2012年5月21日 手抜きな人生

　月曜日、ユーウツな気分で会社への階段を上っていて、「でもオレって結構ラクな人生送ってきたじゃん」としばしば思う。

　いわゆる「勝ち組」には程遠いサラリーマンだけど、「負け組」でもない。余暇を存分に活用し、特に最近は他人様に羨ましがられるような(心の)豊かな生活を送れている気がするが、そこに至るまでどれほどの努力をしてきたことか。

　してきたことかって、スゴイ頑張ったんだぜぇって意味じゃなくて、大した努力もして来なかったなぁと、この歳になって少しだけ反省しつつ思う。常にラクな方イージーゴーイングで来た結果が今だから、誰を恨むでもなし。それどころか、ある意味とても強運な人生だったんじゃないかと誰にともなく感謝したりして。

　自分の人生の中で最大の分かれ道は高校受験に違いない。あそこで安易に推薦入学できる方を選んだのが、その後「易きに流れる」源流点なのだと思う。やり直してみたい？以前だったら「いや、努力なんて御免蒙る」と思ったけど最近「それでどんな人間になってどんな生活を送ることになったか試してみたい」と思うようになりましたねぇ…でもやっぱり、努力するって面倒で大変そう（笑）

　夜は、手抜きな料理にしました。