津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■マロンの霍乱

2017-09-23 10:06:16 | 徒然

 知り合いの男性が遠くから会釈している。それも柴犬を抱いてだ。
「下ろして歩かせないの」と聞くと、「病み上がりだからね~」とのたまう。
話を聞くと柴犬のマロンちゃん、二週間ほど前熱中症を起こして生死をさまよったらしい。
動物病院に運び込みどうやらこの世に生還したらしいが、ペットというものは大の男をだらしなくする。
「お大事に」と声をかけて別れた。

熱中症の事を昔は「霍乱」といったが、「霍=にわか」で文字通りいきなり来る。「鬼の霍乱」という言葉があるが、鬼さえ霍乱するのだから、人様も子犬も霍乱するのだ。
奥方の「腎盂腎炎」もいきなり来たから「霍乱」かもしれない。余りの高熱で意識も「撹乱」していて、覚えていないことがあるらしい。
ようやく涼しくなってもう「霍乱」することもなかろうが、奥方としみじみお互い健康に過信していたことを反省している。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする