日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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(Live) 堀尾和孝

2011-07-29 23:42:20 | 音楽、ギター、カラオケ
 アコースティックギター界の大御所・中川イサトさんを聴く機会がようやくやってきた。当日は宮城のNPOを訪問、トンボ帰りしての吉祥寺の会場入り…の予定だった。が、何と被災地支援のNPOベースキャンプで愛車を整備中に地震グラグラ、揺れる揺れる。

 で、帰京しようとしたら電車が来ない。それでイサトさんのライヴには間に合わなくなってしまったのでキャンセル、明日の丹沢BBQは先日の台風による会場水没のため中止になったので本日中に帰京する必要はない。ならばと北上、盛岡へ。思いっきりアウェイな地で堀尾さんのライヴを聴くことにした。なんか代役みたいな失礼な言い方で申し訳ありません…

 会場は映画館通りから入った(ワイン)バー、20人入ると立ち見客が出そうなキャパ、完璧に席が埋まった。当日入れてラッキーだった。東京からはもう一組お客さんがと紹介されたのは、ステージにて堀尾さんのギターで歌っちゃったりすることもある「BUN」さんでした…過去にビデオは見ていたがまさかご本人と岩手で知り合うとは!

  これまで聴いた堀尾さんのライヴはいつも震災絡み。チャリティーアンプラグド、命の缶詰、そして地震で列車運行が乱れた今日。妙な偶然である。で、開演前に挨拶される堀尾さん、まさかBUNさん以外に東京の客が居るとは思わなかったらしくよそよそしかった。ちょっとしたサプライズだったかな?(笑)

 セットリストは取らなかったがこれまでで一番、古今東西バラエティに富んでたんじゃないかな?地元のお客さんが歌う(ウマい!)、BUNさんも歌う(めちゃウマい!)、手拍子、足拍子、店のオーナー「フランソワ」さん踊る。ヤンヤヤンヤ。ものすごい盛り上がり方であった。東北の人は静かだなんて大嘘だ。「ねぶた」だってそうだが、何かの拍子に内に秘めたエネルギーが爆発する、今夜がその日だ。それにしても「Spain」ソロギター版すごかった!シビれました~。あとアンコールの「Stairway to Heaven」も!


 考えてみれば、堀尾さんのギターはスーパー巧すぎて全く参考にならないのは言うまでもないが、仮に弾けたとしても自分の弾きたいスタイルとはかなり違う気がする。なのにライヴは聴きたい。なんでだろ?

 たぶん、膨大なレパートリーからお客さんや店の雰囲気に合わせた曲を選んで演奏する懐の深さとか、お客さんを引き込んでゆくユーモラス&ハートフルなトークとか、そうしたステージ運びの妙にハマりたくて行くんじゃなのかな。だから、CDで聞くだけでは分からないし勿体ない。「50日連続ライヴ」なんて無茶苦茶ハードに活動されてるのでそこら中に機会はあるはず、ぜひ足を運んでみて下さい。マットリMAX~!(←ご本人の決まり文句)

 大いに盛り上がったステージ終了後、光栄にも「後飲み」に誘っていただき気が付けば2時半まで!地元でなくアウェイな盛岡でこんな経験をするとは、足を延ばして本当に良かった。「フランソワ」さん(ソムリエールなんだ)も有難うございました。ワインも色々とあるので盛岡へ行ったらまた足を運ばなくっちゃな。次回オレ・ピノかカレラをお願いします(*^^*)

 2011年7月23日 盛岡・Izayoiにて
コメント (4)
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2011年7月23日 【ファーゴ】NPO現地での活動状況視察

2011-07-29 06:40:11 | クルマ
 宮城県大崎市を活動基地とし、石巻市を中心に被災地復興支援活動を行っているNPO「オンサロード」に貸出中の愛車「赤金ファーゴ」の使用状況確認と車体整美をしてきた。4月24日に届けて以来、
3カ月も放っておいてゴメンよ~。

 小牛田駅までNPOの方に出迎えて貰い(もちろんファーゴで!)活動基地までの移動中にクルマの使用状況を聞きつつ、運転の様子をチェック。運転は丁寧。たぶんNPOで交通法規厳守とか何か通達が出ているんじゃないか。ここのNPOは所帯が大きい割に情報伝達やメンバー統制が行き届いていると感じる。

 ファーゴはレンタカーやリース車ではなく個人からの借り物であることから、汚れや破損の惧れの高い被災地へ出向くことはなく専ら活動基地と最寄駅(東北本線田尻)との間のボランティア送迎に運用されているという。有難い配慮である。

 ざっと計算してみたが、片道3km、往復6km、それを1日4回で24km。1カ月30日フル稼働すると720km/月か。貸与時142,000km、本日時点145,000km強、3ヶ月で3,000kmなので実際にはその他の連絡とかでもう少し走ってるようだ。月1,000kmペース、ほどほどに良いんじゃない?

 たまたま前日、オイル交換をしたそうだ。もちろんNPOの負担。フィルタは「何かあったら使って下さい」と搭載していたものを使用。オイルも搭載品使ってくれて良かったんだけど…シェルのリムラを入れたステッカーが貼ってあった。良いタイミングで換えてくれた。

 ワックス掛けで仔細に各部を見ていたら、前輪(タイヤ)が交換されていた。ショルダー減りかな?パンクかな?AUTOBACSのPBタイヤ、Maxrun。サイズは元のと同じ195/65R15。安物タイヤなのは気に入らないが新品を入れてくれた事に感謝。後輪はDNA-dbのままなので(こちらの方が外された前輪より古い)どうするかなぁ。たぶん、後輪が減ったらADVAN-dbに換え、その時に前後ローテーションだな。

 バンパースポイラーの補修をしてくれていた。「割れがひどくなってたので」ということだったが、持ってきた当初は活動基地近くにも段差があり、何度かアゴを打ったのではないか。FRP補修し、ステーを新品にして綺麗にバンパー同色の塗装をしてくれていた。これまた感謝である。

 狭いところに入る際に停車中のバスのミラーにぶつけて割ったというスライドドアの後窓は、どっかに廃車体があったらしく代わりのガラスが入れられていた。ただし前窓だそうで微妙に合わないとのこと。当座凌ぎには良いがやはり、オーダーした正規品ができたら交換だ。これは秋以降。

 あと確認できた不具合と言えば後ろ室内灯の不点灯、まぁ良いや。玉切れならLEDに換える良いチャンス。それよりもリヤウインドウのフィルムが点々と剥げてたこと。1回だけ何か大物を運んで、その際に傷付けたとみた。これは結局全面張り替えか、我慢か。その他はなし。

 現場往復をしていないというのは、床に泥がないことから本当だろう。上記のようなメンテもしてくれ、かなり気を遣いつつ使ってくれていることが分かり安心した。現地側でも送迎専門のクルマを確保できているのは大変助かるとのこと。リップサービスだとしても嬉しいね。


 町内のスタンドで洗車し(ホイールのブレーキダストを手拭きで綺麗にしてくれた!)、持参したワックスを上面以外に掛け、室内に消臭剤を噴霧して整美終了。やっぱりキレイになるとシャキッと見える。ボランティアの中にクルマ好きが居てこの車を見ておぉスゲー!って叫んでたらしい(何がスゲーのか聞きたかった)。貸し出し当日に貼った各種デカールは日差しにもめげずちゃんと残っております。

 きちんと使ってくれていることが確認できたので、NPOの活動第二期が終了する9月末まで貸与延長することを正式に決定。この間の任意保険増額分(年齢制限緩和)はNPO側の負担となる。東北で夏を過ごし、秋に戻って来いよ~。それまでにもう一度、様子見に行けると良いのだけれど。

 写真は活動基地の(ボランティアが各自持参し設置している)テント村前にて。
コメント (2)
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