政治向きのことを色々書くのは、所詮書生論といわれそうだからやめにするが、政府のていたらくぶりに愕然としてしまう。枝野報道官(?)はなかなかよくやっているが、大臣官房は仙谷に乗っ取られたのかもしれない。自衛隊を「暴力装置」と理解している人物がいるかと思えば、時はよしとばかりに菅首相は防衛大学の卒業式で大いなる「敬意」を表した。なんだか良く判らん。
決死の覚悟をして福島原発での注水作業その他に従事した人々を、外国では「福島の50人の侍」と称えている。侍は首相官邸には居ないのか。断られるのは判っているのに、自民党に声をかけて入閣を則したり・・・つまりは手詰まり状態に在る。
マニフェストを放棄して、災害復旧の予算を捻出するというのは、素人でも思い至ることで特段すごい見識とも思えない。「災害支援特別税」でもつくって、国民に「お願いします」と頭を下げたらどうか・・・。「財源論はあとで」とのたまう大臣がおられるが、すくなくとも岡田幹事長の発言のほうが正論だろう。菅さんも目をしょぼしょぼさせて随分お疲れのようだが、命を懸けておやりになることだ。
TVをみているとイライラが募り、少々胃がもたれている。
鬱憤を晴らそうとすると所詮は書生論と相成る。