きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

がんばれ

2010-03-21 | 息子keke
不動産屋に行ってきた。
強風のせいで電車は30分遅れたけど、もともと30分早く出ていたから、ちょい遅れたぐらいだった。

私と同じぐらいのお姉さんはとても親切に物件を探してくれた。
kekeが選んだのと、他に幾つか。
最終的に3つにしぼって、案内してくれた。

最後に「どうしましょう?」と言われ、私は「ちょっと周りを散歩しながら考えたいです。」と答えた。
お姉さんの車が帰ってしまってから、kekeは「どうしてそんな事を言うの?!」と言う。

「こう言う大事な事は、ちょっと時間を掛けて考えようよ。」
「最初から選んだ所でいいんだよ。それに散歩って何?変じゃない?」
「変かしら?」
「せめて、昼食をとってから伺いますとか言えばいいのに。」
「そうか。」
「本当だったら、もう車で店に戻ってたのに。」

そう言ううちに、天気なのに雨が降ってきた。

「アナタ(sake)といるとロクな事が起きないね。雨が降ったり電車が遅れたり。。」
「でも、傘を家まで取りに戻って良かったよ。」
「戻らなかったら、その前に電車に乗れてたと思う。」
「・・・・(ーー;)」

仮契約を済ませてから、昼飯を食おうと言うことになった。
牛丼屋に入ろうとしたが、kekeが「サイゼリア・・・」と言う。

「さっき、バイト募集してた。」
「そうか、店内の様子をみてみようか。^^」

店の中で、これから必要なものを考えたりした。
PCは車で運べるか?とか、教科書、テーブルは小さいのを買おうとか、布団とか。
服はとりあえず春物だけ運んで、あとはダンボールでつめて後で送るか、とか。

「なんでハンバーグが残ってるの?」とkekeが言うので、「おいしいものは最後に食べるんだ」と私は答えた。
kekeがおかずの残りの量よりご飯の量がずいぶん多いので、「珍しいね」と言った。

ちょっとシンとなって、kekeがウルウルしているような気がした。
気のせいかもしれないけれど、そう思ったら、私も泣きそうになる。

でも、それは今はダメだ。
終わったら、いくらでも泣けるんだから。


kekeは引越しとは少々面倒だと言う事が分かってきたようだ。
電気、水道、ガス・・自分で全部連絡する事や住民票も取りに行かないとならない。

「住民票をうつしたら、成人式はどこのに出るのか?」と言うので、「うちの会社の人(秀クン)で移してない人もいるけど・・・誰か友達にきいてごらんよ」と答えた。

「あーあ、何だか面倒くさい。」

「それじゃ、最初の払うもんだけ全部払って、やめて家に戻るか?」と私は冷やかすと、「ここまで来てそれはないでしょう」と言う。



そうだそうだ、がんばれ!

やってみよう

2010-03-21 | 息子keke
やっとkekeがアポを取ったみたいだ。

決められるかどうか分からないけれど、二人で出かけてみよう。

夜にはすごい突風が吹いているようだ。
こんなに音がするのも珍しい。

これから何が起きるのだろう・・・不安がよぎる。


kekeはもう物件もネットで探しているようで、そこでいいと言う。
と言うより、そんなに選択肢がない。家賃だって限られている。

「これで勉強に力が入らなかったら・・・」「アパートトラブルに巻き込まれたら・・・」
そんな事ばかりがグルグル回り、つぶやくとキレる。

「どうしてそんな水さすような事ばかり言うんだよ」と寝っ転がる。


そうだよねぇ、そうだよねぇ。

私の車のレッスンだって、そうだった。
2週間目で挑戦した、地図だけでの冒険。

それからまい進した初めての環八、246、お台場。
あんなのどこで事故に遭ったって、全くおかしくないようなものだった。
バックミラーなんてほとんど見れなかった。
茅ヶ崎ではクラクションを鳴らされて「バカヤロー」呼ばわりだ。

先週は初めてkekeの学校近辺に行った。
あれは何かの虫の知らせだったのか。
スタンドで入れたガソリン。
家族経営でアットホームな感じだったっけ。

kekeが選ぶ場所も、あそこら近辺。
それも何かの縁だろうか。
片道朝早くでも2時間半。
あんな所まで車で行けるようになったんだ。
あの時の「やりたい!!!」って言うあの気持。

あの時に誰かに潰されたら、私は車に乗れなかったんだ。
「事故が起きたら」なんて誰も言わなかった。
どうしてそう言うことを私は言ってしまうの?

もし、物件が上手く見つかったら、これがあの子の「あの時」なんだろう。

余計なことはもう言わないようにしなきゃ。

どうかまだ物件が残っていますように!


しかし、ギャンブルだ。
子供が大きくなると、ギャンブルの揺れ幅が大きくなる。

どうなってしまうんだろう。