きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

去年のスカート

2015-05-22 | 日記
半年前にフレアースカートを買ったのを読んだ方はいるだろうか。

あのスカートはバーゲンの売れ残り品である。(70%オフと書いてある。)
ウエストのサイズが全然大きいのだ。
私も決して「痩せ」ではないのだが、あのスカートのウエストは大きいので(たぶん一番ビックサイズ)いつもその下にホットパンツを履いて着ていた。いろいろ上に着込んでいた真冬はまだ良かったが、服が薄着になるとモコモコして太いウエストがますます太く見えた。

(しょうがないなぁ)と思って、ホットパンツを下に履くのを止めた。
するともともとウエストサイズが2段階ぐらい大きいので、スカートが全体に下に下がってしまい、スカート丈が伸びて見える。

乙女心で、鏡で何回もチェックしてみたが、どうもその丈がイマイチ。。。合ってない。。。それはそうだ、サイズが合ってないスカートなんだもの。。。

ということで、思い切ってリフォームのお店に持って行くことにした。
そこにはおじいさんがいるので、かくかくしかじか↑スカートのウエストを詰めてほしい、と言って値段を訊くと2,500円と言う。
2,500円・・やはり高いな・・と思って2~3晩悩んだが、結局お願いすることにした。(他の店にも訊いてみたが値段もちょっと高いかもぐらい・・わざわざ車出してと考えると近所のそのお店でお願いすることにした。)→結局4cmも詰めてもらい2,800円になった。(^_^;)

そして仕上がると言われた1週間後。。。

(ちゃんとサイズ合うかなぁ)と思いながら店に行ってみると、今度はおばあさんが店番をしていた。
「先週、スカートをお願いした物です」と言うと、「黒いスカートね」と言い、品物を探しながら「sakeさんですか?」と言う。そして丁寧にスカートを出してくれた。

心配だったので「試しに履いてみてもいいですか?」と言うと、どうぞどうぞと試着室に案内してくれた。
履いてみると、うんピッタリ。
少しゆとりがあるから、もう少し太っても大丈夫な辺りも心強い。

さっそくお金を払おうことにした。
おばあさんは、スカートをたたみながら「痩せたの?」と訊くので、「いや違うんです。去年のバーゲンで大きなサイズのスカートを買ってしまい履いてみたけど合わないので丈を詰める事にしたんです。」と言うと、おばあさんは「いいわねぇ」と言い、「短いスカートが履けるような年で。」と言う。

私はまた「いえいえいえ・・・決して若くはないんです。@@本来短いスカートを履くような年齢ではないんです」と言うけど、おばあさんは真っ白の頭を指差して、「まだ履けるわよ、この年になったらもう履けないけど。」と言ってフフフと笑うのだった。

最近、年配女性の笑顔がまぶしい。
この前、郵便局に新しく配置された人も私よりちょっと年配ぐらいの人だけど、笑顔がすごく感じよかった。

私はまだそんな風に誰にでも笑ってはいない。
結構普段ブスっとしてて、ああ言う風には笑えてない。
いつか、あんな風に誰相手でも思いっきり笑顔を振りまけるようになるのだろうか。ちょっと想像できない。

スカートの丈もスカートのひだも丁度良く気に入っているが、改めてもうヒザ小僧を出せる年ではないかもなぁと思う。タイツでヒザ小僧が目立たない時期、秋冬専門で履いていこうと思っている。

結局2,800円払った。
ここで払うんだったら、わざわざバーゲンで買う必要はなかったとつくづく思った。
(でも今度の秋が楽しみ!^^)