東京在住の近世史研究家の佐藤誠氏からご恵贈給わった。深く御礼申し上げる。
これは「草志会」という同人の会誌として発刊されているが、25号として版を重ねている。
畏友佐藤誠氏は近世史研究家で特に赤穂藩浅野家・森家の研究に活躍をしておられる。赤穂義士に関する研究にも幅広く関わられ、今般の論考「赤穂義士・間新六の姉婿 中堂又助」もその延長上にある。
赤穂義士はそのすべてが泉岳寺に葬られたわけではない。間新六は姉婿・中堂新六(老中・秋元喬朝の家臣、後退身)が遺骸を引き取り築地本願寺運んで埋葬した。遺品も同寺に残されている。
http://www.ako-minpo.jp/news/5889.html
又助に関する書状から、義士の遺族の生活の困窮振りなどがうかがい知れる。大変興味ふかく拝読した。
又その他の論考もそれぞれすばらしい内容である。精読をしなければならない。