日の出とともに玄関のドアスコープが輝きだす。
そしてドアスコープを通した光が、反対側の白い壁に七色の像を浮かび上がらせる。
今年も像を結んだと少々興奮してしまうが、それがちょうど夏至前後に当たる。
一昨年は、6月17日に 一瞬の奇跡
昨年は、6月22日に 日蝕から14時間目 を書いたが、この現象は一週間くらいの巾がある。
気づいて今年で三年目、地震後緊急避難的に現在のAPに入居したが、よる年波でなかなか今一度の引っ越しに踏み切れない。
本の荷造りなんて業者の人もやってくれないのではないか?
しかし、こんな不思議な現象が起こると、捨てがたい愛着が出てくる。季節の移ろいを知るすべとなっている。
来年はいつから始まり、いつ終わるのかを観察しようと思っている。