Sightsong

自縄自縛日記

ペーター・ブロッツマン+スティーヴ・スウェル+ポール・ニルセン・ラヴ『Live in Copenhagen』

2017-12-02 10:15:39 | アヴァンギャルド・ジャズ

ペーター・ブロッツマン+スティーヴ・スウェル+ポール・ニルセン・ラヴ『Live in Copenhagen』(Not Two、2016年)を聴く。

Peter Brotzmann (sax, cl)
Steve Swell (tb)
Paal Nilssen-Love (ds, perc)

ブロッツマンは濁りの咆哮を放ち、スウェルはおそらくは身体を折り曲げつつ決して折れることのない奔流を作り出し、ニルセン・ラヴは全身ばねとなってつねに驚くべき強靱なパルスを・・・、って、つまりいつもと同じである。それ以上いうことはあまりない。

もちろんそれで良いのだ。かれらの姿が眼前に浮かび上がってくるような臨場感に満ちている。

●ペーター・ブロッツマン
ペーター・ブロッツマン+ヘザー・リー『Sex Tape』(2016年)
ブロッツ&サブ@新宿ピットイン(2015年)
ペーター・ブロッツマン+佐藤允彦+森山威男@新宿ピットイン(2014年)
ペーター・ブロッツマン@新宿ピットイン(2011年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Soldier of the Road』(2011年)
ペーター・ブロッツマン+佐藤允彦+森山威男『YATAGARASU』(2011年)
ハン・ベニンク『Hazentijd』(2009年)
ヨハネス・バウアー+ペーター・ブロッツマン『Blue City』(1997年)
バーグマン+ブロッツマン+シリル『Exhilaration』(1996年)
『Vier Tiere』(1994年)
ペーター・ブロッツマン+羽野昌二+山内テツ+郷津晴彦『Dare Devil』(1991年)
ペーター・ブロッツマン+フレッド・ホプキンス+ラシッド・アリ『Songlines』(1991年)
エバ・ヤーン『Rising Tones Cross』(1985年)
『BROTZM/FMPのレコードジャケット 1969-1989』
ペーター・ブロッツマン
セシル・テイラーのブラックセイントとソウルノートの5枚組ボックスセット(1979-86年) 

●スティーヴ・スウェル
スティーヴ・スウェル・トリオ@Children's Magical Garden(2017年)
スティーヴ・スウェル『Soul Travelers』
(2016年)
ヨニ・クレッツマー『Five』、+アジェミアン+シェイ『Until Your Throat Is Dry』(JazzTokyo)(2015, 16年)
ウィリアム・パーカー『Essence of Ellington / Live in Milano』(2012年)

●ポール・ニルセン・ラヴ
ザ・シング@稲毛Candy(2013年)
ジョー・マクフィー+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2013年)
ポール・ニルセン・ラヴ+ケン・ヴァンダーマーク@新宿ピットイン(2011年)
ペーター・ブロッツマン@新宿ピットイン(2011年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』
(2011年)
ジョー・マクフィーとポール・ニルセン-ラヴとのデュオ、『明日が今日来た』(2008年)
4 Corners『Alive in Lisbon』(2007年)
ピーター・ヤンソン+ヨナス・カルハマー+ポール・ニルセン・ラヴ『Live at Glenn Miller Cafe vol.1』(2001年)
スクール・デイズ『In Our Times』(2001年)


「JazzTokyo」のNY特集(2017/12/1)

2017-12-02 09:56:31 | アヴァンギャルド・ジャズ

「JazzTokyo」誌のNY特集、Jazz Right Now(2017/12/1)。

連載第27回 ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報

鬼才クラリネット奏者・サウンドアーティスト、ジェレマイア・サイマーマンへのインタビュー。翻訳・寄稿しました。

蓮見令麻さんの連載「ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま 第19回 ビリー・ミンツ・カルテット at Balboa」

ビリー・ミンツのライヴとインタビュー。

●Jazz Right Now
「JazzTokyo」のNY特集(2017/9/30)
「JazzTokyo」のNY特集(2017/9/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2017/8/1)

「JazzTokyo」のNY特集(2017/7/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2017/5/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2017/4/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2017/3/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2017/2/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/10/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/9/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/8/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/7/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/6/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/5/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/4/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/1/31)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/12/27)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/11/21)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/10/12)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/8/30)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/7/26)


ムハール・リチャード・エイブラムス feat. マラカイ・フェイヴァース『Sightsong』(JazzTokyo)

2017-12-02 09:46:53 | アヴァンギャルド・ジャズ

ムハール・リチャード・エイブラムス feat. マラカイ・フェイヴァース『Sightsong』(Black Saint、1975年)。しつこいようだが追悼のため、JazzTokyo誌に寄稿した。蓋を開けてみると記事の上にはワダダ・レオ・スミス、ジャック・デジョネット、チコ・フリーマンによる文章が寄せられており、わたしの場違い感が半端ない。

>> 追悼特集ムハール・リチャード・エイブラムス

Muhal Richard Abrams (p)
Malachi Favors (b) 

●ムハール・リチャード・エイブラムス
「JazzTokyo」のNY特集(2017/2/1)
ジャック・デジョネット『Made in Chicago』(2013年)
ムハール・リチャード・エイブラムスの最近の作品(1998、2005年)
『Interpretations of Monk』(1981年)
ハミエット・ブリューイット+ムハール・リチャード・エイブラムス『Saying Something for All』(1977、79年)
ムハール・リチャード・エイブラムス feat. マラカイ・フェイヴァース『Sightsong』(1975年)
ヘンリー・スレッギル(3) デビュー、エイブラムス(1962-77年)

●マラカイ・フェイヴァース
マラカイ・フェイヴァース『Live at Last』 (2003年)
カヒル・エルザバー(リチュアル・トリオ)『Alika Rising!』(1989年)
ドン・モイエ+アリ・ブラウン『live at the progressive arts center』(1981年)
マラカイ・フェイヴァースのソロ・アルバム(1977年)
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの映像『Null Sonne No Point』(1997年)
アート・アンサンブル・オブ・シカゴ『カミング・ホーム・ジャマイカ』(1995-96年)
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの映像『LUGANO 1993』(1993年)
ムハール・リチャード・エイブラムス feat. マラカイ・フェイヴァース『Sightsong』(1975年)
アート・アンサンブル・オブ・シカゴ『苦悩の人々』(1969年)