津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

大河・・「ガラシャ夫人」の機運

2012-06-07 17:48:53 | 新聞

 ロゴマーク バナー用     http://kumanichi.com/news/local/main/20120607004.shtml

今日の熊本日々新聞夕刊は、NHK大河ドラマの「ガラシャ夫人」の機運が高まっていることを大きく報じている。
もともとは福知山市舞鶴市綾部市宮津市亀岡市長岡京市京丹後市大山崎町と、その関連団体が推進協議会を発足して活動を続けていたものだが、京都府、京都市、熊本県、篠山市、丹波市もオブザーバーとして参加したものである。

熊本は別途「加藤清正」を大河に推薦する活動を行っている。つまり熊本にとっては二つの候補があるということだが、悩ましいところではある。
新聞はどういう意図で報道しているのか判らないが、いい線をいっているということだろうか・・・

最近又ガラシャ夫人に触れることが多い当ブログだが、明日も一つupする予定である。

 

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宗孝刃傷の板倉勝該は御縁戚・・・?

2012-06-07 17:03:02 | 徒然


 この事に気づいて居られる方はいらっしゃるだろうか・・・・

    板倉勝該の細川宗孝に対する刃傷は、勝該は板倉本家の三つ巴九曜紋と細川家の九曜紋を見間違えたことが原因とされている。
    見間違えた板倉宗家の当主板倉勝清は後に老中まで上り詰めた人だが、その生母は細川興栄女である。すなわち板倉重同室であるが、後に離婚、     同族細川興誠室(興栄養子・姉小路大納言公量二男)となった。

 +--忠興--忠利--光尚--綱利--宣記--宗孝
  |
  |                  板倉重同--勝清
 |                    :
 +--興元--興昌--興隆--興榮--●==興虎
                       :
                      興誠 

    これが原因での不縁かと思ったらどうやらそうではないらしい。

 ちなみに家紋の見間違えではないとする見解がある。氏家幹人著「旗本御家人・驚きの幕臣社会の真実」によると、白銀において細川家と板倉家は隣同士であり、雨が降ると細川家の汚物ががけ下の板倉家に流れ込むという「環境問題のトラブル」によるものだという。(板倉事件の真相p200~210)
切絵図には父・重浮の「板クラ下ツケ(下野守)」で登場している。著者は現地を訪ねがけ下であることを確認されている。
真実の程は不明だが、説得力のあるお説である。 

 

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萬の双子の兄(弟)?の存在

2012-06-07 13:29:19 | 歴史

☆☆浮世絵-35- 古今名婦鏡 細川忠興妻 吟光 1枚

ガラシャ夫人が生害にあたり、二人の御子を殺害されたという一説がある。この錦絵はその一説を題材にしている。

光永文煕氏編の「平成宇土細川家系譜」を眺めていて、烏丸光賢に嫁いだ「萬姫」に双子の兄(弟?)がいることに気づいた。
「萬」の生母は明智次右衛門光忠女・小ヤゝである。この男子千丸の誕生日は「萬」同様慶長三年であるが、詳しい月日は判っていない。そして早世と書かれている。ガラシャ生害の時は三歳である。この人だと一瞬思ってしまったが「萬」が生きながらえていることを考えると、辻褄が合わない。それに今一人の女子の存在も不明である。所詮この話はありえない噂話なのだろうか・・・・
しかしながら、この錦絵を見ると切なくなってしまう。
 

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