日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】浜なつ子著 「死んでもいい~マニラ行きの男たち」(講談社文庫)

2012-05-07 07:04:01 | ノンジャンル
 マニラへ出張したので、関連の本を見つけて読んでみた。

 フィリピンの島々ならともかく、マニラって言うとやっぱりオネーチャンと遊びに行くとか拳銃の練習に行くとかってイメージしかないよねぇ…本書は、まさにそのオネーチャン関連の人物談であり、好き嫌いはともかくとても興味深い内容。

 「安い」だけなら他のアジア諸国でも良さそうなものだが、なぜフィリピンなのか?著者自身も語っているが、本書に出てくるオトコも率直に理由を語っている。やはり国民性、これで片付いてしまうのかな。

 出張途中に街中で見た人々の表情(男女問わず)を見ると、何となく本書中で書かれていることが納得できる気もした。無秩序とも言える交通とか、何も考えてないんじゃないかと思わせる行動とか、でも時おり目にする真摯な表情とか…

 自分がフィリピンに、マニラにハマることはないと思うけど、何とはなしにハマる人が理解できる気はした。あー、あと1,2回出張行かなきゃ。

 2012年4月22日 河口湖畔の駐車場にて読了
コメント
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