津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

痛ましい事件

2011-03-04 23:31:58 | 熊本

 熊本で痛ましい事件が発生した。わずか三歳の女の子の殺害、死体遺棄事件だ。遺体が発見された場所は私もよく知っている。ああ何ということだ・・・

 最近熊本でも殺人事件が度々起こっている。のどかで平和な街というイメージが段々崩れつつある。事件の真相はまだ明らかではないが、ぽっきりと折れる若者のひ弱で歪んだ心象が浮かび上がってくる。健康でたくましく生きていける人格形成こそが、真の教育の意味合いだと思うのだが、なにかどこかで狂いが生じている。けいたいを使っての大学受験の不正事件なども、学力第一主義に翻弄される風潮に起因しているのではないか。

 ただただため息と空しさが体に充満して、どうしようもない気分である。

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推参「歴女ニュース」

2011-03-04 09:31:41 | 新聞

 地元熊本日々新聞のWEBサイト「くまにちコム」に、「投稿・コミュニティ」欄がありここに「歴女ニュース」という過去の歴史関係記事をまとめたサイトがある。
           http://kumanichi.com/rural/news/index.php#rekijyo
読み落としている記事を再度確認するのには大変ありがたい。
投稿もできるらしくでしゃばり爺は三件ほどコメントを入れた。
   ・第八師団郷土資料館での「家老・有吉家資料」公開の日時変更について
   ・妙解寺の大掃除について
   ・安国寺に於けるハーマン号受難者の慰霊祭について

それぞれ早々に対応していただいているが、はたしてこのサイトをどれだけの人が見ているだろうかと少し気になった。そんな中でハーマン号遭難事件について、津軽の方が投稿されているのに気が付いた。心にかけていただいている方がいらっしゃる、ありがたい事だ。
           http://kasatetu.exblog.jp/11581492/

安国寺で毎年催されている慰霊祭について、ご遺族や一般市民にいま一段の周知を行わなければならない。メディアのご協力を心から願うものである。

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重文「細川井戸茶碗」

2011-03-04 08:38:20 | 歴史

 細川忠利代財政逼迫の折、父・三齋から譲り受けた茶碗を質に入れて充当したことに対し、三齋は「茶の手があがった」とほめたと伝えられるが、相当高価なものであったことが判る。
 かって細川三齋が所持したことから「細川井戸」とよばれる茶碗があった。忠利が処分した茶碗は行く先がわかっているから、「細川井戸」でないことは確かである。「細川井戸」は仙台・伊達家→豪商・冬木喜平次→松平不昧などの手を経て、現在は(財)畠山記念館が所蔵するところである。「喜左衛門」や「加賀」といった井戸茶碗とともに、天下の三井戸と呼ばれ重要文化財に指定されている。残念ながら展観の機会を得ないでいるが、いつの日か是非とも拝見したいものと願っている。

 今ひとつこの「細川井戸」を有名にしているのが、古今亭志ん朝の落語「細川の井戸」である。時代も違うし同じ品物かどうかを議論するのは滑稽すぎるが、創作とはいえ作者のお目に留まり有り難いことでは有る。
            ginjo.fc2web.com/33idonotyawan/idonotyawan.htm
登場人物が善人ばかりで、心あたたまる話が嬉しい。

 本物の「細川井戸」の方は、持ち主が変りながらその価値がましていったのだろうが、さすがというべき三齋の最初の目ききがあってこその、この茶碗が重文として又三井戸として存在する所以であろう。

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