2008年5月6日～7日 イベリア半島流れ旅（１０） 飛んで飛んで飛んで…回って帰国

　最近は欧州に関しては、行き、帰りとも日本発着便と欧州域内便とを乗り継いだことがありませんでした。それは欧州域内を鉄道で移動したいというのが一つと、往復は大抵が特典航空券のため、欧州域内は別に買わなければならないケースが多いのと。

　そんな私ですが今回はリスボン～イルン～パリの指定券が取れず(正確にはユーレイルパス枠が満席)、止む無く飛行機でパリまで戻り、そのまま乗り継いで帰る事に。その便も時間とコストの都合上、リスボンから直行ではなくマドリード経由。そのあとパリから、計３便で日本まで帰る、うわ面倒くさ。幸い遅れもなくバゲージロストもなく、無事に帰って来てしまいました。最後回った(ホールディング)だけ。

　写真は帰りのJL406便のギャレー、巡航中はこのようなちょっと洒落たラウンジモードになります…って初めて知りましたよ(汗)、-200ERでもそうでしたっけ？シェルフラットと言えども座りっ放しはツライので、途中30分とかこういう所に立つと腰が楽です。ちょうど居たCAが、ヴァレンシア出身、ちょっと話が弾み…でもできれば行きにお話して情報聞きたかったよ…ちゃんちゃん。１時間しか寝られなかった、明日が辛そう。

（ダイジェスト旅日記、おしまい。本編は公開時期未定）

2008年5月5日 イベリア半島流れ旅（９） リスボン

　明日は朝から帰国便に乗らなければならず、実質今日が最終日。欧州最西端・ロカ岬で夕陽を見ようか考えたのですが時間的に遅くなりすぎそうで、逆に観光客の来なそうな朝イチで訪問。

　強風に煽られながらとりあえず思ったことは「思えば遠くへ来たもんだ」しかし両親含め私の知り合いも数人、既にここを訪問しているかと思うと不思議な気もします。

　岬めぐりのバスと鉄道を乗り継いでリスボンに戻り、トラム博物館へ。保存両数が多いのは喜ばしいが撮影不可なのは嘆かわしい。やけになって歩き、バカでかい修道院まで辿り着いたは良いけどなぜか入れず。なんかこう、拝観とかするものに縁がない気がしますね。

　電車で市内に戻り、あとは適当にブラブラと。いったんホテルに戻って短い休憩のあと、ファドを聞かせるレストランへ。最後の晩は少し奮発。ちょっと粘って後のステージまで居たら当たり、とても良い感じの唄が聴けて満足。荷物もあらかた括って出たので安心して長居し、気分良く１日を締め括ることができました。