ニック・フレイザー『Is Life Long?』(clean feed、2016年)を聴く。
Nick Fraser (ds)
Tony Malaby (sax)
Andrew Downing (cello)
Rob Clutton (b)
ニック・フレイザーのカラフルでさわやかでもあるドラムスのことは置いておくとして(はじめてなのでよくわからない)。
個人的な聴きどころはやはりトニー・マラビーのサックスなのだ。隙間と凝集という矛盾する要素が溢れんばかりに共存している。このノイズは懐の深さと同義であって、それが、チェロ、ベースという弦ふたりと一緒にごった煮の鍋をつくっている。なるほど快感。
●トニー・マラビー
ベン・モンダー・トリオ@Cornelia Street Cafe(2017年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas V』(JazzTokyo)(2016年)
トニー・マラビー+マット・マネリ+ダニエル・レヴィン『New Artifacts』(2015年)
トニー・マラビー『Incantations』(2015年)
チャーリー・ヘイデンLMO『Time/Life』(2011、15年)
アイヴィン・オプスヴィーク Overseas@Seeds(2015年)
ハリス・アイゼンスタット『Old Growth Forest』(2015年)
ジェシ・スタッケン『Helleborus』(2014年)
クリス・ライトキャップ『Epicenter』(2013年)
トニー・マラビー『Scorpion Eater』、ユメール+キューン+マラビー『Full Contact』(2013、08年)
トニー・マラビー『Adobe』、『Somos Agua』(2003、13年)
リチャード・ボネ+トニー・マラビー+アントニン・レイヨン+トム・レイニー『Warrior』(2013年)
チェス・スミス『International Hoohah』(2012年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas IV』(2011年)
ポール・モチアンのトリオ(2009年)
ダニエル・ユメール+トニー・マラビー+ブルーノ・シュヴィヨン『pas de dense』(2009年)
トニー・マラビー『Paloma Recio』(2008年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas III』(2007年)
クリス・デイヴィス『Rye Eclipse』(2007年)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas II』(2004年)