ジョアン・レンカストレ(コミュニオン3)『Movements in Freedom』(clean feed、2017年)を聴く。
João Lencastre (ds)
Jacob Sacks (p)
Eivind Opsvik (b)
オーネット・コールマンの「Street Woman」からはじまるピアノトリオのアルバム。とはいえオーネットのような天然ブルース感はない。
どちらかと言えば知的に遊んでいるような感覚で、ジェイコブ・サックスのピアノは内部奏法や特定の音域しか使わない時間など野心的なのだが、上品すぎてちょっと物足りない。アイヴィン・オプスヴィークはここではさほど自分のカラーを押し出していない。
聴きどころはレンカストレのドラムスで、ビートから自由に外れて横方向に広がる不定形ぶりはラシッド・アリも思わせる。
●ジェイコブ・サックス
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas V』(JazzTokyo)(2016年)
デイヴィッド・ビニー『The Time Verses』(2016年)
スペラッツァ+カマグチ+サックス『Play Dameron』(2015年)
アイヴィン・オプスヴィーク Overseas@Seeds(2015年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas IV』(2011年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas III』(2007年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas II』(2004年)
●アイヴィン・オプスヴィーク
ブランドン・シーブルック『Die Trommel Fatale』(JazzTokyo)(-2017年)
デイヴィッド・ビニー『The Time Verses』(2016年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas V』(JazzTokyo)(2016年)
アイヴィン・オプスヴィーク Overseas@Seeds(2015年)
トニー・マラビー『Incantations』(2015年)
ネイト・ウーリー『(Dance to) The Early Music』(2015年)
イングリッド・ラブロック、メアリー・ハルヴァーソン、クリス・デイヴィス、マット・マネリ @The Stone(2014年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas IV』(2011年)
ネイト・ウーリー『(Put Your) Hands Together』(2011年)
トニー・マラビー『Paloma Recio』(2008年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas III』(2007年)
クリス・デイヴィス『Rye Eclipse』、『Capricorn Climber』(2007、12年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas II』(2004年)