信じ込んだら命がけの奥方は健康によいと言って、「お抹茶」を青汁を飲むがごとくにして飲用している。
そのために「お抹茶製造機」まで持っている。昨日はその機械の調子が悪いと言って、掃除のために機械を解体したいとメーカーに電話をしている。
どうやら機械の底にある3本のボルトをはずすらしい。奥方の力ではうんともすんとも動かず、これは知らぬ振りをするわけにもいくまいと後をかって出る。
これが固くて2本だけはずしてギブアップしてしまった。
機械の方は何のことはない、底のボルトは全く関係なく、すり鉢状の二つのセラミックを抑えているつまみ状の物を触っていたら、簡単に外れてしまった。
セラミックには細い溝が切られており、不具合はこの溝に茶柱にでもなりそうなくずが詰まったらしい。
駆動部を残して部品をばらして水洗いをすると、セラミックのすり鉢は新品のようになった。
工学系の私はなるほどこういう仕組みかと納得して一件落着である。
今朝は右腕にしびれるような痛さがあり目が覚めたのだが、どうやらボルトを外すための作業のせいである。
そして私は信じ込んだら命がけの奥方のおかげで、毎朝お抹茶ならぬ「青汁」を飲まされている。 まずい・・・・