私がよく拝見する感性の時代屋 Vol.2というブログ、ほんとうに美しい感性に満ちた素敵なブログだ。ブックマークを開いて、昨晩久しぶりに拝見した。
カテゴリーから2017年の「ぶらり京都」をいくつか眺めている内に、140・139と進んで、138 [桂離宮のモダニズム]があった。
この名建築・庭園の創建にあたられた八条宮智仁親王は、細川幽齋に古今伝授を伝受されたり、親王の姫と光尚の縁談があるなど深い関係が伺える。
ブルーノ・タウトにより「日本再発見」され世界に発信された感が強いが、建築を志す人はこの桂離宮は避けて通れない。
上記ブログに魅了されて豊かな気持ちにさせられた。
全くの偶然だが、今朝のWEBニュースで「モンドリアンの絵が77年間上下逆さまに展示」というものがあったが、昨日の今日の話で少々びっくりした。
桂離宮の建築や内装のしつらえはよくモンドリアンと対比して語られることが多い。
上記ブログ138に紹介されている写真を眺めると、よくそのことが理解できると思う。
まさか、桂離宮の「襖」が上下逆さまになる事はあるまいが、モンドリアンの絵ならばありうる話だと思ったことである。
宮内庁が管理するこの建物だから、残念ながら拝観がかなわない。精々写真集やこんなブログの素晴らしい写真で対面するほかない。