きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

引越しを前に

2010-03-31 | 息子keke
引越もカウントダウンに入ったkekeと私だが、泣くも別れを惜しむでもなく普通に、当たり前に今まで通りに暮らしている。

また一人になってしまったら感じる事もあるかもしれないが、この別れを大きいものには受け止めなくなった。
kekeはもしかしたら・・・いや、たぶん、一度出て行ったら、もう一緒に暮らす事はこの先ないかもしれない。そんな覚悟もしている。

就職活動の求人票は、学校の場所を意識したものだと思うし、都心からのアクセスもこの家よりも良いように思われる。わざわざこの家から通うがためにこれからの就職活動を制限する必要もないだろう。

それになんて言っても自分は先にこの世からオサラバする身の上である。
その時に、コミュニケーションを取れる人間関係が他に誰ともありませんでした、では困るのである。その時に嫁サンなり、子供たちなり、友達なり、ガールフレンドなり、とにかくそばに居てくれるような誰かを探してほしいのである。
だから、今から一人で生きて行く力を養ってほしいのだ。

そんな風に考えれば、来るべき時が来ただけの話だと思う。
kekeがお腹に中に現れてから、約20年。
その間に、やりたくてもできない事がたくさんあったはずなのだ。
もうその中のほとんどは、どうでもいい事になってしまっているけれど、その時点に戻って、もう一度始めるのもいい。

離れて暮らすとは言え、まだこの先何が起きるか分からない。
たった一人の親が、死ぬにはまだ早いだろう。

そんな訳で、もう少し生き延びさせてもらうよ。
でも、人生のうちもう3分の2は終わったような気分である。
それでいいと思う。

3分の2は残りすぎか。

桜が今年はなかなか開かないなぁ。