2014年7月1日 【音楽】TAKURO IS BACK !

　TAKUROってGLAYの？違うよ、吉田拓郎だよ！だったらそう書けよ！ハイすみません、なんか英文タイトルっぽくて良いかなぁと思ったんで。

　全国ツアーを体調不良でキャンセルして、その後ガンだったなんて報道が流れて、実はそのままフェイドアウトしていっちゃうんじゃ…と気にしてたんです、拓郎サン。そしたら年末に突如TV番組に出演し、最近また出てきた。そしてアルバム発売！完治したのか分からないけど、快気の歓喜だわ。

　で、最近出演した谷村新司(ex.アリスですね)がホストの「地球劇場」に登場、なんと２時間番組！これをギター友なタイヤ屋店主が録画していた！いつもは手ブラ(深い意味はありません)で遊びに行くところ、ビールにつまみまで買って「お邪魔しま～す…はよ見せて！」夕飯をご馳走になったところで再生スタート！

　拓郎、歌ってる時はそうでもないけど話し声が高くしゃがれましたね。年齢のせいか、病気のせいか。相変わらずぶっきらぼうで照れ屋なトーク、でも面白い。チンペイさんは元々ＭＣうまくてラジオ番組持ってたし(さすが関西人？)、話を盛り上げたりコメント引き出したりするのが上手い。聴き応えのある対談でした。

　そして演奏。ちょっと意外なのは「落陽」の認知度の高さ。拓郎か北海道ユース旅行者しか知らないと思ってたらあらら、町で年配の方々にインタビューしたら知名度が高いの？もちろん「旅の宿」「今日までそして明日から」「人生を語らず」は鉄板か。もう一つ意外なのは「流星」も人気だったってこと。何れにしろ今どきのフルバンドでの演奏バックでの歌が聴けて大満足♪このバンド、今年のツアーメンバーなんでしょうかね。ちくしょう、チケット買い損ねたんだよう（号泣）

　で、観終わって帰ろうとしたら「これも、観る？」ＢＤ持ってきてかけるとなんと！昨年の小田和正プロデュース「クリスマスの約束」じゃないですか！奥さん、ビールもう一本開けて！(爆)…堪能しました。拓郎と小田は仲良しなので新鮮味はなかったのだけど、やはり彼らのハーモニーは凄いです。この番組ではより一層、拓郎トークが冴え渡っていました。

　吉田拓郎６８歳、谷村新司６５歳、小田和正６７歳。みんなスゲェ。元気づけられた夜でした。やっぱりフォークソングって良いなぁ(笑)

【６月サマリー】

　2014年６月の活動実績です。
　好調なのか低調なんかわからん。

[ライブ]　当月4回/本年累計15回
[展覧会]　3回/回
[映画]　1本/本
[本]　6冊/冊
[拾った空き缶類]　20本/201本

【写真展】ナショナル・ジオグラフィック 写真で見る125年の歴史

　「ナショ・ジオ」の写真は、単品で見て綺麗だとか凄いとか、言ってるだけではいけないと思う。いずれも、強いメッセージが本編に含まれているのだから。とは言え、毎号記事を精読するのはけっこう骨の折れる作業になりそうだ。だから買わない、見ない。たまたま目にしちゃった時は、何を訴えようとしているのか、一般的な論調や批判、それと対立軸にある側の見方、主張についても考えようとしている。

　ずらりと並べられた表紙には見覚えのあるものが数点。有名な「アフガンの少女」など何点かは超大伸ばし、それでも鑑賞に堪える素晴らしいクオリティだ。問題点を、シャープな画像で切り取るスタイルは速報性や臨場感を優先するニュース写真とはスタイルを異にする(優劣の問題ではない)。

　「ナショ・ジオ」の写真を見ると、宇宙を含めたこの世界で起こっている事ごとの膨大さと、自分の関わりあいの薄さを自覚しちょっとイヤになる。

　2014年6月28日　品川・キヤノンオープンギャラリーにて