2010年7月19日 【旅行】苦く危険な香り～東ティモール（４）

　午前中は過去２日で通ってない市内のエリアへ、コルメラ地区は一大(?)ショッピングエリア、バイク関連の怪しいお土産をゲット。他にもネタとして買いたいものはあったがモノを増やすまじと自制。リコンファームもしてないし何があるか分からないので早めにタクシーで空港へ、問題なくチェックイン。することなーい。ディリの町だけ見れば特にヤバい印象は受けなかったが、それも2分に1台は見かけるUNマーク入りのクルマのおかげなのか？10年くらい経ったら再訪してみたい。言葉の通じる順序はテトゥン語、インドネシア語、ポルトガル語そして英語かな？２，３位は微妙。相手の階層によりそう。

　往路と同じ機体でデンパサールへ、もうイミグレで待つのはイヤなので夜まで制限区域内に留まり昼寝だのマッサージだのしようと思っていたのだが不可・入国必須と係員。今度は45分並んで入国。自分のすぐ後からCIに744とCXのA330が着き、あっという間にアライバルホールは先日と同じような状況に…このシステムを改善しない限りインドネシアへの観光客は増えないのではないかな。

　荷物預かりもないのでそこら辺の代理店で「空港に近く、プールとレストランがあって、なおかつ安い」ホテルのデイユースを申込み。インドネシアへの出入りとホテル代とで、８時間ほどの滞在で100ドルも使ってしまった。今回、インドネシアへの印象はすこぶる悪い。

　ともかくプールで涼み、昼寝して、レストランでなかなか旨い魚のグリルを食べて空港へ。出国審査で短期間に繰り返し入出国を繰り返しているのを怪しまれる。オレはトランジットで済ませたかったのにアンタらが入国しろって言ったんだろっ！(怒)。仮に東ティモールを訪問するとしても次回は(少々高いが)シンガポール経由にしようと心に誓うのであった。

　DPSのプレミアムラウンジはけっこう広く、しかも展望デッキつき。ここで飛行機見ながらビールを…あれ？アルコールは白ワインが一本、他には何もなかったような…さすがイスラム教国ですかな。帰りの搭乗機もお初、ワンワールド塗装の604J。行きと同様で隣はブロックされていたのか誰も来ず快適なフライト。ワインには手を出さず、シャンパンお代わりして寝よう…明日は到着後ハードスケジュールが待っている。東チモール、行って良かった。（おわり）

2010年7月18日 【旅行】苦く危険な香り～東ティモール（３）

　ホテルはツイン、エアコン、衛星TV、コンチネンタルブレックファストつきでホットシャワー＆トイレは共用というタイプ、これで39.50USD。高いね～。でも狭く質素ながら清潔で、蟻なども這ってないし(ちゃんとドアに侵入防止のスカートが付いてて立派)、個人的に暴動より危険視していた蚊(マラリアを媒介することがある)もいない。２泊したがバスタオルはちゃんと交換してくれたし。

　昨年訪れたラバウル(パプアニューギニア)では、現地でガイドとクルマを手配して見物して回ったのだがここではそんな観光業はない。昨日の運ちゃんを呼んで走り回って貰おうかとも考えたのだが、いま一つ気が乗らない。出発前に私生活がバタバタしてたので、今日はのんびり過ごしたい気分(それならバリに居た方が…笑)。

　朝食後、タクシーで10分ほど走って島の東端へ。この岬の上にキリスト像があり、足元が展望台になっている。砂浜と岩場が交錯した海岸線の向こうにディリの街並み、周辺の島なども見えて絶景。帰りはぶらぶら歩く。4,5kmかな。ディリの町まで戻ってきたら昼近く、町に入る手前、海沿いのレストランでビール飲みながらのんびり昼食。ホテルに戻って昼寝。

　夕方、ホテル周囲を歩いてみる。車通りは多いが店は少ない…と思ったら別の通りにはぱらぱらと点在していた。中心部を突っ切り反対側まで海沿いの道を歩いてみる。大使館通り。我が日本国大使館もあるのである。中・日・韓と三国の大使館が並んでいるのはちょっと笑えた。狭い浜がずっと続き、道路に煙が立ち込めているステキな雰囲気に近寄ってみると案の定、屋台が出ていた。魚や肉、レバーなど串刺しで、ドラムカンを割った中に薪がくべられ、その上で焼かれている。しばし夕日見物ののちそのうちの一軒で夕食。早い旨い安い。

　帰りは暗くなったのでタクシーで戻り、ESPNでMotoGPやディスカバリーチャネルを愉しむ。久々にオートバイのレースを見たが、以前より挙動やライン取りがよく見える気がしたのはなぜだろう…ぜんぜんバイクには乗ってないのに(笑)。