津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

頭蓋骨の中で

2009-01-09 23:41:03 | 徒然
 夕方所用で出かけ帰ってきてから頭蓋骨の中がおかしい。右の耳の奥のほうで、メタンガスが発生するような、ボコボコと言う不連続な不愉快な音がずーっと続いている。首を傾げたり、頭を振ったりいろいろしているが、この症状・・すでに8時間ほどになる。晩酌をしてアルコール中毒にしてしまえとばかり、久しぶりに少々過してみたが・・駄目だ。妻に話すと彼女もそういう症状に出っくわしたらしい。「音がする方を下にして寝ると良い」という、ご託宣である。然らばそうして寝るとするかと思う内に、ボコボコ音は酒酔い状態で活発さを増してきて、不愉快極まりない。血圧が上がったのだろうか。さて明日の朝はどうなっていることだろう。首がこわるという、二次災害も発生した。

 1/10 追記
 思いもかけず二三の方にお見舞いを頂戴して恐縮しています。
寝ている間中ボコボコ音に悩まされ、いささか睡眠不足で一時間ばかり遅い起床となりました。症状もすこしは改善されましたが、首を上下に振るとボコッボコッと音がしています。A先生から耳鼻科で診療を受けるよう、お勧めがありました。連休明けには病院に行かなければと思っていますが・・・
いろいろ身体にガタがきて、すっかり老人域に突入したことを体感しています。
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島原の陣--決戦の日・・10

2009-01-09 11:46:25 | 歴史
興長家司松井角左衛門ハ、敵鉄炮をさし当向ふを急に蹈込突候ニ、鉄炮を打放なから仰に倒れて角左衛門には不中、平野弥次右衛門・松井掃部等其早業を感し候、同家来近藤庄兵衛も鑓合に敵を討、辻少左衛門ハ弐人を討取、すゝんて鉄炮創を被り候、西村太兵衛も賊を討、松井右兵衛・入江三大夫ハ竹内七郎右衛門 御馬廻 家人小野三左衛門等と共に鑓を合、敵弐人を討取、杉立市左衛門ハ三人討取、木附茂兵衛・同作右衛門・遠藤九兵衛等何れも力戦首を取、下津半助組の卒を下知して大勢の敵を打しらめ、向ふ敵と鑓を合討取、井口市郎右衛門小屋より出る敵壱人突伏、直ニ小屋に火を放つ、旗奉行西垣庄大夫政吉ハ大四半の団(円)居を押立、真先にすゝミけるか、鉄炮に中て死し、其子太右衛門正勝父に代て乳付の大旗円居をもしきりに先にすゝめ候間、寄之是を呼返し、少し小高き所ニ円居を立て、田中三郎左衛門をして是を守らせ、敵味方の様子を見計ひ、西垣ハ猶も旗をすゝめて先に赴き候、興長ハ二丸に入ても寄之か居所を不知、頻りにすゝミ行に此所にて父子相逢て勇ミ悦ひ、しはらく同所に在て下知いたし候、右馬助重政か嫡子八郎左衛門之直は生膚にてすゝミけるか、簀戸切破て二の丸ニ入、蓮池の近辺にて後殿の敵にわたり合、中にも久留守(クルス)差たる者三人突かゝるに向ひ、壱人の胸板を突通すに、鑓をたくりて近つく所を刺貫きなから鎧着たる賊を中にさし上、二三度振て打付候間、血飛て之直か着たる白黒大筋の袷にかゝり、一入いかめしかりしを見て弐人ハ本丸のかたに逃入候、是此所にての一番首也、沢村宇右衛門ハ御本陣より御供仕候か、頓而御先に参り此所に走着、鑓を合せ敵を討 之直と一二の論有 、家士いつれも相働、小姓矢野新左衛門・足軽秋岡与三右衛門等疵を蒙り、僕少兵衛ハ鉄炮に中て死す、之直弟長岡平左衛門重勝も続て働、若党阿部伝兵衛太刀疵を被る、之直家士林宅左衛門を初各働、中村藤九郎鉄炮創を被り、其外手負多く有之候、右馬助重政組を励シ、手の者をすゝめて二丸に入敵を仕留め、采配を振て士卒をいさめ、小屋々々に火を放たせ、左右を下知して通り候に、小屋の内より賊不意にでて重政をやり過ごし、左の頬先より耳の際迄したゝかに突を、不騒見返りて一鑓に彼賊を仕たをし、家士下田市左衛門に首を取せ候、市左衛門其外家士市野太郎左衛門・太田左次兵衛・三宅儀右衛門等よく働、手疵を負、重政も深手にて苦痛に不堪、隊下并手の者にもよく働候へと申置、本営ニ帰り候、其時も市左衛門に下知し、道々の小屋に火をかけ通り候、折節東風烈敷して二の丸内こゝかしこの火の手焼上り、鍋嶋家より焼立たる出丸の煙と一ツに見へて立のほる、諸手の士卒二丸に入むとしても、追手の方は御当家と立花家の両軍攻入て猛火盛に、天草丸より西の出丸にハ鍋嶋殿衆込入て猛火ニ而通り難く、唯跡より押詰てさゝへたり、此折鍋嶋殿ハ二丸より本城迄も一乗に攻取れと、頻に下知され候へ共、賊徒諸方より集り一図に西の土居を防き働き候間、佐賀勢死傷の者多くいまた其攻ミへさる処に、熊本・柳川の両手二郭蓮池の辺に火をかけ焼上るを見て、土居を守る賊後ろをつゝまれ叶ひ難く存候哉、本城の方に引退く、鍋嶋氏・水野氏等の人数一二を争ひ攻入、諸手もすき間なく詰寄る、賊も心あるハ払ひ太につほむもあれ共、多くハ五三人十人廿三十村々に本丸に引入を立允主御覧候而、神足少五郎にあの敵を打立よと御下知有て、しきりに鉄炮を打掛候、又本丸流尾筋の下に小屋有之、敵出張いたし居候も共に打立られ引取候
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