コニカミノルタプラザでやっているので写真展だと思ったが、これは違うな。なんかね、メッセかビッグサイトで行われるイベントのブースでも似合いそうな。
展示は、最新のセンシング技術を用いた三次元センサーによる平安頃の鏡や銅鐸の図面(写真)化と、それを元に複製されたものの展示で。これまでの撮影技術だとレンズによる像の歪みがどうしても出てしまうので、「完璧な」画像は撮れなかった。それを三次元スキャナイメージで取り込むことで、原寸通りの写真(と言うよりはCGに近い)が作れ、同時にその情報を元に複製も造れると言うワケ。
まぁこの辺りは言葉で紹介するより現物を見て貰うのが一番理解しやすいと思う。対象物を加工したり触れたり(石膏型のように)せず、データにして複製できるのはやはりスゴイと思う。これが考古学な事例で展示しているので「それが何の役に立つの?」と思ってしまうかもしれないが、もっと身近な現実世界でもきっと利用価値はあるのだと思う。
そうした「利用価値」が重要なのはもちろんだが、男児たるもの「これはいかなる理屈にて実現せしか」という好奇心は持ちたいものだ。
2011年7月14日 新宿・コニカミノルタプラザにて
展示は、最新のセンシング技術を用いた三次元センサーによる平安頃の鏡や銅鐸の図面(写真)化と、それを元に複製されたものの展示で。これまでの撮影技術だとレンズによる像の歪みがどうしても出てしまうので、「完璧な」画像は撮れなかった。それを三次元スキャナイメージで取り込むことで、原寸通りの写真(と言うよりはCGに近い)が作れ、同時にその情報を元に複製も造れると言うワケ。
まぁこの辺りは言葉で紹介するより現物を見て貰うのが一番理解しやすいと思う。対象物を加工したり触れたり(石膏型のように)せず、データにして複製できるのはやはりスゴイと思う。これが考古学な事例で展示しているので「それが何の役に立つの?」と思ってしまうかもしれないが、もっと身近な現実世界でもきっと利用価値はあるのだと思う。
そうした「利用価値」が重要なのはもちろんだが、男児たるもの「これはいかなる理屈にて実現せしか」という好奇心は持ちたいものだ。
2011年7月14日 新宿・コニカミノルタプラザにて