津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

観劇・・感激

2010-07-19 20:19:49 | 徒然
 ある方から招待券を頂戴したので、崇城大学市民ホール(熊本市民会館)に出かける。
~新・清正をめぐる5人の女 花桔梗御殿絵巻~という舞台である。
水野勝之氏・福田正秀氏共著の「加藤清正妻子の研究」をもとにして、台本は作られている。
こういう活動を通じてお二人の研究が認知されていく事は大変結構なことではある。

 最前列の中央の席でお隣はなんと樺島熊本県知事、なんとも居づらい気持ちで拝見したが、大変面白い構成で感心した。たまにはこういう機会も得がたいものだ。

 帰りは生憎のどしゃ降り、傘を盛ってなかったので駐車場までの僅かの距離でびしょぬれになってしまった。梅雨は明けたが不安定な天気が続く。
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文政九年斉護公御入部--2

2010-07-19 08:33:12 | 歴史
一、今度御入國之上、於御城御禮被遊御受候節、大勢之御禮人即朝ニ至習禮有之候てハ手間取、
   御禮刻限遅々いたし候間、習禮有之度面々は前以着座は最寄之御小姓頭へ懸合有之、御物
   頭以下は都て最寄之御使番え懸合習禮相済居候様、且又揃刻限よりは随分早メニ相揃、御禮
   之即朝は御間所并御畳目等之拝見迄ニて御禮速ニ相済候様、尤御城は御座所等も御間近ニ
   有之候間、不敬之儀等無之様相心得、子弟之面々えは父兄より精々可被示置候
一、於御花畑御目見諸御禮等被為受候節之儀付ては、文政九年委細及達置候通、彌以定例ニ相
   心得、組支配方え御目見諸御禮被遊御受候節は、不洩様頭々より其達有之、御目見申上候面
   々えは習禮之儀も父兄より可被心附候、右付ては猶又御小姓頭より相達候趣も有之、此段可及
   達旨御用番被申聞候條左様御心得、已下例文
       六月廿日                    御奉行中
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文政九年斉護公御入部--1

2010-07-18 19:45:04 | 歴史
 文政九年(1826)斉樹の跡をうけ、宇土支藩当主から急遽本家の遺領を相続(22歳)した細川斉護の初入部に関する記事である。
家老・有吉家から提供された文書と読み合わせると大変興味深い。

今度御入國御着座之節、為御迎例年之通被罷出筈候、依之御目見場所之儀如毎杭木打せ置候、且此節為御迎被罷出候面々之内隠居被奉願置、又は御役御断被申置候面々共御目見杭場へ被罷出候儀も不苦事候、此段可及達旨御小姓頭より申来候條、左様可有御心得候、尤御用又は病中故障ニて難被罷出面々も候ハゝ、其段可被相達候
  以上
   六月十三日                    御奉行中

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今度就御入國御目見場え罷出候面々、麻上下着之筈候條、此段觸支配方えも可被達候、以上
   六月十三日                    奉行所

 
  このサイト内でご紹介している素晴らしいサイト「古文書で読む参勤交代」の中の「特別企画・大名行列絵図」には、藩主の帰国を祝い出迎える藩士達が杭が打たれ縄が張られた所定の位置で、上下に威儀を正している姿が描かれている。
                    www.ab.auone-net.jp/~xe2918/ezu

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たまにはこんな本も

2010-07-18 11:38:03 | 書籍・読書
Jポップな日本語
井上ノリミツ
主婦の友社

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暑中お見舞い申し上げます

2010-07-18 09:22:32 | 徒然
                    暑中御見舞い申し上げます。
                     御身ご自愛の上お過ごしください。 
                  
 大変ご無沙汰をしましたが、どうやら生きています。過日転倒た折の右ひじの傷が大きな「つ」になって、四・五日もすれば完治すると思いますが、右手の先のしびれと腕の違和感が未だ取れません。(三日のお休みはそのせいです)写真で証拠をお見せしようかと思いましたが、余りにも無残でやめにします。
 熊本は昨日梅雨が明け、あまりの暑さに外出先で熱中症状態になりました。
すっかり自分の歳をわすれて行動してしまい、こんな有様です。ぼつぼついろんな情報を発信していこうと思いますが、時折お休みをいただくかもしれません。ご了解ください。
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本日大多忙且つ疲労困憊につき

2010-07-14 23:46:35 | 徒然
 68爺は右ひじの打撲がこたえて、肩から指先まで違和感があります。
おまけにあることで大忙し、疲労困憊の状態です。
こんなことでお茶を濁して失礼します。
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年頭の御禮は長上下で・・・

2010-07-13 22:46:57 | 歴史
                     覺

一、年頭御禮、御在國ニは士席以上長上下、御在府年ニは半上下ニて出仕
     但、御在國ニは着座以上ハ太刀・馬代進上
一、御謡初ハ先是迄之通御略式被仰付置候ニ付、外様より出仕ニ不及
一、式日并正月七日御禮、玄猪御祝之節御物頭列以上出仕
一、五節句御禮、獨禮段之御切米取以上出仕
     但、御在府年は先是迄之通御物頭列已上出仕
一、御寺参拝、御在國・御在府年之無差別、毎月参拝
一、野方御出之節、屋敷前形儀手桶出不申、昼夜共ニ辻御目見ニ罷出候ニ不及
     右之通可被相心得候、以上
       (文化)十月
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ばちくりかえす

2010-07-12 22:47:59 | 徒然
 今日の雨の凄かった事、ばけつの水をばちくり返したような雨でした。
車から降りるのに傘より一歩体が先にでたら、もうずぶぬれ・・・いやはや・・

 このばちくり返すという言葉は、熊本弁の中ではあまり上等な言葉ではありませんが、言いえて妙という感じがします。今週一杯雨模様と言った予報です。
梅雨明けは何時になりますことやら・・・・・・・・・・・

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博奕等敷儀堅仕間敷事--1

2010-07-12 22:24:15 | 歴史
   何時の時代もばくちはいけません。

博奕御停止之儀は従前々度々及沙汰事候、然處御家中末々之者迄隠居をかまへ、或道路ニおゐても密々博奕かましき手遊いたすもの有之様子相聞、不届之至候、依之猶又御役人被差出、若右之通之者有之候ハゝ何方之者たり共遂吟味、急度御仕置可被仰付候條、此段御家老(中)且又町方在中共、末々迄不洩様稠敷可被申付候、如此及沙汰候ても若右之通之者於有之は、町方町頭・五人組、在中ハ庄屋・五人組共迄越度可及候間、此段も可有御沙汰候、右之趣可致沙汰旨御家老中被仰聞候事
   享保十九年寅十一月日               奉行所

                    (井田衍義 十四ヶ條會所定法より 七八ニ)
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ヤフーオークション--お安いかも

2010-07-12 06:42:25 | 徒然
 ヤフーオークションで送料込み600円、これはお買い得ですよ。締め切り間近のようです・・・
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旧暦7月11日

2010-07-11 17:58:32 | 歴史
 元治元年(1864)の今日、佐久間象山が肥後細川藩士河上彦斎に殺害された。
彦斎は優秀な人であったらしいが、テロリストであることは間違いない。
顕彰されているがなんとも理解できない。

     河上彦斎    ja.wikipedia.org/wiki/河上彦斎
     佐久間象山  ja.wikipedia.org/wiki/佐久間象山
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大津御茶屋之圖

2010-07-11 08:57:54 | 歴史
                          クリックすると大きくなります

 昨日の「史談会」の資料の中にあったのが、この「大津御茶屋之圖」である。左下に署名がある狩野直温(太郎左衛門)は私の祖母の実方の祖父である。(私にとっては高祖父にあたる)あまりの偶然に驚いてしまった。

 此の建物には玄関は無い。中門から入られて庭からお入りに成ったのであろう。入側が廻る床の間付きの八畳の間が御座所、大きな部室は詰所とあり十五畳右は入側である。詰所の左は八畳、御茶道・御医師・御納戸の書き込みが有る。一番下の右側が御用人間とあり八畳、左が六畳で下横目とある。入側の中央部に「御夜詰」の書き込みが有り、二人が宿直(とのい)したことが判る。
御手水所を入れても29坪程のささやかな施設である。
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有吉家文書「年中行事抜粋」大津御迎之式--続

2010-07-11 08:48:44 | 有吉家文書

一、御着座之上御用人より案内有之
   御居間御入側之入口二枚屏風之側江
   脇差を脱/入口之御敷居内御入頬にて
   御辞儀申上御障子際御敷居之
   所まてニ罷出是江登
   御意之上御居間江摺入御一ト通
   御意被為在御手熨斗頂戴之仕左江
   開下り御次ニ而帯剣御用人間江参り
   候事/付札此召出より御人払ニて候事
     但此熨斗之跡ニ而御人払之御用
     も有臨時之御模様ニ可應事
一、右之通ニて被相済/猶被召出御吸物御酒
   御肴一種御祝被遊/右之御残於
   御前頂戴被仰付候間/暫御咄申上
   下り候上、御用人江御禮申上候事
     但此召出之節ハ初之通御辞儀申上
     直ニ御縁側御向通宜キ程之所江
     罷出候事
一、右畢而於御用人間猶御吸物御酒御肴
   一種一汁三菜之支度をも被下候間頂
   戴之上猶御礼申上候事
     但是ハ御前ニて之頂戴已前ニ頂
     戴之事モ有之候、尤此頂戴ハ御断
     申上候儀茂不苦候事
一、本行御前通りニ而頂戴ハ以前より之
   御極ニて/文化十一年之各別御倹約中茂
   御様子違不申候事
一、右相済御用不被為在候ハゝ引取可申旨
   御用人江懸合/御様子ニ應し引取候
   尤於熊本御意伝之稜付御用人
   より受取候事
一、御茶屋引取於旅宿衣服初之通着
   替直ニ出立私宅江着之事
一、帰宅之上何時比被遊
   御着奉恐悦候/例之面々江
   御意之趣於御花畑可相達旨御用
   番江申越候得者御用番より廻文有之
   候事
                (了)

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有吉家文書「年中行事抜粋」大津御迎之式

2010-07-10 17:02:51 | 有吉家文書

今般わが史談会では、「代々御家老有吉家」から提供された有吉家文書(2010-06-06ブログ 有吉家文書-- 2)の内、「年中行事抜粋」を勉強する事となった。

細川藩領鶴崎(大分市)で船旅を終えられた参勤の一行は、野津原--今市(竹田領)--久住--内牧--的石を経て最後の宿大津に入られる。熊本へはもう僅か、一行は懐かしい国に地に入りほっとした事であろうし、一方お迎えをする側では慌しさをみせる。

 ○大津
   御着座御迎之式
一、鶴崎御着岸御歓之寄郷有之/此節
   御一門衆同席中三家嫡子共、於詰間
   奉窺御機嫌候/大奉行/大御目附
   其外例之面々、於口之間奉伺候/右伺之
   稜付ハ御用番より請取候事
    但大津御着御刻限ニ応し夕方又ハ
    夜半より致出立候/其外之儀小姓頭手前ニ
    扣有之候付略之
一、会所江着之上/御途中まて御小姓頭江
   拙者罷出居候段、紙面を以申遣候、文格等
   物書手前ニ扣有之候間略之
一、御郡代江茂右同断/且又的石
   御発駕之御注進為知有之候様申越候事
一、御着坐前会所江御郡代相候間、致
   対面候、御惣庄屋江茂右同断
一、的石御注進を承、浅上下ニて御茶屋江
   罷出候事
    但惣躰ハ旅宿江供帰いたさせ候は共、側役
    一人草履取壱人ハ残し置候、是ハ
    臨時用心ニ如斯申談相究候事
一、御茶屋御門ニ而下乗御玄関より上り
  御用人間江罷通候事
    但御着座前者取仕イ之人茂居不
    申/御次小姓等着之上致給仕候事
    本文之通候処/近年ハ詰間坊主二人
    罷越候様申越候、同席旅宿へ参候事
一、御先番之御用人まてハ御取次へ申談
  御着座前御居間向者拝見いたし候而も
  宜候事
一、御宿人御注進ニ而御居間之御庭御中
  門内御右側ニ罷出
  御駕拝見候所二て/下坐御駕近付候節
  御辞宜申上候得ハ御戸明ル、夫より御居間
  之方向居被為
  入之上立御供中江会尺いたし御用人
  間江引取候事
    但御居間御次より下り候而御着之上
    元の通上り候/右之下口ニハ草履段々
    出有之、雨天之節ハ手傘ニ而罷出候
    是等之儀御次小姓御次坊主等江申付候へハ
    都合能取計候/又ハ右御路次江罷出
    候儀御玄関より致出入候茂支無之
    其時者残置之側役并草履取召
    連 御見懸ニ而無之所江退去
    御着之上御中門外ニ早速罷越候様
    申付置候事
                (続)

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雑感

2010-07-09 23:57:36 | 徒然
 ついに昨日は途切れてしまい、数ヶ月の皆勤賞が水の泡と成りました。
本人は至って冷静なのですが、「どうしました?」とご連絡を戴くと、ただただ恐縮するばかりです。
明日は史談会の例会に出席、家老・有吉家の文書の勉強です。ご報告は後日・・・

 暑い毎日が続きましたが、あすはどうやら雨のようです。
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