きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ゆるふわウェーブ

2013-08-21 | 今の会社
お盆休みの最終日、私はある予定を組んでいた。

それは、ジャーン(^O^)/
パーマをかけること、である。

なんせこの大型連休に何の予定も、何の約束も無い私。
そんな淋しさを埋めるために、パーマをかけることにした。

自分の髪のパーマネントの方が、夏休みひとり旅より、その先1ヶ月も2ヶ月も楽しめるような気がして。。。(*^^*)
そんな乙女ココロだった。

そこの美容院はもうかれこれ、円形脱毛時代から2年以上お世話になっており、その先生に言わせると頭の形や髪質や量を見ると、スタイルの設計図みたいなものが浮かんでくるそうである。

「sakeさんは手入れはあまりしなくて良いものがいいんですよね?」と言うのでハイと返事をすると、「そうなると今の髪を内まきにカールさせるか、ゆるふわにウェーブをつけるのとどちらがいいですか?」と言うので「ゆるふわでお願いします。(*^^*)」と言って、その後。。。。


ゆるふわウェーブになった。(^^)v

今までパーマを掛けて後悔したことが数限りなくあったが、今度のパーマは本当にゆるふわだった。
鏡の中ではおばさんパーマではなく、ゆるふわウェーブの自分がいる。
そして、手入れも洗って乾かしてから、弱いワックスをもみこむだけで良いそうだ。

「または、最近CMでみたあれもいいですね、【パーマもどし】って言うやつ。使ったことはないけど、あれでも良いと思いますよ。」と言うので、さっそくそれも買った。(たしかリーゼ製品だと思う。)


そして私はゆるふわウェーブを引っ提げて、堂々と会社に向かったのだが、案の定誰一人気付くものが居ない。
想定はしていたが、誰もかれもがこの重大変化に気がつかないまま、何事も無かったかのように私にどうでもいいような用事を言いつけるのであった。

そして3日過ぎてから、nanuさんが「おたく、天パだったっけ?」と言う。
先週まで直毛だったことも忘れているらしい。

「天パじゃありません、パーマです。」
その一言で会話は終わった。
それがこの会社での唯一のパーマネタであった。


でもいいの。(*^^*)
ゆるふわは私の心の中でゆるふわでいれば。。。


ハハハハ。。。

怒りのうらには悲しみがある

2013-08-20 | 母子家庭だから思うこと
怒っている時の裏には悲しみがある。

そう本に書いてあった。


例えば、私が離婚した時。
元夫が他の人を好きだと知った時、私は怒ってしまった。

でも、本当は悲しかったんだよね。
どうしてこんなに頑張っていたのに、私を愛してくれてなかったの?

本当はそう言いたかったのだと思う。

でも、それを認めるのが怖くて
それを認めてしまったら、自分が大負けくらってしまうような気がして
認められなかったのだ。


あの時もしも、私が自分の本当の気持に気づいていたら
本当の気持を表現できていたら、
「他の人を好きだなんて、とっても悲しいです」と謙虚に言えてたら
何かが変わっていたような気がする。


離婚をしたことも、そんな思いをしたことも、今に至るまでの大切な時間だから
後悔は何もしていないよ。
あぁ、そんなこともあったなって、だって15年も昔のことだからね。

でも、kekeのことを考えると、仕方がないこととは言え、他にも方法があったななんて
今になると思ってしまう。
今すぐ相手を思い通りにしようと思うからこじれるのであって
距離を置きながら、許しながら、二人でkekeの両親で居続けられる方法も
あったような気がする。


怒りたくなる時の裏には悲しみがある。
たいてい悲しみがあるような気がする。

まだ上手くはできないけれど、その悲しみを素直に表現できたら、人との関係はまた変わって行くかもしれない。


負けたっていいんだよ。

口説かれるG子

2013-08-19 | 友人
G子から電話がきた。

久しぶりにサークルに出たところ、また年配の男の人に口説かれたと言う。
その人は奥さんとは長らく別居中、しかし離婚は頑なに拒んでハンコを押さないそうである。

「話は面白くて、他にもマンションを持っていてお金持ち」なのだそうだ。
その人が付き合ってほしいと言うのだ、と言う。

「へぇー。友達としてお付き合い、と言うのはダメなのかなぁ。」と言うと、「それでもいいって言うとは思うけど、いつも食事をしたり朝まで一緒にいてほしいんだって。一人暮らしは淋しいんだって。」と言う。

「そこまで求められてもねぇ。」と私は言うと、「奥さんにバレたらどうするんですか?と言うと、そんなの民事だからお金さえ払えばいい、って言うんだよ。」と言う。
「お金がある人は、そうかもねぇ。」と私も言う。

その男の人が「今は娘がいても、1人になったら淋しいから自分でなくてもいいから誰か必ずみつけなさい」と言うそうだ。

「sakeちゃん、keke君が結婚したら家を出るの?」
「え?・・・kekeは結婚しないんじゃないかなぁ・・・結婚してない男の子最近多いし。」
「でも、いつかは結婚するよ、そしたら家を出るの?一緒に暮らすの?」
「kekeは出て行くと思うけど・・私はうるさいし。」
「そしたら、1人で淋しくない?」
「え?・・・だからって・・・その時淋しかったら考えるよ。今はkekeが結婚なんてありえないし。それに結婚しちゃって『こんなはずじゃぁ』って方が、1人の淋しさよりよっぽど(!)リスクあるじゃん。」

G子はT男は煮詰まってる、と言い、惰性でつきあってるだけ、と言う。
もうお互いどうでもいいって思ってる、T男も今は男と会いたければ会ってもいい、習い事もサークルもしたければどうぞだって、と言う。

「それでいて、本当に他の人と二人ででかけると、すっごい恨みメールがくるんだよ。」と言うので、「どうして・・・そんな人のどこがいいの?」と尋ねると「分からない」とG子は言う。

あのメールが怖いと言うので、「だって、本当に別れるんだったら、もうそんなのが来たって無視すればいいじゃない。」と言うと、G子は分からない、と言う。
別れてもいいような気がするけれど、いざそうしてみて、そのあと自分が苦しむかもしれない、それが心配だと言う。

そういうのは何となくわかる。
そしてそうなった時、にっちもさっちもどうにもならなくなった時、女ってすごく弱いんだ、ってこと。
自分から言いだした言葉を撤回する時、どんなに立場が弱くなるか、さらに深みにはまってしまうことも。

G子は「sakeちゃんは強いよね。」と言い「いつも1人の人だけを見ていられるから。」と言う。

「だって私もてないもの。独身でいい人がいたら、真剣に思ってくれる人がいたら、いつだって乗り換えるつもりでいるのに。」

「G子みたいにね。」と言うと、「私がもてるわけじゃない」とG子は言う。
「昨日分かった、どうして私が言い寄られるか」と言い、「私って、言えばすぐ落ちるように見えるから、みんな口説いてくるんだよ。」そうなんだって、と言う。

G子はこの数年で何人もの、この年で本当に信じられないぐらい数の男に口説かれていて、でもG子が嘘をついているようには思わないし、不思議だったのだけど「なるほどなぁ」と思った。

今更もうそうする気もないけれど、離婚したばかりの時に意地を張らないで素直に誰かいてほしい、と表現できていたら、私も誰かいい人がそばにいてくれたのかも。。。。

私もずっと淋しくて、誰かいてほしかったんだよね。
と、今なら素直に思うし、こうして書ける。


G子は2度も3度も「sakeちゃんは強いから」と言うけれど、私がこの1週間何を思っていたか、G子には言えなかった。
隠すつもりはなかったけれど、言えば「私だったら~」とかすぐ上からたたみ掛けるように言うのがG子のクセで、そう言う時にそんな言葉を聞きたくなかったし、他の誰かに言ってみても、こういうことは分かる人にしか分からない、というのをこの2~3年で痛いほど感じて来て、私は自分の言葉を飲み込むようになっていった。

ZENさんがこの前霊の話をしていた。
自分は19の時に霊を見てから、霊感が働いて、そういう場所に行くと何となくピンとくるのだそうだ。

私は「そのオバケが見えたらどうするんですか?」と言うと、ZENさんはオバケとは違うよ、霊だよ、と言い直して、「お前の来るところじゃない!出てけ!」って追い返すんだ、と言う。

私はこの話を聞いて、霊の人(元人?)が気の毒になった。
この世に情念みたいなのが残って、成仏できない上に、淋しくて寄りかかろうとすると「出てけ!」と追い払われるなんて。。。
どうにか心が安らかになって、成仏できたらいいのにな、と思った。

そして、私もたぶん成仏できないかもなぁ、と思った1週間だった。

そしたら母や父(その時はすでにあの世に行ってると勝手に想定して)に会えなくなってしまう、そんなの絶対にイヤだ!、と思うけど、やっぱり情念って消そうとして消えるものではない。
どうにもならないから、噴き出すのだ。
きっと、ZENさんの言う霊さん達もそうやって、この世にとどまっているのではないか・・・・。

そんなことを考えた1週間だった。

G子は「sakeちゃん、彼と普通に会える(顔が見れると言う意)のはいつ?」と言うので、「明日からだよ。」と私は言った。
そして話も落ち着いて、おやすみ、と二人で電話を切った。


G子は「1人は淋しい」と口説かれた人に言われて悩んでいるようだったけど、私の場合は、もしもkekeが誰かと結婚して、幸せに暮らしていたら、それだけでどんなに心から安心するだろう、と思ってしまう。
そう言う所に、今の私とG子のスキマがあるように思う。

父のこと

2013-08-17 | 父の記録と母の思い出
先週父は肺炎になってしまい、点滴に酸素吸入もしていた。

私はその姿を見て、叔母の事を思い出した。
また父が一段と弱ってしまったように見えた。

今日は先週よりは良くなって、もう普通に呼吸もしていて、先生も来週は点滴もはずれ食事ができるのではないかと言う。
それでもそれ以前に比べると、目を開けるのも力を入れているように見える。
力んで一生懸命生きているように見える。

この前紹介した「満月の夜 母を施設に置いて」の本には、そばにいるだけでいいと書いてあった。
何もしなくて、ただそばにいるだけでいいそうだ。
極端な話、新聞や本を読んでいて良いと言う。

いつも何か不自然で間が持たないな、と思っていた。
だから食事時間に合わせて介助をしてみたり、何かしてないといけないような気がしていたのだ。


今日の父はそんな感じでまばたきもうまくできてない感じで、時々痰がつかえて苦しそうだったりするけれど、楽しそうだと分かる。ニコニコ何か話しかけてくるのだが、言葉がよく聞き取れず、何を言っているのか分からず、オウム返しにしか返事ができないのが残念だった。

またいつもの耳の聞えないおばあさんの声がうるさく聞えてくる時、「うるさい声が聞えてくるな」と父が言った。
この時だけはハッキリたしかにそう聞えた。
元気の時と同じように、ちょっと笑った感じでそう言った。

そしてねむいねむいと言って寝ていたので、そっと部屋を出た。
そんな感じでいつも寝たり起きたりしているのが最近だ。


帰りの車では父の昔の歌声を思い出した。
カラオケはボケにいいから、と言っていたり、ひざの屈伸をすると足腰が弱らないなどと言ってやっていたっけ。
そんな日の事を思い出すと、まだいつでも会えるのにやっぱり悲しくなってしまう。

トランプマジック

2013-08-16 | 息子keke
冷房をつけていると、kekeが来て、ゴロンとベットで横になって本を読んでいる。
何を読んでいるのかと思ったら、「トランプマジック」の本である。
わざわざ図書館で借りてきたのだ。
今のマイブームなのだと言う。

「お前、そんなのんきなこと、やってる暇があるのか。」と思うが自分だって家で、家事ばかりしてはいない。

昨日はkekeが夕方寝ている横で、餃子やチヂミを焼いたり、残りご飯でチャーハンをゆっくり作ったりしていたら、やっぱり悲しくなってしまった。
離婚した頃、よく風呂場でメソメソしていたけれど、今はそれとはたぶん違う。
もっといろんな、周りのこと。
kekeの命もペラペラで、自分の命はもっとペラペラで、いてもいなくても何ンにも誰も変わりない、そんな時kekeの「生んでくれて迷惑」と言う気持がとても分かって、たしかに悪かったな、それも先に自分が死んで1人にさせてしまうかもしれなくて、それって無責任なのかもね、と思うのだった。

だからと言って自分は両親に対して「生んでくれて迷惑」と思った記憶はなく、あれから離婚を筆頭に幾つかトラブルがあって、人から口が裂けても「うらやましいです」とは言われない人生であったとしても、やっぱり生まれてきてこうして生きてこれて良かったと言うのが正直な気持で、そのよかったことの傍にはいつも両親がいてくれたようにも思い出す。

私は同じような愛情を子供に与えてこれてないのではなかろうか。
自分をぬぐうのに精一杯で、子供に与える余裕がなかった。。。
なんて今さら言い訳か。。。


朝起きて「昼と夜ぐらいはちゃんとしようや」と言うと、kekeはゴロンと横になって、珍しく話をした。
もうじき職訓の試験があることや、倍率が分かって落ちる人もいること。
そこで勉強できる資格の話。
「受かるといいね」と言うと、kekeは「受かったって」と言い、そこから仕事がみつかるまでは、と言うようなことを言う。

「そう言えば、最近トランプマジック読んでるんでしょ、何かやって。」と言うと、kekeはトランプを持ってきて、手品を披露してくれた。

「おーすごい、すごい」と私は単純に喜び、「もっと自信持ってするともっといいよ」と言った。そんな余計なことは言いたくなかったけれど、本当にそれぐらい上手だったから、自信なさげにしているのがもったいないのだった。

自信なさげにすると、どうしても「タネがありそう」だと思い、突っ込まれて見破られてしまう。
堂々としていると、そのオーラと驚きでその場が終わる。
天と地ほどの違いがある。
kekeのを見ていると、それがよく分かる。

「ゼッタイうまい。話し方を勉強してそれっぽくすると宴会で超ウケる。」と言うと「そこまで考えてない。」と言う。

「昔、おじいちゃん(私の父)もよくトランプ手品をして、パン!ってはたくと前に選んだカードが1枚だけ残る手品をやっていたんだよ。」と言うと、「あ、それ、理論的には分かる」と言い、しばらくあーとかウーとか言いながら、トランプを選んでくれ、と扇形に開くので選ぶと、裏にして山に混ぜ、その選んだカードを2枚のジョーカーがはさんで当てる、と言う手品を見せてくれた。

「えーと、選んだカードは?」と言うので、「スペードの5」と言うと、ジョーカーではさんだ裏のカードをひっくり返すと、本当にそのカードが出てきた。

私は「ワ~~それあたりぃ」と言って手をたたき、kekeも「できた~」と言って喜んだ。

こうして小さく夏は過ぎていく。

「満月の夜 母を施設に置いて」/藤川幸之助さん

2013-08-15 | 読んだ本
藤川幸之助さんの詩集である。
認知症のお母さんへの思いがこめられた詩が綴られている。

これを読んで、またまた涙があふれてくる。
ぞんざいながらも、私も週1で父の元へ通っているので、そのお母さんの様子も、施設のようす、「死なせてください」と言い続けるおばあさんの話(父の所にも同じようなおばあさんがいる)、目に浮かぶように想像できる。

だからこの方のお母さんへの愛情も、正直な気持なのだろう。
それは本当に深くて悲しいくらいに優しい。

妹が言ったことがある。
「息子の母への思いは特別よ」と。
パパの顔を見ると分かるもの、と言う。
だからkekeもきっとお姉ちゃんを・・・と言ったのははるか昔のことだった。
離婚したとかそのぐらいの頃。


それに比べると、娘と父は冷静だ。
私自身に情がないだけのかもしれない。

いたわる愛情より、「尊敬」みたいな、とでも言おうか。
昔のアニメに、主人公の男の子が「おかあちゃぁん~」と叫ぶ場面はよくあるけど、娘が「おとうさん~」と叫ぶ場面はあまり無い、そんな例えで分かるだろうか。かと言って情が無いわけではない。

この方はこれだけ愛情がありお母さんをいたわいながら、「殺してしまおうかと思ったこともありました」とも書く。私はそれが逆にあることで、お母さんへの優しい気持をますますリアルに感じるのである。
ただただ愛情やいたわる言葉だけでは、きれいごと過ぎてうそっぽくなってしまう。

さし絵を描いた松尾たいこさんは「このお話をいただいた時にきれい事を並べたようなものだったらいやだな、と思っていました。でもまったく違っていました。」と書いてある。
人の心を動かすのは、偽りない素直な気持だからなのかな。
それが正しいだろうが、そうでなかろうが関係なく、いやそもそも思いに正しいも間違いも無く、その時その時、その人がそう感じたこと、それは全てたいせつなこと。次につながる一歩。
光り輝くこと。

そんなことを考えた。


妹は妹で、父といっしょに暮らして面倒をみていたのだから、私とはまた違ういろんな思いがあるだろう。
私よりずっと思いも深いものがあるだろう。
私は距離があった分、愛情も薄いがいらだちもそれほど知らずに済んだのだ。

私はでも、自分の気持も素直にみつめて、それはそれで良しと思うことにする。
親へもそうだし、人への思いは、人の数ほどいろんな形があって良いのだと思う。


それから余談だが、対話をしている谷川俊太郎さんは教科書に出てくるような有名な詩人の人ではなかろうか。
私は昔の人だとばかり思っていたので、対談をしているのでビックリしてしまった。
今度、谷川さんの詩集も借りてみよう。

物忘れ

2013-08-14 | 日記
今月に入ってからあちこちでお祭りだ、花火だ、とやっている。
車の中からぼんやりと、私は行き交う人をながめてる。

そう言えば、夏のイベントがすぐ手の届くそこにあった時期があった。
子供が小さかったり小学生だったり、野球をしてたり、そんな頃だ。
スーパーボールすくいでぷよぷよのボールを喜んで取っていた頃だ。

気がついたら、kekeはそんなことが関係ないようになって、自分もそんなことがまったく関係なくなって、それでも気持のもちようで、あの人ごみの中に存在してみればそれなりに紛れる事もできなくはなさそうだけど、やっぱりあの「家族してます」「恋人してます」みたいなイカサマムード(こんな表現でごめんなさい)にパックリ飲み込まれてひれ伏しそうなので、車の中で唯一ホッとしながら、行き交う人を眺めながら、まるで違う世界を見ているような眺め方をする。


それでも今年は町内のお祭りに行ってみようと思っていた。
妹がいろんな世話役をしていたからだ。くじ券を持って出かけてみようと思ってた。
勇気を出して。1人で。

なのに、すっかり忘れていた。
気がついたらもう終ってしまっていた。何てことだろう。
ほんとに行くつもりだったのに。

まったく物忘れがひどくて、笑い話になるのか何だか分からないのが携帯電話だ。
私は忘れるのが心配なので、携帯電話に幾つかのパスワードを貼ってある。その中の一つがどうしても思い出せない。
それが何のパスワードなのかを忘れてしまったのだ。

携帯電話に貼ってあるぐらいなのだから、「覚えておかないとまずい」ものなのだろう。貼った時期も覚えてる。割と最近である。

kekeに「この何だっけ?」と訊いてみた。分かるわけが無い。教えていないのだから。
kekeは怒る。

(まぁいいさ、そのうち思い出すだろう)と思って1ヶ月も1ヶ月半も過ぎた。やはり思い出せない。その上、思い出せなくても生活に支障が無い。ますます気分悪い。

こんな時、父を思い出して「やばいかも」と思う。
誰にも言えないけど、私、片足突っ込んでいるかもと思う。

でも、叔母さんの葬儀の何かの時で妹も言っていた。
「最近物忘れがホントひどくて、父を思い出して心配になる。」と。

その言葉で自分だけじゃないとちょっと安心した。
これから携帯電話に何か貼る時は必ずkekeに断わっておこう。

暑さで頭痛

2013-08-12 | 日記
朝起きたら、頭痛がする。

しばらく横になっていたが、今日は用事があるのだ。
外に出ると想像するだけで暑くなってくる。

銀行と、納税証明をもらいに税務署と都税事務所に行かなくてはならない。
納税証明書は、実は会社で必要なのだ。
ほんとは休みに入る前に取りに行くつもりが、委任状を忘れたので取れなかった。そして、「委任状を忘れて取れませんでしたので明日も一度行って来ます」と言う事実を社長が怖くて言えずに「休みに入ってからこっそり行けばいいや」と思っていたのだ。

しかし、こんなに暑くなる中、頭痛をこらえて取りに行く事になろうとは。。。くそぉ
明日でも明後日でもいいけど、この熱帯地獄。
明日なら明後日なら体調がよくなるとは限らない。。。更にひどくなるかもしれない。

しかもノドも乾かない。
なめるようにちょっとづつお茶を飲む。

そして出かけるのだった。

銀行のATMコーナーに行くと、涼しさでオアシスのようである。
そして外に出ると、一気にクラクラしそうな暑さに見舞われる。
もうこの休みは二度と外に出るまい。

アスファルトの照り返し。
もうもうとする空気。
室外機の前を通るとどこも熱風。
(誰もがエアコン無しではいられないこの暑さ)
車の排気。

人間が作り出したものが暑さを倍増していることを実感する。

そして税務署も、都税事務所も何となくのんびりムードであった。
こんなお盆休みに来る人もあまりいないのだろう。
サッサと用事は片付き、こう言う所に設置してある水飲み器でちょっとづつ水を飲んでいるうちに、だんだん頭痛もおさまってきた。


あの頭痛は、軽い熱中症だったのだろうか。
今まで「外に出なければ熱中症になんてかかるわけがない」と思っていたが、寝てる間にもしのびよるとは恐ろしい。これを思えば熱中症で重症になるお年寄りがいるのもうなずける。

というわけで、今日は寝る前に枕元にスポーツドリンクをおいておこう。
エアコンを入れて寝るかもしれない。

日頃いかに涼しい事務所でラクチンでいたか思い知った気がする。
この空気。人が何かできる気温とはとても思えない。
ガードマンの人も駐車場を整理する人も、こんな中で働いているだけで尊敬する。
もちろん、うちの会社の人達も。。。


kekeに「夜寝てる間に熱中症になってみたいで、朝起きたら頭が痛かった」と言うと、「これをなめるといい」と言って「塩飴」をくれた。

しかし水もグイグイ飲めない状態で、塩の飴をなめて大丈夫なのだろうか。
若干不安が残る。

ドミノピザの持ち帰り限定サービス

2013-08-11 | 息子keke
昨日頼んだのは「ドミノピザ」である。

ポストにチラシが入っていたのだ。
店まで取りに来てくれたら2枚目を無料にしてくれると書いてある。つまり、1枚の値段で2枚買えるのだ。(但し無料になるのは2枚のうち安い方のピザだと言う。)

私はめったに宅配ピザを頼まないので、最近のピザ事情を詳しく知らないのだが、やはりピザは「ピザーラ」か「ドミノピザ」がメジャーではないのか、と言う先入観がある。
ドミノピザも15年は食べてない。

2,000円も出してピザ1枚なんてアホらしくて食えるかと思うが、2,000円で2枚となると、「贅沢ではあるけれど、たまには許してもいいかも」と言う気がする。1枚余ったら冷凍保存もできるはずだし。。。

と言う事で、暑さのせいか昼もろくに食べようとしないkekeに相談してみると、「どっちでも。」と言う。
なぜ、ここで「どっちでも」と言う返事なのかと言うと、本心は食べたいけれど、あまりに高額なので「どうしても食べたいわけじゃないよ、sakeの自己責任でどうぞ。」と言う意味なのである。
ちょっとでも食べたくない気持があれば、kekeの性格だと「要らない。(金額に見合ってない)」と言うはずだ。

そしてウンとうなずき、電話をして注文する事にした。それでも選ぶのは安い2,000円のピザである。
王道っぽい「ドミノピザ・デラックス」といろいろ種類があるっぽい「クワトロリストランテ」にした。

約束の時間になり、ピザ屋までドライブしてみると、駐車場に入りきれない車が何台も止まっており、ランプがチカチカしている。
ゲゲゲと思うが、同じようにチカチカさせて店に向うと、出来上がりのピザが名札をつけて、幾つも待っており、次々にお店のにいちゃんが、レジでお客さんからお金を受け取りピザを渡している。

その間にも電話が鳴り、今度はお姉ちゃんが取っている。その奥を見ると、ピザ生地を伸ばしてる兄ちゃん、トッピング係の人、箱を広げてピザを入れてるっぽい人、いろいろともうごったがえして、120%フル稼働中と言った模様。
本来バイクで届ける兄ちゃんが何人も一緒にあれこれ手伝っているのではないか、そうでないとどうにもならないだろう状況に見える。

(そりゃそうだよな。。)と私は思う。
自慢ではないが、その昔は私の行く所行く所大勢の観光客が詰め寄せた。

私が行こうとする観光地=誰もが行きたいと思う場所なので、行けばやたらめったら混んでいるのである。
今日もそうだ。
めったに頼まない私が注文するドミノピザである。他の人がどうして同じことを考えないと言えるのだろう。
誰もが同じことを考えているのだ。なので120%フル活動なのだ。

そして次々客はピザを受け取っている。みんな2枚重ねである。
「お会計は5,800円になりまァす」「お会計は6,300円になりまァす」と言われてお金を払っている。

2枚頼めば1枚タダなのに、どうやったら6,000円と言う会計になるのだろうか・・・私はそれが不思議でたまらない。Lサイズを頼むにしても、3,800円とかそこらではないのか・・・。リッチな人はピザだけでなく、他にもいろいろ頼んでいるのだろうか。。。

などと思っているうちに私の番になり、「2,000円じゃなかったらどうしよう」と思っていたら、「お会計は2,000円になりまァす」と言われた。あとにも先にもそんなショボイ頼み方をしていたのは自分だけだった。

そしてピザを持って帰ってきて、kekeと一緒に食べると、kekeがクククと笑う。
あまりの旨さに、笑いたくなる味のようだ。

「やっぱり、私が作ったピザとは違うよねぇ。」と言うと、kekeが「そうでしょ」と言わんばかりの顔をする。
1枚は冷凍保存するつもりが、結局全体の2/3ぐらい食べてしまった。

我が家の旅行

2013-08-10 | 日記
このお盆休みは、何も予定を入れてない。

あえて言えば、クレジットカードの引き落としと給料の口座が違うので、引き落としの口座にまとめてお金を入れておくという平日でなければできないイベントがあるぐらい。

何ものにも流されず、この平和かげんを心から堪能する、それが今回のお盆休みだ。


今までこんな休日の過し方をどこかケイベツしていた。
年に何回もない長い休みに家でボケーっとしているのは淋しい人だと思っていた。
誰かと会ったり、どこかに行ったりしていないといけないような気がしていた。

でも本当にそうなのだろうか?
自分の胸にふと手をあて考えると、「時間があったらやりたい」と思っていた事がたくさんあるのだった。

例えばピアノも久しぶりに弾いてみたいし、またお菓子も作りたい。
それから、銀ブラも行ってみたいし、そう言えば首都高の練習も最近していなかったっけ。

それから「何もしない」と言うのも「時間があったらやりたい」ことの一つだ。

何もしない。
家でゴロンと横になって、ただひたすら「波音のCDを聴く」。
それだけで目をつぶると海水浴だ。

そうだ、家で旅行気分を味わおう。
温泉に入りたくなったら、風呂を沸かしてお風呂に入る。
歌いたくなったら、旅館のスナックで歌うイメージでヒトカラに行って来る。
こんな時にカランコロンとゲタの音で歩けるとさらに旅行気分が出るかもしれない。そのためだけには買わないけど。


そして今日は午前中会社で仕事をして(休み明けにとても消化できそうにないから)Aさんにカレーうどんをおごってもらい(みんなが社長と行くうどん屋に初めて連れてってもらった)、午後に父の所や図書館によって、気がついたらもう5時になってしまった。

初日の今日は思ったより普通に過してしまったが、バカ暑いのでさすがにエアコンを入れた。
エアコンを入れるだけでも(この夏我が家では初めてなので)、かなり旅館気分満載だ。
夕飯は宅配ピザにして旅行気分を盛り上げることにした。
でも、取りに行った方が安いので、店まで取りに行くことにした。
(こうして一部旅行ぽくない所もあるのだが、それはそれで良しとする。)