きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

例のアップルパイ

2013-08-08 | 息子keke
kekeがフラフラと食べ物をあさりに台所に来たので、「この前作ったアップルパイ、おいしいよ。」と言うと、疑いのマナコだったので、「ほんとほんと」と言って、冷蔵庫にあったアップルパイを取り出すと、クンクン臭いをかいでいるので、「冷蔵庫にずっと入っていたから大丈夫大丈夫」と言うと、(と言うのも、最近某食材であたったばかりなのであった)、またクンクン臭いをかぎながら、疑わしそうに食べる。

すると「うまい!」と一言言い、「ここがパイの実みたい」と端っこのパイ生地を指すので、パイシートで作ったのだもの、と言いながら、(焼きたてだったらもっとおいしかったのに。)と思った。
「これは何だ」と訊くので、「リンゴを切って煮たんだよ。」と答える。

kekeは残りのわずかなアップルパイを部屋に持って帰って食べる。

この記憶が薄れないうちに、また何かにチャレンジしたい。

先入れ後出し仕事

2013-08-06 | 今の会社
私の会社での仕事は、基本「先入れ後出し法」である。

まずAと言う仕事をしていたとしよう。
机の上にAの書類(本来の自分の仕事)を出して作業をしていると、たいてい誰かから「sakeさん、Bをやって」と言われるので、その場合Aの書類の上に、Bの書類なりを上に乗せて今度はBの仕事を始めるのである。

すると、また誰かから「sakeさん、これをコピーして」みたいなことを言われるので、Aの上にBの書類を広げたまま、コピー機に行き、それをコピーしていると、プルルルルと電話が鳴るので、コピー機に書類を置いたまま電話を取りたい所だが、さすがにそれをすると社長に怒られる場合があるので、コピー機の脇に書類を置いて電話を取る。

そして、電話が終ると、コピー機に戻ってコピーを取り、次にBの書類を済ませ、その書類を片付けてから、Aの仕事に取り掛かる。。。。このように後から言われたことを先に済ませてしまう習性があるのだった。

いちいちメモを取るよりも、まず1度机に広げておけば、上に乗っている仕事を片付けているうちに下から出てきて「そうだ、これもやんなきゃ」と思い出せるからである。
だが机の上に置かないものについては、コピー機の横に書類が置かれたままだったり、鉢植えに水をあげるジョーロみたいなものがそこらに転がっていたりしていて、偶然通り掛って「あ!」と思い出したりするのであった。


それはともかく、今日はnanuさんに頼まれた書類を作っていた。
それを一部、修正しなくてはならない箇所があり、その場所を修正テープで消して、テプラで文字を作り直して貼り、コピーを取って作る、と言うせこい技が求められていた。

最近、私はテプラで小さい文字(6mm幅)を貼るのが、見難いのだ。
悔しいけど、老眼である。近眼用のメガネを頭の上に持ち上げ、作っていると社長が「この見積のココ直して」と持ってきて、「あとでSBRさんが来たら渡すから、できたらここに置いといて。」と言う。

私はテプラをやりかけのままにして、修正テープを胸ポケットにグイと刺し、見積を作って言われた通りに置いた。そして、「SBRさんが来るならトイレぐらい掃除するか」と思い、男子トイレも女子トイレも掃除することにした。

手を洗うボールにお風呂洗剤をシュシュシュと吹かして、汚れを浮かせている(つもり)のうちに、便器をトイレブラシでこするのだが、女子のはともかく、男子は誰の汚れだか知らんが、いつも必ず汚れている。やった人がその場でこすってくれればすぐに落ちるのに、固まってからだとほんとに落ちなくて困る。(もっとこまめに掃除すればよいだけなのだが。。)

もぉ~と思って、更にブラシに力を注いで左に右に動かしていると、電話が鳴った。
「あ、電話だ」と思い、顔を上げふり向いた瞬間に、胸ポケットに刺していた修正テープがみごとに便器に落ちた。

そして私は反射的に「このまま流せない!」と思い、修正テープを拾い上げて気がついたら手を洗う所でささっと表面を流していた。そして雑巾で拭いてしまっていた。
せっかくきれいにしたので使ってみると、少々水分が出ているが使えたので、ちゃんと乾かせば普通に使えそうである。私は手を何度も何度も、ハンドソープで洗った。

その後しばらくたっても、あの乾燥中の修正テープが気になる。
「もう一度きれいに汚れを拭き取れば使える!」と思い、濡れたティッシュで何度もよく拭き、バイキンはもういないだろうと思うほど、力強く拭き取った。

そして再びしっかり手にしてみたけど、どうしてもあの光景が思い浮かぶ。
しかも男子トイレの方である。もしかしてウンはついてくるかもしれないが。。。


やっぱり使う気にはなれず、かと言って捨てることもないような気がして、nanuさんの机に転がっていたのと取り替えてしまった。(ふぅ)

なるほどなるほど

2013-08-05 | 友人
着歴ランプが光っているので見てみると、G子である。

おそるおそるTELしてみると「もぉーしもしぃ~?」と怒り口調である。
「何を怒ってるの?」と言うと、「sakeちゃんには怒ってない、酔っぱらってる。」と言う。

話を聞いてみると、T男が部署が変わりそれが彼の望む方向ではなかった。そしてG子に対し「女はいいよな」と言い放った。それが気に入らない。

「女はいいよなって何よ!あの大企業にいるT男には私の会社がどんな状況か分かりやしないし、私がここまで来るのにどんな思いをしてきたか分かってないじゃない!言ったって聞く気も無いくせに!」と言う。

「私に怒るの?」と言うと、「sakeちゃんには怒ってない。」とG子は言う。

私は怒られているとは思ってない。なぜ、他人のリアクションでいちいち怒り口調になってしまうのだ、まだ悟りが足りないぞG子よ、と私は言いたい。
たしかにG子の言うとおりだ。大企業に勤めている相手に、いつ潰れるか分からない零細企業で働く者の不安さなんて分かるはずが無い。夫婦円満に暮らしている相手が、離婚して1人で生きているものの気持なんて分かるわけが無い。分からなくて当然なのだ。

でも、ここで怒る、という事は「分かってもらえない」と思っているよね。
「分からない」ではなくて、「分かってくれない」と思っているよね。

私だってできた人間じゃないさ。
怒りたくもなるし、泣きたくもなる。
相手がこうだったら、こうなのに、って思うこともいっぱいある。

でも私はその度に「あ!いけねぇ!」って思うようになった。
またやっちまった、と思うようになった。

それでは、どう思うようにしたいのか。
「この人はそういう人間なんだ、なるほどなるほど。」と思うようにしたい。

「なるほどなるほど、それじゃもう付き合っていられないな。」でもいいし、「なるほどなるほど、それなら今度はこんな風に接してみようかな。」でもいい。そこに自分の欲望を交えないことだ。
ありのままの相手をまずは認める。いったん受け入れて、それを踏まえて自分がどうするのか、を考える。

考えても考えても、どう考えても自分が譲ることではないな、と思った時に初めて相手の言動に申し立てをしてみる。そこまで時間を掛けて考えてたら、怒らずもう少し冷静なモノの言い方になる。


・・・と思ったが、あっちでケンカして、こっちで「怒る方がおかしい」と否定されたらG子も居たたまれないだろうと思って、言わなかった。
言わなかったけど、自分の胸にしっかり刻んでおこう。
誓い言葉は「なるほどなるほど」だ。


ちなみに家に帰ると、昨日のアップルパイとアップルパンがまったく手付かずで、そのまんま残されていた。
「kekeちゃんは、こういうものは食べない人なのね、なるほどなるほど。」と私は思い、この先お菓子を作ることがあるかもしれないし、二度とないかもしれない。

オバケリンゴ

2013-08-04 | ぶきっちょさんの家事一般
叔母の葬儀の時のメロンとリンゴを妹が半分分けてくれたが、冷蔵庫に放置していた。

メロンはともかく、リンゴの方はとても大きくて見栄えこそするのだが、切って食べてみるとイマイチで、食べる気が失せ、アップルパイにすることを思いついた。
面倒くせぇなぁーと思うのだけど、このまま生ゴミにするにはあまりに忍びなく、かと言って食べないまま放っておいても悪くなる一方。とにかくジャムにしてアップルパイにしよう。

そして生まれて初めて買ってみた、パイシートだった。
これまで何度買おうと思ったことだろう。
しかし買わずにいたのは、値段が高いからである。

そしてリンゴジャムを作る。

検索してみると、Lサイズのリンゴ1個に砂糖20~30グラムが相場のようである。
しかし私は甘いのが苦手なので、このデカリンゴ1個半に砂糖20グラムにしてみた。
それを小さくいちょう切りにしてものを耐熱容器に入れ、レンジでチンをし(5~6分)さらに、クタクタになったリンゴを鍋に移し汁気がほぼ無くなるまで煮詰めてみた。ひからびて冷蔵庫の奥にあったレモンも少々しぼってみた。しまってあるウィスキーもラム酒の代わりにたらしてみた。

そして味見をしてみると、思ったよりいける。
まだ温かいのでこれでも甘いぐらいだ。

そしてパイシートに乗せて焼いてみた。

ジャン。
予想外に膨らんでオバケみたいになったが、紛れもなくアップルパイになった。


そして更にジャムが余ったので、ホームベーカリーでこれを混ぜてパンを焼くことを思いついた。
いつものパンの分量より砂糖を少なく(半分ぐらい)にし、水分も減らしてみた。

あとは機械に入れてどうなるかのお楽しみ!と思ってスイッチを入れた。

そして2時間後。。。。


リンゴパンのできあがり。
(1度かじってから、あまりのうまさにブログに書こうと写真を撮った図。)
リンゴジャムの粒々はホームベーカリーがこねているうちに溶けてしまったようだ。

適当な分量で作ったにしては本当においしい。
かんでいるとほのかにだんだんとリンゴの香りを甘さが伝わってきて、何口も何口も食べてしまう味なのだ。桃の天然水のようなさりげないリンゴ味なのだ。

「keke~~~!焼きたてのアップルパン、すごいおいしいよー!」
とノックしたけど、「要らない。」と一言で終わる。


そしてふと我に返ると、食べきれるはずの無いアップルパイとパンが並んでいる。
パンは切って冷凍保存できるが、このオバケアップルパイはどうしたものか。。。
人にあげられるかどうか試しに半分に切って食べてみた。
味はまあまあで食べてしまったが、パイ生地のしつこさで私はもうムリ。。。。


オバケアップルパイは、夜になって妹の家に持っていった。
迷惑そうだったら引き取ってまた貰い手を捜さねば・・と思ったが、幸い喜んでくれたので、そのまま置いて帰った。パンもスライスして一緒に箱に入れた。自分としてはパンの方が自信作なのだが。

父の食事時間

2013-08-04 | 父の記録と母の思い出
この1週間は叔母の危篤から葬儀があり、父のことを思わずにはいられなかった。
平行にそれは走っているように思われた。

何年先かは分からない。
もしかしたら、「何年」みたいな単位ではないのかも。。。
その時の自分を何度も想像してみた。

でも私は、たぶん泣かないだろうな、と考えた。
その気になって、小さい頃から迷惑を掛けた頃からあれもこれも思い出せば涙ぐらい流せるかもしれない。

でも、それはあまりに勝手な気がして。
過去を振り返ると、父がこうしたら喜んであろうことを、ことごとくやらなかった娘である。

若い頃は友達や男にかまけて、父と出かけることを極力嫌がった。
家に居て暇にしてさえも、父と出かけることを嫌がった。

これぐらいだったらまだ人並みである。
その上さらに離婚をして迷惑をかけた。

尻拭いをしたのはいつも父である。
そのたびに励ましてくれたのも、今から思えば父である。
(母がしなかったわけではなく、精神的にとてもできなかったのだ。)
私はいっときめげて大人しくフンフン聞いているのだが、元気になると性懲りも無くまた飛び出して行った。
父はそしていつも取り残されていた。なのに会えばニコニコしていた。
そういう親子関係であった。

ボケてからも、妹が一緒にいることをいいことに、行くのはまたでいいやと思っていた。
忙しかったのも事実だけど、やろうと思えばもっと喜ばせることはできたはずだ。
それを分かっていながらしなかった。

それを思うと、葬式の時だけ、人前でだけ、イイ人ぶることが、世間様に大ウソをつくようで、そこが自分で許せない。
それだったらまだ「氷の女(娘)」と思われたほうがマシ、実際もそれに近かったのだから。。。


そんなことを思いながら病院につくと、父はこれから食事の時間であった。

この頃は介助無しでは食べられないので、他の人が終った後に食事が運ばれて介助されている。
この光景を見るたびに、自分の幼稚園時代「食べられなくてお残りさん」だった頃を思い出す。

今日はこれから食べる所であった。
父の顔を見ると、よい顔色をしていることに気がついた。

血が通っていることに気がついた。

動いている。
意思がある。
口が動く。
食べている。

そんなことに気がついた。
まだこうして、生きてることに気がついた。

そして私は食事を手伝った。
時間は掛かった。

父は汁やゼリー状のものはよく食べるけれど、固形物は小さくなっていてもモゴモゴして、口にいれるとしばらくずっと噛んでいて、その次はなかなか口が開かないのだった。
なので、ゼリー状のお茶をだましだまし食べさせながら、口をあけてくれるチャンスを待つしかない。

肉じゃがも離乳食のように、ジャガイモは小さいサイコロ状でひき肉、ニンジン玉ねぎはみじんきりになっている。煮汁が多めなので、ちょっと口に含ませるとすすろうとする、その次は口をあけてくれるようである。
肉じゃがの味は好きなようだ。

そんな風にごまかしごまかし、全部は無理だったけど、ほとんど食べさせることができた。
また来週もこの時間に来よう。
いつもと言うわけにはいかなけれど、残りの時間がまだある、そのことに気がついた。

横断歩道にてオバサンのご指摘

2013-08-03 | 今の会社
郵便局の帰りに横断歩道を渡っていると、「ちょっとちょっと!お姉さん!!」と見知らぬオバサン(かくいう私も充分にオバサンなのだが、年配の女性を見るとオバサンと言ってしまう女心がここにある)に腕をとられた。

(はっ!何?この人?!)と思った瞬間、「お姉さん!襲われるよ!」とオバサンはいい、スカートのチャックをあげてくれた。

(え、えぇ~~~@@)と赤面の状況の中、私は瞬時に今の状況をおさらいしてみることにした。


そもそもの始まりは朝、事務所に到着した私はむし暑さでフーフーとカギをあけ、物置部屋に掛かってるアコーディオンカーテンをグイッと開け(ここが私の更衣室であり&所狭しと帳簿類の箱が積んである。)、制服に着替えるのだが、どういうわけか私はスカートから着替えたい、と言う本能があるのであった。

なんせ、こんな物置部屋なのでいつ誰が入ってきてもおかしくない、今では帳簿類の箱でいっぱい人一人入れる隙間がやっとなので、私はカーテンを半分開けて着替えたりもしており、タンクトップにスカートと言う着替えの状況はまだ見られても許されるのであるが、スカートとスカートを入れ替えているパンツ一丁の瞬間だけは、できれば見られたくないものであり、これをできるだけ早く通り抜けたいので先にスカートから履き替えたいのだった。

朝、スカートを履きかえ、スカートのホックをしながら(どうせチャックを上げても、また次の瞬間にブラウスを着替えるから、またチャックをおろさないとならないな。)と思い、ホックだけ掛けながら、制服のブラウスを取り出し着替え、どういうわけか、またしてもホックを掛けただけで着替えが終ったつもりになっていたようだ。

それだけだったら、ベスト(制服のチョッキ)に隠れてチャックが下がっていてもほぼ見づらい状態にあるのだが、ベストもスカートも今パツンパツン、いっぱいいっぱいの状態で、めくれあがっていたか、膨らんでいたか何かしていたのだろう、そこでオバサン曰く「男が見たら襲われる状態」になっていたそうである。

え、えぇ~~~~@@ 

(それってどれだけ見えてたの・・・?)と赤面の状況の中、私は今日これまでの1時間半、誰にお尻を向けていたか、思い出すことにした。

最初に来たのが、下請けのKさん、それから社長、課長、T不動産の社長のKさん。。。。それからnanuさんも一瞬きたっけ。。。

下請けのKさんとT不動産のKさんにはお茶を持って、テーブルに置き、また席に戻っているのだから、充分に尻を向けているだろう、間違いない。それからゴミを出しに行ったり、魚にエサをあげたり、結構クルクル動いていたのだ、もうこの面々にはほぼ間違いなくケツを向けているだろう。

しかし、日頃ボカスカボカスカ言いたい事を言っている男達はどうしてこういう肝心な時に何も言ってくれないのだろうか。「sakeさん、ちょっとそこが開いてるよ」と言われたその場の気まずさよりも、こうして郵便局で、横断歩道で、パンツさらけ出して歩いている方がよっぽど恥ずかしいではないか。。。。
と思いつつ、全部自分のしたことなのよ、ともう悔やまないで堂々とすることにした。
そして、オバサンに「ありがとうございます!」と心の底から御礼を5回ぐらい言って別れた。

それ以来、私は着替えのたびに、スカートから着替えてはいるが、ホックはしめず、大股に足を広げてスカートが落ちるのを喰い止めながら、ブラウスを着替えている。
もしかしたら、この格好が一番見られて恥ずかしいかも・・と思いつつ。

「脳内ストレス解消」/ヒーリングCD

2013-08-02 | 歌謡曲・カラオケ

「脳内ストレス解消」と言うCDを図書館で借りた。

(ストレスが解消される音楽とはどんなものだろう?)と思って掛けてみると、サラサラ水の流れる音と、ピヨピヨ鳥の鳴く音が聴こえてきた。
そして邪魔にならないようにヒーリング音楽のような音もする。

(ここは澄んだ水が流れる岩場だ。。。)
と私は思い、寝転がる。

加島祥造さん(「受いれる」の本を書いた人)のあとがきによると、ほんとうの自分ー生まれたままの素直で無邪気な自分と言う意味だと思うーを取り戻す方法、一番の方法は、大の字になることだ、と言う。

私も真似をして大の字になってみる。
そして、サラサラと流れる水の音と、鳥の声を聴いてみる。
いつまでもいつまでもこうしていたくなってくる。
この何もしない、サラサラ耳を澄ますだけの時間が貴重に思う。

世の中は便利になった。
誰がどこに居てもすぐに連絡が取れるし、ネットで頼めば翌日に物が手に入る。
音楽CDだってクリック一つであっという間に買える。

でもほんとに「便利」になったのだろうか。

誰とでもいつでもつながれる、ってことは、「つながれない」時の事情を推測してしまう。
私のように神経質な人間は、そういう感覚が「追い詰められた」ように思えてしまう。
日頃「何となく」と言う感覚で行動している自分が、ああだろうこうだろうと推測されているのを想像するだけで、追い詰められた気分になってくる。
逆につながるのが当たり前だと思うと、つながらないことがストレスになるのである。
そういう現象が、最近多いような気がする。

特に自分はキャパが狭いので、知らなくていいことは知らなくていい。
しかし、距離がなさすぎる。

何もかも関係なかったことにして大の字になってサラサラ水の音を聴く。

1日の時間を詰め込むだけ詰め込んでいる人が多い。
いろんな人に会って、いろんなことを知り、いろんなことをすることが良いとされている。

でも、本当にそれだけが素晴らしいことなのだろうか。
ふと、そんな風に思う。

尚、このCD、アマゾンの評価では「冬は聴いていたらますます寒くなった」と言う意見が1つあった。
たしかに、この季節だから良いのかも。。。

お中元の豚肉味噌漬け

2013-08-01 | 今の会社
社長が持って帰らず、冷蔵庫に放置されたままのお中元がずっとあった。

私はいまだにそれがそのままあることを確信すると、ビリビリとお中元の包みを解いた。
中に入っているのは豚肉の味噌漬けだ。

賞味期限を見ると10月10日まで、と書いてある。
「誰も持って帰らないならもったいない。」と勝手に思って、課長と秀クンに「お持ち帰りください」と家族の枚数づつ配った。
1枚余ったので、自分も持って帰ることにした。

今日は夜になっても元気がある方の日だったので、夕飯を作ることにした。
蒸し暑いのでカレーだな、と思い、kekeの好きなドライカレーにした。

「あの豚肉は焼いてツマミにしよう」と思って、焼くことにした。
お中元の箱に入っている説明書を読むと、フライパンで焼いてもよし、グリルにしてもよし、とのことである。

更に読み進めて行くと、「この製品は冷凍で1ヶ月、冷蔵では1週間保存できます」と書いてある。
配達される頃が丁度食べごろに熟されています、等とも書いてある。

・・・ん?賞味期限は10月10日だったのでは。。。


と思ったのもつかの間!

ハッと、紙を手に取りよくよく読むと、これは「冷凍用」のお中元だったのである。@@;

冷蔵で1週間・・・って言ったってもうかれこれ3週間は会社の小さく粗末な冷蔵庫で放置されていたのだった。
(だから、あの社長も持って帰らなかったのか?!)

慌てて秀クンと課長にメールを送ろうかとも考えたが、もう夜も9時である。
食べるものなら、もう食べてしまっているだろう。。。

それもこんなお中元の豚の味噌漬けなんて、そうめったにお目にかかれるものではなく、よく見ると色つやまだ悪くなっていないようなカンジ。。。
えぇーい!と私はフライパンで焼いた。

でも、念のため相当中まで火が通るように焼いた。

ジュージューいい感じで焦げ目もつき、しっかり焼いてお皿にとって、ナイフで切り、一口食べると・・・やわらかい&ジューシー。。。味もほどよく・・やはりお中元の豚肉は違う。

私が普段買っている肉だったら、ここまで焼いたらパッサパサになっているはずなのに。。。
まさに説明書の通り、熟された食べごろ(?)の特注豚肉だったのだろう。


kekeに「ご飯できたよー」と言って、かくかくしかじか、この豚肉はおいしいのだけれど、賞味期限をだいぶ過ぎているので、自己責任で食べてくれ、と私は言う。(ちなみに自分はもう食べたことも言った。)

kekeは一切れだけ食べたが、それ以上は食べなかった。

「あぁ冷凍保存しなかったことだけが悔やまれるが、ほんとにおいしい。」と私は言い、「これは8枚入っていたから、1箱4000円だとして、1枚これが500円弱の肉かなぁ、さすがにおいしい。」と言った。

「うちは安い肉ばかり買っていたけど、こういう肉もたまには買って食べてもいいかも。。。」とも言った。


そして、私は寝た。

朝起きても体には異常がなく、あの肉は食べてもまだ平気なようだ。
それでも今日中には食べてほしいので、課長と秀クンには連絡しよう。