日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2011年6月19日 【エセ善人】島よ

2011-07-04 19:46:04 | エセ善人ねた
 これまで鹿児島や沖縄の離島を訪れるたびに、そしてイースター島で改めて思ったんだが。

 たとえば、島で動いてる車の台数など多寡が知れている。仮にアイドリングストップを徹底しようがEVに替えようが、効果は知れているだろう。でも、やはりやって欲しい。そういうのって、島の人はどこでも無頓着なのだ。大らかな雰囲気が悪い方に作用している。ついでに言おう、なぜか島の人って海でも陸でもけっこう無造作にゴミを捨てるのだ。生ゴミじゃなくても。なんで?

 宮古島では主要産品であるサトウキビのキビガラから採れるセルロースだかバイオエタノールだかの実証実験をしていたはずだ。宮古に限らず薩南諸島から南西諸島にかけて、「サトウキビの島」が多い。従来は捨てるのみだったキビガラから燃料が取れれば自給化になるし、諸島のどこかに製造プラントを作れば輸送コストが安くなるので仮に製造コストがガソリンより高めでもある程度は相殺できるのではないか。いつまでも実証などと言っていないでとっとと実用にして欲しいものだ。特に宮古島あたりならそれなりの規模であるので、是非とも進めて欲しい。

 消費規模が小さいから節約や環境保護の効果は知れている。だが一方で、消費規模が小さいからこそ「スモールスタート」できる活動がある。よそ者に言われるのではなしに、他ならぬ島の人でそれに気付き活動を進めて欲しい。「小さな島だが活動は最先端だ」と視察受入れが産業の一つになるくらいになって欲しいと思うのだ。

 夜。この島でも、星が綺麗だ。
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2011年6月19日 【旅行】リフレッシュ休暇で南米へ(9)

2011-07-04 06:14:15 | 旅行・ハイク&ウォーク
 サンチアゴからのフライトは定刻なら昼に到着し午後イチで折り返してゆく。デイリーではないが上手くすれば2泊でイースター島の観光は終えられる。が、あえて3泊した。観光しない時間ができれば、じっくり己の来し方行く末を海でも眺めながら或いは物言わぬモアイに問いかけながら考えようと思ったのだ。だが、物思いにふけるには島の風はもう冷たすぎた…

 ともかく今日は、日本企業(香川のタダノだ)が大いに協賛して引き起こし周辺の公園整備も行った、15体のモアイが並ぶ「アフ・トンガリキ」ほかを巡る1日ツアーである。人数が多く、0930ピックアップの予定が1000過ぎても来ない。さすがに「どうなってんじゃコラ」と電話したら来た。イースター島にも蕎麦屋があるのか?(笑)

 15体も立ち並ぶとやはり壮観である。ところでモアイは中国の兵馬桶と同様、一体一体が実在の人をモデルに(デフォルメ)したそうで、存命中に造っても設置はしない。そしてする場合は、(たぶんモデルの人がいた)集落を見守るため、海の方ではなく集落の方を向いて立てられる…んだってサ、全然知らなかったよ!やはり「コンチキ号漂流記」1冊だけでは知識不足だ(爆)。それにしてもクレーンのタダノよ、良くやった!例えバブル期の副産物であったにせよ、あなた方の偉業は有形無形の財産として島に残っているのだ。

 1日ツアーと言っても欧州の街道巡りなどと違い実にのんびりしたもの、日本の旅行会社が企画したら昨日の分と合わせて半日くらいで終わらせてしまいそうな!?15人以上の参加者のうち英語希望は自分ともう1名のみ、その人はオーストラリアの女性で南米7週間だって。スケールでけぇ…

 Hotel MANAVAI泊
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