きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ときめきの布団カバー

2015-05-05 | 読んだ本
アメリカのタイム誌で2015年版「世界で最も影響力のある100人」を発表したというニュースがちょっと前にあった。日本人が2人選出されたそうである。
一人が村上春樹さんで、もう一人が近藤麻理恵さんという方だそうだ。

「近藤麻理恵さんって誰だろう?」と思って調べてみたら、片付けの達人だったようで、その方の本が何ヶ国にも翻訳されて300万部にもなるとか。

「その本を読んだら、部屋も片付くかも・・」と思って2冊図書館で予約をかけた。
1冊はすぐ読む事ができた。「人生がときめく片付けの魔法」という本である。

しかし、あまりに耳が痛く、半分も読まないうちに返却となった。たしか「そのものに対して、ときめくかどうか考えて、ときめかないものは思い切って捨てましょう」みたいなことが書いてあったと思う。
(それができれば、そもそもこんな風にはならないのよ・・・私にはムリ・・。)と部屋を見渡し、本をパタン!と閉じて終わってしまった。

そしてそのやましさを忘れようとした先日、また図書館から「予約本の順番がきました」との連絡があり、今度待っていたのは「毎日がときめく片付けの魔法」という本である。これも近藤さんの最新版の本である。

(でも待てよ?今読んだら、このGWに片付ける気になれるかもしれない。。。)と思い、ペラペラペラ・・・と早送りでチラ見してみた。相変わらず「捨てましょう」とか洋服の収納に便利なたたみ方、みたいなことが書いてあり、「ムリムリムリ・・」と思いながら読んで行くうちに、「寝巻きは絶対にコットンかシルクを着用する」とあり、(そう言えば上原愛加サンの本にもパジャマは絶対気に入ったものを)みたいに書いてあったなぁ・・・と思いながら読んで行くと「シーツを枕カバーは毎日洗うとウルトラ級」と書かれている。

そうだ!シーツと枕カバーをこまめに洗うこと、これだけだったら今の自分でもできるかも!

そう思い、さっそくkekeに「↑かくかくしかじか、これから布団カバーを2セット買ってきて、これからはこまめに洗う。」と宣言して家を出る。
行く先はオーソドックスにニトリ。
なかなか混んでいるのは同じようにみんなGWで家の中をすっきりさせたいのだろうか・・・なんてことを考えながらスタスタスタと布団カバーコーナーに行ってみると、いろんなカバーがたくさんある。
私は迷いもせず無地のものにしようと決めていた。そして安いものから高いもの、いろいろ触ったり値段を見たり吟味をしたが、天然素材の安めのものは既に品切れになっている。

(う~ん・・)肌触りを見て比べてしまうと、天然素材モノの方がやはりいいんだなぁ。。。

この布団カバーコーナーで30分以上悩んだが、思い切って高い布団カバーを買ってみたいと思った。私、50歳。こうして好きに買い物ができるのも長くてもあと20年。一度ぐらい天然素材の布団で心地よく眠る時代があっても良いだろう・・年金生活になったらこんなぜいたくはできないのだから。
・・・と考えて、「吸収性があり通年通して使用できます」と書いてある麻100%の掛け布団・敷布団カバーをボボン!と入れて、kekeの分はシルクの掛け布団・敷き布団カバーをボボン!とカゴに入れた。そしてレジに行ってお金を払ってしまった。

(超ぜいたく・・・)と思ったけれど、肌触りの良いもので毎晩すこやかに眠れたら、どんなに心地よいだろうか。思い切ってやってみるなら今なのだ。

家に帰って、さっそく開けてみると、やっぱりシルクの感触が良くてホテルのベッドみたい。きっとkekeも喜ぶだろう。毎日こんな感触で包まれたら「もうちょっと生きていてもいいかも」と思えるではないか。
麻の方はだんだん馴染んでくるのだそうで、今の所シルクのが感触がいいが、こっちはこれからどう感触がやわらかくなるのか、楽しみ。

そして古くて薄汚れたカバーは破れて無くても思い切って捨てることにした。布団は4年前にkekeの一人暮らしで買った一番安かった布団1組以外は20年以上前の布団なのである。使ってないものは思い切って捨てることにした。比較的新しいカバーは予備で1組づつ残すことにして洗う。

それからコタツ布団もやっと片付けて、洗濯物もたたんだ。
これで今日が終了。


ニラが残ってるから餃子でも作ろうかとスーパーに行くと、そこでOM君(kekeの同級生)のお母さんにバッタリ会う。OM君は就職が決まり滋賀の方で一人暮らしをしているそうだ。
「今はGWで帰ってきてるけど、(息子の)部屋を片付けてるの。」と言う。
OM君の部屋をきれいに片付けたら、そこをパソコン部屋にするそうである。「それでsakeさんにパソコンを教えてもらおうかと・・・承諾もないのに勝手にそう思って掃除してるのよ。」と言う。

「そんなことでしたら、喜んで。でも、パソコンでどんなことができるようになりたいのでしょう?」と尋ねると、「メールのやり取りとか」と言うので、それなら大丈夫大丈夫、と答えた。

ブログもできるようになったら、写真の楽しみもできるし、絶対いいと思うなぁ~・・・
(とは言っても、ここの場所は教えられないけど。。。^^;)

OMさんは「パソコン部屋を夢見て頑張って掃除してみるわ」と言うので、「ぜひぜひ。」と言って別れた。

そう言えば、kekeも一人暮らしするって出て行った時も布団カバー買ったんだっけ。その時はニトリで一番安いカバーを買ったのだ。そのカバーは4年経った今でもきれいに使っているので、今日買った布団カバーもちゃんとこまめに洗って使えばこの先5年は使えるはず。。。

ちょっと失敗したのが、両方とも色が薄いので洗濯を怠ると、すぐに汗染みがつく可能性がある。本当にマメに洗濯して5年間は夢心地の肌触りで眠りにつくぞ・・・と自信が無いながらに誓う。


せっかくの布団カバーなのに、kekeは今晩も家に帰らず。
(この状況にもだんだん慣れてきた。)