■五月廿八日 雨天 時〃晴ル 当番仁保太兵衛
藤本勘介・可児小七郎ニ申付候也、手伝ニ御加子三人申付候也
一、吉川九太夫手前御算用在之ニ付、蔵返し御奉行之事
最前之口入、吉志村之與太郎と申者ノ手前、被相究候へと、御奉行■吉田茂左・五郎兵衛へ切かミをそへ遣事
一、早川十郎兵衛下人ノ書物之返答書、宮部久三郎・佐方少左衛門奥仕持参候事
御うへ殿・御なへ殿・御かね殿へ壱把宛進上仕候
一、千教寺藪より、畠へはへ出候竹子、四拾三本ぬき候て、御郡奉行より上ケ被申候事
一、長崎ヘ、御買物奉行衆送り候て参候御舟、今日戻り申候、三人所より之状、御船頭木村里右衛
門尉持参候、平戸へ通ひ舟之事
甚斎へ請取候へと申付候也
一、御まくのたちきれ相渡事
御下国之上、可立 御耳候間、 ■■■苻侭延可被置候也、此文言ニメ、松彦一(松本彦市)・栗伝(栗野伝助)へ差紙遣也
一、かねほり高見但馬へ之御借米、十石ノ内滞り米六石三斗之儀、御代官手嶋小右衛門被申来候事
御印ニ、千五百石積せ候へと斗御座候て、毎年と無之候間、一度千五百石積候ハゝ、跡ヲハ惣割苻ニ可被申付候
一、西合(郷)太郎兵衛ニ、御米千五百石積せ候へと、御印野田小左衛門・田中猪兵衛所二在之事
一、五月廿八日早旦ニ、寺嶋平兵衛出船仕ル、頼政之御壷上せ申ニより、弐十丁小早ニて差上候馬
ヲハ、御薪をつミ、別船ニ上せ候
■五月廿九日 当番小篠次大夫
繕之御奉行、和斎弥左衛門・尾方五兵衛也
一、新籠之せつちん損候、繕申付候へ之由候て、(林)弥五左衛門・(河田)八右衛門切手被越候付、
新籠御番衆へ、式ア殿・民ア殿、三人切手遣候事
一、吉川九大夫・手前古物売候代銀取立様之事
一、大坂へ御米千石のほせ可申由、小左衛門・猪兵衛被申候付、善右衛門へ御船之儀申渡候事
藤本勘介・可児小七郎ニ申付候也、手伝ニ御加子三人申付候也
一、吉川九太夫手前御算用在之ニ付、蔵返し御奉行之事
最前之口入、吉志村之與太郎と申者ノ手前、被相究候へと、御奉行■吉田茂左・五郎兵衛へ切かミをそへ遣事
一、早川十郎兵衛下人ノ書物之返答書、宮部久三郎・佐方少左衛門奥仕持参候事
御うへ殿・御なへ殿・御かね殿へ壱把宛進上仕候
一、千教寺藪より、畠へはへ出候竹子、四拾三本ぬき候て、御郡奉行より上ケ被申候事
一、長崎ヘ、御買物奉行衆送り候て参候御舟、今日戻り申候、三人所より之状、御船頭木村里右衛
門尉持参候、平戸へ通ひ舟之事
甚斎へ請取候へと申付候也
一、御まくのたちきれ相渡事
御下国之上、可立 御耳候間、 ■■■苻侭延可被置候也、此文言ニメ、松彦一(松本彦市)・栗伝(栗野伝助)へ差紙遣也
一、かねほり高見但馬へ之御借米、十石ノ内滞り米六石三斗之儀、御代官手嶋小右衛門被申来候事
御印ニ、千五百石積せ候へと斗御座候て、毎年と無之候間、一度千五百石積候ハゝ、跡ヲハ惣割苻ニ可被申付候
一、西合(郷)太郎兵衛ニ、御米千五百石積せ候へと、御印野田小左衛門・田中猪兵衛所二在之事
一、五月廿八日早旦ニ、寺嶋平兵衛出船仕ル、頼政之御壷上せ申ニより、弐十丁小早ニて差上候馬
ヲハ、御薪をつミ、別船ニ上せ候
■五月廿九日 当番小篠次大夫
繕之御奉行、和斎弥左衛門・尾方五兵衛也
一、新籠之せつちん損候、繕申付候へ之由候て、(林)弥五左衛門・(河田)八右衛門切手被越候付、
新籠御番衆へ、式ア殿・民ア殿、三人切手遣候事
一、吉川九大夫・手前古物売候代銀取立様之事
一、大坂へ御米千石のほせ可申由、小左衛門・猪兵衛被申候付、善右衛門へ御船之儀申渡候事