津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■武衛とか羽林とか

2022-10-03 10:12:57 | 歴史

 どうも今年のドラマは人殺しの話ばかりだし、三谷幸喜のおふざけが過ぎてあまり見る気がしない。
我が熊本の偉人・横井小楠先生がまさしく北条の血を引いていることを想ったりしている。
小楠先生は北条時行の子孫、諱は「時存」(ときひろ・ときあり)、北条四郎平時存と名乗っていたようだ。

 さて最近のドラマでは、「武衛」「羽林」という言葉が登場していた。
武衛」という言葉が出てきたのは、佐藤浩市が演じた上総広常が酒の席で頼朝の名前を呼びたくなくて「武衛」と三谷幸喜は叫ばせている。
「武衛」とは右衛門府の長官、すなわち天皇をお守りする最高位の者を表す「唐名」である。もう大分以前「知ったぶりが金魚みて・・」ではないが、或るコメントをかいたら、「武衛」ではなく「武」が本当だから覚えておきなさいと注意を受けたことがあった。「近衛の衛も「衞」だからね・・」と言われたことを思い出す。
「衞」は「衛」の旧字だから、今日では残念ながら「武衞」「近衞」で検索しても引っかからない。
細川家家臣・津川家の初代・四郎右衛門辰珍は武衛家最後の当主・斯波義近銀(近)の二男である。

 昨日のドラマでは「羽林」が出てきた。実朝の仲良しの和田義盛が「羽林と呼んでいいですか」などと軽々しく声を掛けていたが、これも三谷流。
此方は「近衛府」の長官を唐名で「羽林」と呼んだことによる。
「羽林」といえば、細川忠利を思い出す。その法号が「妙解院羽林臺雲宗伍」。この「羽林」がどこに由来しているのか承知していないが、「侍従・少将」に叙任されているからか・・・?

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■半病人

2022-10-03 09:36:52 | 徒然

 コロナワクチンの二回目終了後あたりから、左肩から腕・手首にかけて痛みが続いている。
左の方へ寝返りでもしようものなら、痛みが消える迄小一時間は眠れない。
それに加えて「こむら返り」が相変わらずで、これをやるとまたしばらくは寝付けない。
毎日睡眠不足で、午睡が欠かせなくなった。
昨晩は奇跡的に寝返りの痛みも、こむら返りもなかったが、夢ばかり見ていたから睡眠は相変わらず浅い。
手を振って歩くことが出来ず、最近は散歩も控えている。冗談ではなく三角巾で腕をつろうかと思うくらいである。
気が付くと右手で左の手首を握って引っ張り上げたりしている。
幸いタイピングには今のところ支障はないが、長い時間がたつと左手首に痺れが来る。そのためにサポーターをつけたりしているが手首が温まってしばらくすると治まってくれる。
肩の痛みよりも、毎日の様に起こるこむら返りの方が悶絶するような痛さで、一昨日はこれを二度やってしまい悲惨極まりなかった。
奥方からは「半病人」といわれ、「病院に行きなさいよ」と再三言われるのだが、これだけ痛めつけられるとさすがに重い腰を上げずばなるまいと思いだした。

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