日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】ジム・ロジャーズ著、林康史+望月衛訳 「世界大発見」 (日経ビジネス人文庫)

2010-07-13 23:11:55 | 本・映画・展覧会
 少し前に著者の「世界バイク紀行」を読んで面白かったので、その続編も読んでみた。

 基本的なスタイルは変わらない。旅のスタイルも、著述内容も。ただし旅の足が、前作ではBMWのバイクだったのが本作ではメルセデスSLK+ゲレンデワーゲンの下回り(へぇホイールベース同じだったんだ!)に特注トレーラーとなった。

 足掛け3年である。16万キロである。もはや投資家でも著述家でもなく、冒険かではないか?安全な国ばかりではなく紛争の残る国も通っている。国境が通れずに迂回した国もある。前回はちょいとトラックに積んで移動もできたが今回はそうは行かない。

 この長い旅の物語を詳述すれば、恐らくは数冊の本になるだろう。それを例によって、道中の出来事だけでなくそれらエピソードから見た現地の状況に基づく著者の投資に対する見解、前作同様に面白い。著者のコメントは「予言」ではなく「必然」だという。当事国の状況をきちんと把握し、国際関係から考えればどうなるか自ずから結論は出るということだ。そして、それが簡単にできれば苦労はなく、できないから(著者に言わせればやらないから、かも)投資に失敗する人が大勢居るのだと。

 著者は決して自分の成果をひけらかさない。それは快い姿勢なのだが、やはり今回の旅で見聞きして投資した結果がどうなったか、読者としては知りたいのだ。そして、シンガポールに居を移した「いま」彼が時代を、市場をどう見ているか知りたいものである。

 2010年7月11日 自宅にて読了
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2010年7月11日 医は仁術に非ず

2010-07-13 07:27:59 | ノンジャンル
 見舞い先に泊まらず帰宅したおかげで洗濯や掃除、片付けができた。わずか数時間ではあるがこの差は大きい。と言う事で昨日と同じパターンでお出かけ。

 サービス業の接客態度には人一倍やかましいウチの父親であるが、入院先のスタッフに関してはベタ褒めである。確かに、見舞いに行った時に接した看護士さん皆さん笑顔も多いしつっけんどんな態度がない。態度だけでなく、追加の椅子を持ってきてくれたり患者の喉が渇くと訴えれば部屋に加湿器を設置してくれたり、対応も迅速で素早い。(新人の看護士さんは好みのタイプだわ~♪)

 父親曰く「これだけの規模の病院のシステムがきちんと統率され機能しているのは素晴らしい」。ハードとソフトの連携が上手く行くのが大変だということは良く分かるので、なるほどと思う。驚くなかれ看護士に「ありがとうございます」と言われたそうで、「この病院はスタッフにサービス業と言うプロ意識があるのではないか」とも。良い病院に出会えて良かったみたいだ。CSアンケート調査開示もしている(写真)。できれば1年おきぐらいにはやった方が良いと思うけど(ウチの会社は毎年やってる)…

 そう言う訳で入院のストレスも少ないのであろう、経過は良好。とは言え家族が見舞えば興奮して疲れるのか昨夜は夜に少々発熱したそうで、今日も予定より1時間以上も早く「もういいから帰れ」何て身勝手な。結局ちょっと実用品を持って行ってシャワーの補助をしただけ、こっちが待合室のベンチで1時間も昼寝してしまったので実質的な見舞い時間わずか2時間で引き揚げ…

 これで都合3往復したので、6枚綴りの新幹線回数券をアッサリ使い終わってしまった。最近は「こだま」運用にも700系がバンバン入っていると知った次第。あと何回行くか分からないが、車内で読む本は幾らでもあるので7/20以降は「18きっぷ」で行くかな~。往復G車を利用したとしても半額程度で済むんじゃない?入院がどれだけ長引くか次第だな。
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