文政九年(1826)斉樹の跡をうけ、宇土支藩当主から急遽本家の遺領を相続(22歳)した細川斉護の初入部に関する記事である。
家老・有吉家から提供された文書と読み合わせると大変興味深い。
今度御入國御着座之節、為御迎例年之通被罷出筈候、依之御目見場所之儀如毎杭木打せ置候、且此節為御迎被罷出候面々之内隠居被奉願置、又は御役御断被申置候面々共御目見杭場へ被罷出候儀も不苦事候、此段可及達旨御小姓頭より申来候條、左様可有御心得候、尤御用又は病中故障ニて難被罷出面々も候ハゝ、其段可被相達候
以上
六月十三日 御奉行中
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今度就御入國御目見場え罷出候面々、麻上下着之筈候條、此段觸支配方えも可被達候、以上
六月十三日 奉行所
このサイト内でご紹介している素晴らしいサイト「古文書で読む参勤交代」の中の「特別企画・大名行列絵図」には、藩主の帰国を祝い出迎える藩士達が杭が打たれ縄が張られた所定の位置で、上下に威儀を正している姿が描かれている。
www.ab.auone-net.jp/~xe2918/ezu
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今度御入國御着座之節、為御迎例年之通被罷出筈候、依之御目見場所之儀如毎杭木打せ置候、且此節為御迎被罷出候面々之内隠居被奉願置、又は御役御断被申置候面々共御目見杭場へ被罷出候儀も不苦事候、此段可及達旨御小姓頭より申来候條、左様可有御心得候、尤御用又は病中故障ニて難被罷出面々も候ハゝ、其段可被相達候
以上
六月十三日 御奉行中
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今度就御入國御目見場え罷出候面々、麻上下着之筈候條、此段觸支配方えも可被達候、以上
六月十三日 奉行所
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