日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2011年7月19日 【仕事】どっちがトクかよ~く考えてみよう

2011-07-26 23:19:08 | 仕事
 今は他の事業所へ行ってる元部下が久々に訪ねてきた。

 元と言うのも微妙で、今は作業契約とか社内事情とかで形式上異動させているだけなのが正解。で、今後のキャリアプランとかもひとつ上の上長ともども面談したのだ。人生なにが幸せか分からないからね、至るところ青山ありとは言うものの心の拠り所は欲しいだろうし。

 やはり一度自分と一緒にした人間の動向ってのは気になるんだよね、彼に限らず。正直、気に入らない人間もいる(いた)けどそういう人も含めて気になる。全てのメンバーが会社で恵まれたポジションにつけるわけじゃないし、仮に不遇をかこってたとて力になってやることは中々できないんだけど。

 終わって、久々だってんで飲みに行ったんだけど、まぁまぁ楽しく過ごしているらしく、今日は職場の愚痴とか聞かされないで良かった。心情的には「帰って来いよ」なんだけど現実的には「達者でナ」、その方が幸せな気が…(爆)。まぁ損得って言うよりシアワセ度合いの問題なんだけどね。

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2011年7月18日 【旅行】能登はいらんかいね(3)-2

2011-07-26 21:16:42 | 旅行・ハイク&ウォーク
 能登中島駅を半島内最後の訪問地とし、能登有料道路で金沢方面へ。帰京便までの残り時間、空港前の石川県立航空プラザ(http://www.pref.ishikawa.lg.jp/aviation/)とどちらを訪問しようか迷ったが、未訪問な「尾小屋」を訪ねることにした。ここには鉱山資料館とナローゲージ鉄道の保存車がある。

 尾小屋鉄道は何でか分からないけど伝説的な鉄道である。ナローゲージとして残った希少価値性なのか、そこにいる車輛が特別な意味合いのものだったのか。何れにしろ、その名前だけは知っていた。だが一人旅を始める前に廃線、その後も保存会の動きなど聞いてはいたが訪問する機会無く今日に至る。初めてその名を聞いてから実に30年以上を経ての訪問である。

 おっと、鉄道の前に鉱山資料館だ。ここはどちらかと言えば鉱石とかが豊富で、鉱山関係の資料の「品ぞろえ」にはちょっと不満。良い展示内容も古いまま(まぁ閉山しちゃったので新たに付記することなどないかもしれぬ)。例えば当時と現在の同じポイントから撮った写真とか、今の残る当時の遺構とか…また、鉱山史をただ年表で表すだけでなくもっと鉱夫たちの生活や「負」の遺産(坑内事故とか煙害とか)も、閉山して年月が経ったのだから明らかにして欲しいなと思う。2Fで尾小屋鉄道の除雪列車ほか各種写真展示をやっていたのは面白かった。

 建物から少し離れた所には、かつての坑道の一部が観光用に開放されている。ここはとても湿気の多いヤマで、坑道中しとしとぴっちゃんである。とてもひんやり、それまでの汗が冷えて寒い。坑道内はよく整備され…整備され過ぎてて逆につまんないほど。坑道中に香る支保工の木材が印象的だった。

 さてお待ちかね(?)尾鉄の車両群。保存されているのはSL、客車、気動車各1両。客車は大正時代の創業時からのもので、よくぞ残されたものだと感心。気動車は元遠州鉄道(遠鉄)だ。昔はいま以上に私鉄間での車両の譲渡があった気がする。それだけ会社があったし、それらは経営規模が小さく新造などムリな所も多かったのか。鉱山資料館に特設の写真展がなされていたものの、車両および尾鉄にかんする説明は最低限(あるだけマシか)。産業遺産としてもう少し資料があると良いのだけど…

 ともあれ、長年の課題であった尾小屋を訪問しスッキリした気持ちでヤマを降り空港へ向かった。返却時の走行距離は約580km、消費燃料は約26L。22.3km/Lか。25kmくらい行くと思ったけどアップダウン多く(意外にも)ハイアベレージな能登では厳しかったみたいだ。

 帰りもキャンセル待ちでクラスJ。あまり737-800には乗っていないのに搭乗済み機材(JA318J)だった…うとうとしたと思ったらもう房総半島上空、羽田はあっという間である。能登へはまた行きたいな。

 尾小屋鉱山資料館:http://www.city.komatsu.lg.jp/shomu/s_ogoya.html
 ポッポ汽車展示館:http://www.city.komatsu.lg.jp/shomu/s_poppo_2.html
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2011年7月18日 【旅行】能登はいらんかいね(3)-1

2011-07-26 06:45:21 | 旅行・ハイク&ウォーク
 最終日、今日は能登半島観光はせず戻り方向へ。

 途中一カ所だけ寄り道。のと鉄道の能登中島駅、ここに「オユ10」なる貴重な車両があるので一目見ようと…
 http://www.incl.ne.jp/ntr/html/ensen/nakajima.html
 そしたらアレ?車両の扉が開きYシャツ姿の駅員さんみたいな人がいる。ホームに入って写真を撮ろうとすると「良かったら中もどうぞ」このあと団体旅行客(クラブツーリズムだった)が当駅で下車、オユ10見学のあと観光バスで移動という。その「おこぼれ」に預かったのは非常な幸運。外観はかなりボロくなってしまったが内部は良く保存されている(写真)。何とか小屋掛けとかできないかねぇ…

 オユの車内見学もだが、職員氏からは路線維持の苦労、観光営業施策について色々と話を伺い考えさせられた。隣の駅はアニメの舞台にもなったそうで「聖地巡礼」ヲタをどう惹きつけるか(石川県の屋外広告条例でラッピング車両は不可らしいのでオリジナルグッズとイベントだね)とかオユ10を生かした鉄ヲタ向け企画とか、語り合っちゃった。

 ちなみにJR西から「北陸」だか「能登」に使われてた車両の譲渡を打診されたが費用が捻出できず断念したって…輸送費だけじゃなく維持管理にもお金かかるからね。その他オフレコ話(企画段階で公表できない計画とか)も聞いたり。実に濃密な小一時間だった。駅の自販機とオユの募金箱にささやかながら貢献…

 ちなみに帰宅後調べたら、のと鉄道が舞台になったアニメは「花咲くいろは」(http://www.hanasakuiroha.jp/)みたい…うーむ、十分にヲタ萌えしそうな感じですな。おっ「けいおん!」の平沢唯を演じた豊崎愛生さんが出てるぞ…これはぜひのと鉄道活性化に貢献して頂かなければ。あ、あと能登中島駅は缶コーヒーBOSSエメラルドマウンテンのCMにもオユ10入りで使われてるそうです。

 のと鉄道HP:http://www.incl.ne.jp/ntr/
 アニメ「花咲くいろは」HP:http://www.hanasakuiroha.jp/

 (鉄分濃くつづく)
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