら彼女が白」の人間だとは思わないが、赤と青ぐらいの違いがあるような気がする。(もちろん赤は私の方)
それほどまでに、彼女の人生は淡々と計画的に着実に進んでいる。
これからどうなっちゃうんだろう?と泣き暮れたあの日。
kekeが喘息で二回続けて入院してしまった日の事。
手に握ったウルトラマンの人形。
点滴。
あまりにも小さいので、私が病院で一緒のベッドで寝る事が許されたこと。
でも、今は普通に、本当に普通に育ったんだよなぁ。
こういう事を思い出すたびに、私はドラえもんの道具であの頃に戻って教えてあげたくなる。
そんなに心配しなくても大丈夫だって。
そうか。
kekeが結婚して、嫁さんが来たら、そういう風になればいいのか。
それはいいかもしれない。
6時半に目が覚めて、通勤前に洗車をするか!と思って、やめた。
会社の泥ジャリ駐車場にはまだ水たまりがあちこちにあるだろうから。
私の今でもピカピカのモコは、あの駐車場の水たまりに入るたびにタイヤ廻りに跳ねが上がる。
それでも遠くから見ると、キラキラ輝いていて、私はその度に満足する。
K女史からメールが届いた。
お子さんが生まれたそうだ。
私がkekeを産んだ時は、周りの友達は誰も出産どころか、結婚すらしていなかったから、育児マニュアル本みたいなものしか知らなかった。
あんなに夜泣きが続くとは思わなかったし、あんなに束縛されるものだとも知らなかった。
誰かが先に子育てをしていて、愚痴の一つでも聞いていたら、もっと覚悟みたいなものがあったに違いない。分かるように言えばモー娘の辻ちゃんがいきなり子育て始めたようなものだったと思う。(実際に彼女もお母さんなのだが)
しかも、あの子は私の腕の中では泣きやまないのに、父だの母だの元旦那だのに抱かれると泣きやんでスクスク寝るようなタイプだった。
二重に参った。
それから、やっと夜泣きが治まって、ご飯も普通のものが食べれるようになって、かわいい盛りで喜んでいたら、喘息が始まった。
今から考えればかなり大袈裟だけど、天国から一転して地獄になったような気分だった。気分はそういう感じだった。それまでは牛乳とお茶しか飲ませない厳しい方針だったのに、冷蔵庫にはズラッとジュースが並んだ。
そう言う時に少しでも水分を飲ませないと、痰で息ができなくなってしまうからだった。
そんな事をつらつら思い出しながら、K女史はどんな子育てをするのだろう?
でも、彼女は私の10コ下だから、それなりに育児に関してもいろんな知識や経験を見聞きしているだろうから、私のような上から下への大騒ぎみたいな子育てにはなるまい。
彼女と私が全く異質で、「私が黒なら彼女が白」の人間だとは思わないが、赤と青ぐらいの違いがあるような気がする。(もちろん赤は私の方)
それほどまでに、彼女の人生は淡々と計画的に着実に進んでいる。
これからどうなっちゃうんだろう?と泣き暮れたあの日。
kekeが喘息で二回続けて入院してしまった日の事。
手に握ったウルトラマンの人形。
点滴。
あまりにも小さいので、私が病院で一緒のベッドで寝る事が許されたこと。
でも、今は普通に、本当に普通に育ったんだよなぁ。
こういう事を思い出すたびに、私はドラえもんの道具であの頃に戻って教えてあげたくなる。
そんなに心配しなくても大丈夫だって。
そうか。
kekeが結婚して、嫁さんが来たら、そういう風になればいいのか。
それはいいかもしれない。